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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 龍氏が素直でオトナなちょっと虚しさ感じるお坊ちゃまで全国を回ってる頃、明日海さんはコドモの無邪気な邪悪全開つまりはひねくれ一途なお坊ちゃまで小劇場にいらっしゃったわけですね分かります。

 てなわけで『春の雪』を観てきましたよ。青年館です。仕事は途中でブン投げて来ました。明日タイヘンだあ…。

 あえて予習ゼロで行ったので話は何も存じません。あ、いや、そもそも原作のベースが浜松中納言なのは知ってるな。あれ、確か睡れる月も浜松じゃなかったっけ?創作者、浜松好きだなー。あんまり面白くないですけど。日本文学の近代は読んでないのに古典は読んでる変な奴。また読み返したら違うかなー。私もオトナになったしな(笑)。

 面白い。いやむしろ、おかしい。なんだこれ。いやいやちゃんと面白いんだよ。演出がショーっぽいのも含めて。展開にも異存はないよ。駆け足だけど。でもなんだろう、この妙な感じ。うーん?ううむ。面白いのにもやっとする。

 とりあえず、輝月氏が好きだな、ということがよく分かりました。挨拶は役の順で出てくるのに並びは学年順。つまり全然右の方にいてビックリしたよ改めて。宇月氏がいい仕事してます。嬉しいです。きゃ。なところもありました。今日ちょっぴりハプニングもありました。本人びっくりしただろーなー。美穂ねえさんとのシーンが妙に好きです。ヒロイン・咲妃嬢をはじめて見るのでなんとも言えないところはありますが、なんか、…なんか…どう伝えたらいいのか~♪ベンちゃんごっこしてる場合じゃない。えと。つたない。この言葉が最も似合う。ヘタなんじゃない。しかし万事つたない。明日海さんとのシーンが一番良くないってどうなんだ…。悪くもないんですが、良くもない。ていうか、印象に残らない…。ところで明日海さんは打たれたり刺されたり倒れたり巧すぎます。けしからんもっとやれ(爆)。

 今日のタイトルは明日海さんが珠城氏に言うものですが、そんなセリフに説得力がある。それこそスター。まあ明日海さんで清顕さまなんて美しさがすでに物凄い説得力なんですが。タカラヅカってすごいよな。説得力のある美貌が観れるんだぜ…。で、そーんな明日海さん見てたら思考が逸れてネタと混ざって友情とはなんぞや?からフィンウェさんまでいくわけです。通常運転ですね。珠城氏の役は、原作では副主人公っつうか裏主人公つうか(観たので原作情報を解禁してみた)。明日海さんの親友です。親友って、呼んでいいと思うよ。親友とは…ってイロイロ考えましたけど。いや、本多くんのせいじゃない。清顕さまがあまりにアレだからいかんのだ…。

 「わかる」のは天性の結果で、理解するのは理性の結果です。親友とはわかりあってる関係でも、一方的にわかってあげてる関係でも、わからないけど丸ごと受け入れてる関係でも、どれにでも言っていいとは思うんですよ。だけど最終的には理解してるんだろうなあって。わからないけど理解してる(しようとする)んだろうなあ。相互関係でなかったら依存関係になってしまう気もしますが。だから愛との境目が難しいんだ友情って…なんぞと思ったのです。もやもやもや。

 さー明日はとっとと仕事片付けて帰って買い出しだー。

 あっ!今日ってもう11月か!冬支度しなきゃ!………昨日冬用上掛け出したら超快適に眠れたの。とっとと出しとけと言う話。
 ところで私は原作ファンに入る…んでいいんだよね…?まあそうだよな。原作オンリーだったもん、長らく。アニメ観たことないし…。去年外部一回目だけ観たけど。

 てなわけで『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』を観て来ましたよ。宙組公演です。凰稀氏と実咲嬢のお披露目です。

 さて。

 ………………いや、面白かったんです。凰稀氏めちゃくちゃキラキラしてるし。ていうか独立して初めておうちに来たチケットを日にちのみ確認して席番見てないというおまぬけぶりで参りましたぷちっと残業後の東宝。あ?なんだこの席。一階六列最下手。…か、上手の花道が遠い、遠すぎる…実咲嬢ぜんぜん見えませんがな。まあもう一回観るので今日は全体把握につとめましょうっとオペラほとんど出してないのが原因なんですが。うん……観るもの多い…。通ったら楽しいんだろうなあ。下級生まで出番とかセリフあるし。最下手スピーカー前は音響最悪なんで歌はもとよりセリフですらところどころなんやら分かりませんがね(爆)。あと1幕ラストの曲で、編曲の仕方なんでしょうけどネバー思い出して…幕間ずっと頭の中ネバーってどうよ。

 セット及び人の動かし方…つまり演出はさすが小池先生。何も心配してませんでしたとも。…センターで観ると最高なんだよなあ。二階から観ても楽しいだろうなー。最下手じゃ仕方ないわ、声がすれども姿は見えずがたまにあるのは。映像もこの場合正解じゃないかなー。艦隊のない艦隊戦(笑)。大得意じゃないですか。

 キャラ造型もジェンヌですもの。しかも宙組ですもの。何の心配もしてませんでしたとも。さすがですわ。ぱっと見で誰が何役だか分かるのは単なる原作ファンの照合力のなせるワザだと思いますけど。だって銀英伝のキャラ造形は外見特徴+細かいエピソードなんだもん。特に帝国のキャラ立ちはヒトコト表現できるあたり異常に立ってる。

 ………びっくりしたんです。緒月氏に。なにあの可愛いヤン・ウェンリー。叫ぶと見慣れたキタさんでそれはそれで嬉しい。……びっくりしたんです。悠未氏に。どうしたのその色気、パウルさんったら。なのに地味に笑いを取ってるし。ともちんったら。……びっくりしたんです。朝夏氏に。役得と言うには肝心のところが脚本としてアレだったから仕方なくて、じゃなくて私あなたを初めて観るかしら?ってくらいちょ、まぁ君?悪目立ってない、フツウにスターだ(お前も大概失礼だねぇ…)。………び、び、びっくりしたしたんです。したした。伶美嬢…嬢…?…いや氏…?に。あっらーどこの新進男役よ!?なのにフィナーレの本来の娘役姿で見つけられないあたり私の認識力をどうしたら。

 凰稀氏のおハルは原作ほどコドモでも恋愛神経皆無でもありませんでした。実咲嬢のヒルダは言われませんがフロイライン・マリーンドルフであったと思います。いいんだわこれで。だって@TAKARAZUKAだもの。そう、そうなんだよ。イゼルローン獲得に全く触れられてなくても、フェザーンふたりぼっちでも、帝国提督ズが港的オンナと絡んでいても、これはとても正しく@TAKARAZUKAした結果だよなと思うわけです、ある意味で。ところでフィナーレは振り変わったの…?観たかったのになあ。

 ひじょーに番手、というよりも総じて番目が華麗なバランスを見せていたあたり(そしてそれをチェックした挙げ句に正二番手がいないと番目でも上がるんだなとか考えてたあたり)私が勝手にモヤモヤしていた気はしますが、まあ2幕の強引なまとめぶりは、うん通常運転の小池センセだから仕方ないってことで、総合して楽しかったです。

 帰りに階段降りてる時に、どうも原作ファンを連れてきた宝塚ファンの会話が聞こえてきた。「キルヒアイスは役得だよねー」「うん、でも私、ヤンがいいなあ」「◯◯の好きなオフレッサー出てたじゃん」「うん、でも、ヤンが好き」………うん、あのヤンいいよね。と同意したくなったの。

 宙組で身長誤認がひどい話は前(花組観た時ねー)にもしましたが、今日もくらくらしました。緒月氏がちっちゃく見える日が来ようとは。朝夏氏がぽんと突き出て見えない日が来ようとは。ていうかそういう意味でフラットに見えるあたりこの組替え、私的には良かったなあと思いました。番目のバランスがほんとに強引ですが。もう…研究っていうか漠然と思ってる暗黙の了解をちゃんと分析しちゃうぞ。

 そして今日は不思議な気分になりました。ともちんが、上級生の顔をしてるなあ…と。そりゃあそうかあ…もう9年も経つんだなあ…。私が悠未氏を認識してから。私の好きジェンヌのどの枠にも当てはまらない別格好きジェンヌ(笑)。それが悠未氏。あ、ある意味私の好きジェンヌの最大特徴「しぶとい」には完全に当てはまってますが。いやあ私の好きな男役はとかく同期内のラスト3に入る率が高くてだな…。ともちんもラスト1だもんね。ていうかフツーに上級生だもんね。そら上級生の顔もするわな。ほらこないだまでのトップさんがですね、上級生だったもんでですね…下級生の顔してたわなー。わなわなわな。
 『愛するには短すぎる/Heat on Beat!』を観てきましたよ。全国ツアーです。月組です。さいたまです。

 芝居もショーもどっちも再々演なので、ワタクシ先週予習を致しました。芝居はともかく、ショーは2ってつけても良かったんじゃないかなあ。アパのことを思うと…。と思いましたのことよ。予習効果ばっちりっていうか、うん、面白かったです。全ツ演目としてはいいのかな~とか。ちょっと途中でダレるんですけどね、愛短。

 さてタイトルの意味はですね、友人のアンソニーをですね、星男がやるとどうなんのかが分かったというか…ってか初演も再演も星組でやってんのに何とっちらかったことを言ってるんだとお思いでしょうが、いえ、だって、アンソニー、安蘭氏と凰稀氏じゃないですか…あのひとたち私の中の分類ではとりあえず星男じゃないんです。雪男なんです。字面だけ見てるとなんつー話だ(爆)。で、星男イズムは娘役を見つめるまなざしにあり!…………というわけでですね、アンソニー@美弥氏はマジであの後もみつめ続けたままで過ごしてしまいそうな…なんかそれは安蘭氏と凰稀氏とは別の意味でですね、もうマジで恋してるけどそのままっていうそんな感じ?って、別にこれは星男というよりも美弥氏の芸風かもしれませんが(爆)、………うん、龍氏と愛希嬢と美弥氏でやるとだね、まさにラストシーンのままその後の生涯を過ごしそうでだね…。や、愛短って話としてはいいのか、それで。龍氏が予想通りおぼっちゃまだったとか、愛希嬢が予想外に「え、マサツカ芝居の時ってこの声と台詞回しの一部はどこかで聞き覚えが…はっ!星奈嬢!」みたいな感じだったとか、いや、ちゃぴの「ざまあみろ!」はかわいかったんですが。でも水色ドレスなんか違くなかったか…髪飾りは個人的にお気に入りタイプの水色リボン編みこみ系だったんですけど。そしてレモネードにこだわるあの子は花陽嬢で、しかしながら船長@星条氏の…なんていうんだろうねあの興奮症っぽい力み方にマルっと負けてるあたり(笑)。

 ひーとんびー、は。新シーンに笑い転げました。やべー。龍氏&愛希嬢のシーンだとこうなんのか。面白すぎる。そして美弥氏はまさに中日時の明日海氏ポジ。予習効果バッチリ。そして人形系おみあしが綺麗でした。眼福や。愛希嬢のダンスが男役なのがよっくわかりました。カッコイイし(爆)。

 あー面白かった。フフフ。
 フランス招聘版・ロミオ&ジュリエットを観てきましたよ。シアターオーブ♪はじめて♪

 オーブはわりかし良い劇場だったと思います。うん…。なんか惜しいといろいろ思うのは、たぶん無駄にいろんな劇場に行ってるのと、基準が大いに間違ってるからなんだろーなー。ところでR&Jはセットの背が高い、というかキャストが高低差のあるいろんなところに出てくるので、10列目くらいだと首が痛くなります。見上げっぱなしさー。あと海外ミュージカルの原語上演には予習が欠かせません。つか、情報量が多すぎるんだよ字幕まで見てられないけど字幕が気になるんだよ…だって原語の意味知りたいじゃないかー。今回は一幕はほとんどスクリプト邦訳を読み込んでおいたのでじっくり見れましたが、決闘の後はスクリプト持ってないので目も脳もヘトヘトです。そしてベンちゃんをこよなく愛する私は「どうやって伝えよう」の書き取りに挑戦しましたが…世界の王とかヴェローナと並ぶくらいに情報量多い&テンポの早い曲に暗闇の中でメモとりとか…アホか!

 やったけど。だいたい合ってると思うけど。ぶっちゃけメモは何も読めないけど(爆)。

 ……愛だね!

 というわけで非常に面白かったです。もうほら日本で上演したのを見倒してからのわくわく観劇でしたし、私が聞いてるCDは再演版スタジオ録音のなので、キャストが大体同じっていうか聞きなれた感じが(笑)。大公がエロいとかティボルトが可哀想すぎるとかベンちゃんの設定にひっくり返ったり、マーさんは実に1本通ってるなと感心したり、キャピュレット夫人が可愛くて、その娘のジュリエットはもっとかわいくて、ロミオとモンタギュー夫人って実は超そっくり母子ってことでいいかしらと別れのシーンを見ていて思ったり。

 ていうか、このプレ版ロミオとジュリエットって、皆ひとりぼっちな話なんだなあ、と。コミュニケーションが取れてないのも含めて設定まで見ると…いや、ベンちゃんは盲点だった。原作からそこは動かしてないと思ってた…けど確かにどっこにも出してないわな。うむ。家族縁は薄そうだとは思っていたがー。がー。そんなこと言われたら妄想の蓋が開いちゃうじゃないかー。

 あと、ロザラインが名前だけでも出てきたのがなんとなく嬉しいような。原作通りってことですが。あとあと「兄弟って言え」ていうマーさんが可愛かったです(どんな感想だよ)。
 頭がイタイ…。

 ので、こういう時はショーだそれがいいと思いました(どういう解決法だよ/だって芝居だと考えちゃうからああ)。だけどさあ、ウチにあるディスクってショーめっちゃ少ない&限定的なのね。こう、流しておいて時々観て面白いのって…いや、ていうかもう内容覚えてるのはダメだなこれは。そしたら最近録ったのから観てないの…って芝居ばっかりやん。この芝居食いーっ。とじたばた。あ。こんなところにインフィニティ。そうそうそう。これはショー。バウのショー2幕…(爆)大丈夫か!? 私観れるのかそんなもん!? とか思いながら再生。雪バウ『インフィニティ』。

 結論。あ、コレいいわ。とりあえず、頭痛は治まりました(笑)。いやあ…なんか…ビックリするくらい全開・直球・真っ向勝負のタカラヅカのショーでした。最近番手不明だからよくわかんない感じのではなくって、超ピラミッドの正統派。時間が2倍あるからじっくりしっかり色んな場面を展開。でも構成はどう見てもオーソドックスな大劇場ショーそのもの。バウだから銀橋もセリも大階段もないけど。見るんだ!心の眼で見るんだ!見えるだろう、銀橋もセリも大階段もパレードの羽根&シャンシャンも!………ってくらい真っ当な(爆)ショーでした。お気に入りがマハラジャ様なあたり私の好みって本当丸分かりだよな、とか思いますが…。あと半分流し観なので「あ、いい声」とか思って顔を上げるともれなく主演者様が歌ってるとかいう状況に物凄く負けた気分になりました…いや、大好きなんだけどさ。っていうか主演バウとしては正しすぎるじゃんかそれ。大好きですとも未涼氏。つくづく思うに好きな役×好きな芸風=そら好きに決まってんだろ。の計算式が久々にズドーンと来たのが雪ロミジュリのベンちゃんだったと思います。

 ………ていうか私がこれを録ったのは雪組さん勉強のためだったんですけどね。真面目に観るには頭が痛すぎて…いやしかしそれは治ったということは、やっぱ私って雪組好きなんだなって…。最近気づいたけどご贔屓が雪or月出身者にかたよりまくりだって…うん好きだよ、好きだってば。ぶつぶつぶつ。

 さて、痛みそうなかおり梨はうまうまと頂いて、次も…梨かな、時間がナイのは…。明日も梨っと。もう寝よっと。
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