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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 超せっぱつまった挙句に日記に助けられたソツロンではございますが、伊達に文芸学科名乗っちゃいないよってことで、百人一首からお題を作ってみました。今日はそのお題紹介でも…。

百人一首から百のお題(ヒネりなし)

1、私の袖はとにかく濡れてしまう
2、洗濯日和
3、独り寝
4、晴れた日の雪景色
5、物悲しい声
6、夜更けの霜
7、故郷の月
8、憂いの庵
9、年月と身
10、出会い――別れ
11、船を出して
12、もう一度
13、淵に立つ
14、乱れ模様
15、春の雪
16、待っています
17、火色の水
18、夢に問う
19、叶わぬ願い
20、滅びを見て
21、来ないひと
22、嵐
23、月に涙を
24、色づく葉を捧げ
25、繰る道
26、葉の心
27、噂は目を騒がせた
28、かれゆくものは
29、白に惑う
30、夜明けの別れ
31、月光に似た雪の降る
32、絡む葉
33、聖らに散る花
34、長き生
35、かわらぬものを求めて
36、かりやど
37、零れる真珠
38、誓言を破る
39、もう待てない
40、叫ぶ眼
41、歌う心
42、約束は破られないと思おう
43、その後の心境
44、何もなければ悩まない
45、哀れと思って
46、どこへ行く
47、訪問者
48、砕けていく
49、灯火
50、逢えたのだから

 とりあえず前半。ちなみにこのお題は百人一首の正しい順番です。なんであの歌がこのお題に!?…っての、ゼッタイある気がする(笑)。
 昨日に引き続き百人一首をお題にしてみたよ作戦(だいぶ名前が変わってますけど)、後半をお送りします。

51、じりじり
52、朝が来なければいい
53、何故に夜は長い
54、不滅性の愛
55、名ばかり
56、私の願いはただひとつ
57、確認を、どうか
58、忘れない
59、待っていたのに
60、頼りはしない
61、昔の花の咲き匂う
62、鉄壁
63、今はもう
64、夜の白む頃
65、名は朽ちてしまう
66、花よ、共に
67、意味もなく
68、生きながらえたなら
69、錦の川を渡る
70、寂しい戸
71、黄金の風
72、波のように
73、あと少し
74、祈りの行方
75、空しく過ぎる
76、大海原に
77、再会を
78、ひとりきり
79、精霊の梯子
80、乱れた髪
81、いない
82、泣きたくなんかない
83、辛さはどこへも逃がさない
84、昔ばかり
85、来ない朝を待つ
86、悲しむのは月のせい
87、ああ!
88、ひとたびの
89、忍べぬ
90、請いはしない
91、この季節が私を苛む
92、想っている
93、このままで
94、凍える音
95、世を救うもの
96、時は過ぎる
97、焦がれています
98、狭間の季節
99、この地上、この身
100、追憶
 双子怖ェー!!

 ………失礼いたしました。自分で書いておいてなんですが、7人息子の血は伊達じゃないことに今さら気づきました。たまの変態ぶりがあんたら父親譲りすぎだ。むしろそれは視姦してんのか。我ながら書いてて恥ずかしいわ!!っつーかそれを書いてしまった私がほんとに恥ずかしいわ!ぎゃー!!

 出しますー。出してみせますー。需要?知ったことか!(爆)……どうでもいいが一番書きにくいの長兄次兄ってどういうこと。ねェ。まーけなーいぞー!

 今日の百人一首。

 君がため惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひけるかな
 (あなたに逢う為なら命も惜しくないと思っていたけど、あなたに逢えた今では、この喜びの中で末永く生きていたいと思うのです)

 作者・藤原義孝(ふじわらのよしたか)。実は双子。兄は挙賢といいまして、この兄弟ったら同じ日に同じ病気で死んでたりします。おいおい。義孝はベジタリアンだったんですけどね、その理由は「優しすぎて生き物を殺せない」というものだったそうで。……長生きしなさそうだよな、っていうかこの歌も長生きしなさそうな歌だよなー…って感じです。実際21で死んでます。あ~あ。
 今日の歌は喜びの恋歌のはずなんですが、そこはかとなく不幸オーラが漂ってくるのは気のせいでしょうか。君がため~で切られると、「は」か「お」か、とカルタ会場がぴりぴりする一首でもあります。
 こんな切羽詰って原稿書いてるの、4年ぶりです…。なんだかんだ言って、ゼミ誌は結構余裕持って書いたり校正したりしてました…。

 あー、なんていうか、不毛な話を書いてます。どうでもいいくらい私のフィンウェさんに対する偏見と曲解がにじみ出た気がしてならない。そしてまた、美しいものがどのように美しいかを描写するのって、本当に、難しい。……だって綺麗だって思ったもんが綺麗じゃないかー!くぅー!…誰かに事寄せて書けばいいんですけどね、うん…。わかってるんですけどね、うん…。

 あがきます。

 今日の百人一首。

 秋風にたなびく雲の絶え間よりもれ出づる月の影のさやけさ
 (秋風に吹かれたなびく雲の切れ目から、もれ出てくる月の光よ!
  おお、なんという澄み切った明るさか!)

 作者・左京大夫顕輔(さきょうのだいぶあきすけ)。藤原顕輔。昨日紹介しました清輔さんの、仲悪い、15歳しか年離れてない父上です。紹介するに「…かなり率直に物を言う人であったらしい」とか書かれちゃう感じ(笑)。この歌は言ってみれば「秋の月光、やばい綺麗」ってことなんですけど、これを和歌にして堂々と詠み上げ、どうだ!と言わんばかりのこのたたみかけるような語調。(声に出して見ましょう。下の句なんか最後までさっさと行けと言われているかのような素晴らしい流れぶりです)……性格、出てますね。平安末頃の歌なのに、なんですかこの直球ぶり。万葉を彷彿とさせます。
 ちょっと待って待って待って…日々!ほんと待って!

 もういっこ、完成しました。…ふ。それからあとふたつ分の表紙刷ってきました。ぶっちゃけた話今回出したい方と言ってる残りふたつ、表紙を物凄く見せたいというのが本音なのですが、中身が無けりゃ話になりません(爆)。あ、ちなみにイラストではないです写真です。相当異色なのは自覚してます。……うーでもやっぱ出したい。がんばってます。一応(一応って何さ)。

 あああ、ぺらい、ぺらいよぉおおぅ(泣)。やっぱり何ですか、悩み深くなり体力は落ち、年々長い話を書けなくなって行く自分がいます。嫌だぁあああ。明日は唯一の休みなんだが履歴書が、履歴書が私を苦しめる!っていうか作らなきゃならんものがあれもこれもそれもいーっぱい…。あっははは…。なんでこんな堕落しちゃったかなぁ、私…(遠い目)。

 今日の百人一首。

 ながらへばまたこのごろやしのばれむ憂しと見し世ぞ今は恋しき
 (このまま長生きしたら、絶対今のことって「昔は良かったなぁ」って思い返すんだよね…。今だって充分、昔のことって良かったことしか浮かんでこないし)

 作者・藤原清輔朝臣(ふじわらのきよすけあそん)。清輔さんは和歌の家元「六条家」の直系さんです。父との年の差、15歳(笑)。いえ当時としてはフツー…。…かな?(自信ない)。んでこの父とまた仲が悪くってですね、父が勅撰和歌集の「詞花集」作った時に、歌いっこも採ってもらえないとかいう事態が起きたりしまして…んでそーんな清輔さん、後に二条天皇のおゆるしで「続詞花集」っつー歌集を纏め始めた、んですが、纏まる前に二条天皇が亡くなられまして(爆)哀れ「続詞花集」は勅撰集にはなりませんでしたとさ。さ…。んで、「チクショー苦労ばっかだぜ」と詠んだ歌が、これ。

 人は昔ばかり良く見えるものです。…負けるもんか!
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