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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 そろそろ蕁麻疹(笑)。

 『ベルサイユのばら―オスカルとアンドレ編―』を観てきましたよ。月組です。やっとこさ通常版。私が遠征したのは、しかも調子こいてダブルしちゃったのは特出バージョンですので、通常版はこれが初。

 龍氏は安定の龍氏だなあとか(でも今日やったらセリフが走ってた。どーしたんだろ)。明日海さんには説得力より納得力が似合うなあとか、愛希嬢がこのとんでもないキャラで可愛く見えるのはすごいよなあ、とか、美弥氏はやっぱ違う温度があるなあ、革命似合うなあ、とか、珠城氏が思ったより似合ってたまあでもお坊ちゃん似合うんだもんなそりゃ当り前かー!、とか、…………あの場面で姫抱っこするのは(しかも運ばない)のは役名シャロン、って、つまりメルキオールかうわああああ(個人的に思い入れのある役)とか、うん、本役を堪能してきましたよ。ポジションの正解とかね。

 あと、今日も2階席前方だったので、「来る、来るぞ、来るぞぉおおおうわあ来たぁあああ」って気分で目の前にやって来た馬車に微笑みかけてみたりしました。やっぱ凄いわ。

 しかしワタクシ、タカラヅカのベルばら苦手ですので、もう月は観ません…雪控えてるしな。雪でもダブルはしなーいっ。っていうか3回くらいが限度じゃなかろうか私。蕁麻疹でそう。
 ちょっとアレなのでネタばれな感想はつづきからいきます。

 しまった。友人に原作を貸さなきゃ良かった…。
 というのが今の気持ち。だって、私が「すっごい分かりやすいし超ブラック・ジャックしてるし、でもでもこの空気感はタカラヅカじゃなきゃ出来ないぜー!いいもんみたー!やった東京で観られる!」って思ってるのは!もしかしたら私が20年来のヅカオタかつ原作BJファンだから、かもしれないからだ。

 ああああ、出発直前の私に「貸すかどうかは初日を観てからにしておけ…」って囁きてえ。

 てなわけで、『ブラック・ジャック 許されざる者への挽歌』を観てきましたよ。雪組です。未涼氏主演です。初日です。………ええ、ドラマシティです。遠征です。ってか旦那のサヨナライベントが中止になってから8年(正味7年か?)、逃し続けたドラマシティへの遠征のチャンスをついに掴んじゃったよっていう初ドラマシティです。わー観やすい劇場ー!行ってよかった!遠征決めたの1週間前だけどな(爆)!

 昼に書いときました。公演総括感想は「すごくブラック・ジャックしてる。タカラヅカだと思って観ると様子がおかしい。でも面白い」だと。

 面白いんですよ。私コレすごく好き。ていうかブラック・ジャックってこういうものなの。タカラヅカでやるなら更にこうであるべきだと思うの。大好きだー!

 って何故思ったのかを今のうちにつらつら書いとこうと昼間チャリ漕ぎながら思いました。東京で観る頃には舞台も私も変わってる気がするもの。

 そもそも、ブラック・ジャックってある意味タカラヅカに向いてる作品だと思ってます。なぜなら手塚先生渾身のスター・システムが炸裂した、お祭り作品だから。そう、ブラック・ジャックってお祭りなんです。タカラヅカスペシャル的な……いやもしくは周年行事公演の特出的な?そもそもチャンピオンから漫画家生活30周年の特別企画で始まったとゆーメタ的事情はさておくにしても、手塚作品をたくさん読めば読んでるほどニヤリと出来る絢爛豪華なスター・システム。ってスター・システムがなんじゃらほいか。ヅカファンで手塚作品読んでてブラック・ジャック読めば一発でわかる。◯◯という作品の●●というキャラクターがブラック・ジャックの話の××というキャラとして登場するんです。つまり、『鉄腕アトム』の「アトム」(役者)が[井佐男]というキャラ(役)として出てくる……各キャラクターを役者としてとらえ、ブラック・ジャックという作品にゲスト出演する。…そういうのがスター・システムです。あ、wiki見ればよかったのか。【同一の作家が同じ絵柄のキャラクターをあたかも俳優のように扱い、異なる作品中に様々な役柄で登場させるような表現スタイルも、スター・システムと呼ばれるようになった。】てなことで。まあ手塚作品はどの作品もスター・システム使ってるんですけど…ブラック・ジャックがすっごい豪華なだけで。

 お祭りだ、というのはスター・システムの豪華さもさることながら、テーマはしっかりしてるけれども重すぎず、かといって笑いに走りすぎてもいない、「シリアス?コメディ?」な空気感にもよります。他の長編にも手塚先生ちょこちょこお遊びを挟んで来ますが、基本1話完結式の連作短編とは根本から尺が違う。お遊び頻度は高い。と言える。だから読みやすいし、読後感もちょうど良いんですけどね。

 で、タカラヅカではブラック・ジャックはそもそも1994年に『ブラック・ジャック 危険な賭け』として上演されてます。大劇場の本公演。花組。主演・安寿氏。ワタクシその94年にタカラヅカにハマったもので、ブラック・ジャックには間に合わなかったもののビデオのリピート回数がヤバい状態。だって大好きなんだもん、あの作品。

 大好きは大好きだ。どっちがどの程度好きかとか言えない。ってか比べられない。だって『危険な賭け』と『許されざる者への挽歌』は決定的な違いがある。……作品の立場が違う。というか、ハコの違い、主演者の立場の違い、そういう事情が明確に出た仕上がりだったなーと思います。何が言いたいかというと、1994年の大劇場公演『危険な賭け』は比重が「タカラヅカ」にある。2013年のDC公演『許されざる者への挽歌』は比重が「ブラック・ジャック」にある。そういうこと。

 そして私はヅカオタでBJファンだー!つまりどっちもスキだー!

 後はアレですね、話も登場人物も全然違うし、比重もだいぶ違うので、明確に比較(爆)できるキャラクターが主役しかおらんのですが、同じく芸風「クール」と評されることの多い安寿氏と未涼氏ですが……うん決定的な違いが出たねー。ヤンさんの方がとんがってて、まっつの方がへたれなんだ。あ、ヤベ、どっちのファンからも殺されそうなこと言ってしまった。すいません私も両者のファンですホントです…。

 ネタばれしない程度にぎゃーぎゃー叫んでおきますと、そらまっつの歌声で変わらぬ想いは聴きたかったんだがまた大盤振る舞いだなーでも短縮版だな仕方ないか2番の歌詞はそぐわないもんなー!とか。ともみん熱いぜあっつあつだぜ色んな意味で、ってか一幕思い返したらお前に全部持ってかれたわコンチクショー、とか。きゃびぃがバッサリすぎて涙が出てきた。とか。ホタテ君が美味しい。嬉しい。とか。咲ちゃんおっまえ王道やなー!とか。あゆみちゃん有難う!とか。ザッキー・スパイダー…げふげふ。いや、何でもない。とか。せしこ最早アレは怪演と言っていいか。とか。ゆめみ姐さんのその呼び方にときめきましたすいません原作ファンで…。とか。まなはる…。ま な は る … ! とか。そして私桃花ちゃん初認識なんだよごめんね!ピノコかっわいいー!とか。

 そういう感じで。

 しかし昼も叫んだけど拍手しづらかった。初日の緊張感もありーの演出上やりにくいわーもありーの。そして1幕の終わりは私泣いてて拍手出来なかった(え)。涙を蓮の上でパンダがくつろいでる手ぬぐいでぬぐうのに忙しかった(爆)。いや当然主演者にちなんでわざわざパンダ柄の手ぬぐいにしたわけだが(おい)。あ、ちなみにパンダ被ってる愉快なキューピーは案の定外れました。私のくじ運じゃー当たらないよなー。母上の友会席だったら当たってたかもしれないけどなー。泣いてた理由は説明しづらいんだが、今考えてみるとどうしたって原作ファンの魂の発露だった。あーいたたた。

 あ、そういえば初日のごあいさつでド緊張のあまり(もしくは噛みを恐れるあまり…)時間軸を10年もずらした未涼氏がいましたよ…。「1993年のTCAから10年」って、93年ならあんたまだ入団しとらんがな…(ていうか『危険な賭け』も上演しとらんがな…)。正解は2003年ー!まあそこで「10年」をやったからBJの影がやれたんですけどね…。

 いやあもうホント、観に行っといて良かったわ…。私東京で観る予定の日の前日に中日に遠征するんですよ。絶対東京でコレ初見だったらツボすぎて中日の感想が吹っ飛ぶ。ちょ、贔屓のプレお披露目なのになんてことだ!だから今のうちに考え尽くしておく!回数観るよりもあの1回を記憶に頼って考え尽くしておきたい。そんなわけでネタばれ全開の考えすぎ感想はつづきからGO。
 プレプレお披露目なので遠征して来ました。0泊3日?(ていうのか?)夜行夜行…フ…フフフ…フ…。

 というわけで月組『ベルサイユのばら―オスカルとアンドレ編―』を観てきましたよ。壮氏がアンドレに特出してるので玉突き役替わりが起きてます。絶対忘れるからメモっとこう。龍氏オスカル、壮氏アンドレ、明日海氏ベルナール、美弥氏ジェローデル、珠城氏アルマン、宇月氏シャロン…ていうか、宇月氏のシャロンてメルキオールのことか!メルキオール、なつかしいなあ。壮氏の初ばら06年、漢オスカル編(タイトル違う)の役ですよ。観たか記憶にないけど。初恋ジェンヌの退団年だから魂抜けてたもん、私。

 ばらなのに、面白かった。

 それが率直な感想(爆)。元々ばらには期待値が低いのですが。ベルばら名場面集―編集:鈴木圭―ってタイトルでも良いかもなと思う(おい)。わかりやすく「ここから名場面ですよ!」なので…うん。まあなんか1幕の終わりは幕が閉まってきて「ええっ!?」ってなったり2幕の終わりは勿論知ってたけど、まあ、アレが飛びまして「うわぁっ!?」ってなったり(SS席からあんなに上向くことって起こりうるんだね)、フィナーレのボレロはなんていうか…えすえ…んん(ゲフゲフ)……うん、まあ、私の脳裏のボレロって史上最も色気のないタカハナだからな!そらあそれに比べたら!あと下→上の滅多にないパレード銀橋渡りきりを拝めたので、プレプレだーって遠征したかいが実にあったと言えるでしょう。私、私、今年は壮党(爆)であることを隠さない!(今までも隠してなかったじゃん…)

 私とんとばらには疎くって、01年は星宙両方観たんですが、06年は雪観たか記憶になく、星は観てないという。しかしながらプチ池田文庫になってる我が家、資料だけは無駄にあるという。そんな状況。ああ、収集癖があってよかった(笑)。帰って来てから脚本読み返ししたら、今回のはベースは06雪で、ところどころ01星で、ちょこちょこカットやら話すひとの変更やらあり、そして新曲新場面あり…うん、面白かったよ。

 面白かったんだけどさあ…。

 私が観たのってすごーくイレギュラー版じゃない?特出だし玉突きだし。でも面白かったし、各人役にハマってて良いな、と思いました。ので、通常版っていうか、まあ通常版でもまーた役替わりあるわけですが、ええと、玉突きが少なくともなくって皆が本役やってる時が…想像できなくなってしまったのですよ。んで、困ってしまった。もういっそ通常版観ない方が良いのか!?良い思い出としてそっとしておくのが良いのか!?

 だってねえ…。一番破綻してるのがアンドレなんで今回の脚本…。ある意味で壮氏で本当に良かったなあって思っちゃったんですよ。壮氏って、無意味な説得力があるよね(なんて言い方だ)なんだかんだ言ってヤツはアンドレ先輩ですので。3回目ですし。まあ、オスカルの愛し方をココロエテおります(爆)。まあもちろん私心の中で突っ込みましたが「あんたナニ様トップ様ー!」もう、うん、そこは悪しき伝統なアンドレの軍服が…だね…。うん…そこが一番気になってだね…。

 あとなんかバスティーユでは嫁だか誰だかをライトの暗い隅っこで地味にわざわざ姫抱っこして助ける宇月氏とか(これ玉突きだからなのか、いつもなのかそこが気になる)、このソウルメイト夫婦め!と思ったベルナールとロザリーのせいでオスカル様の最期に涙した、とかイロイロ間違った現象が起きておりましたワタクシ。

 龍氏のオスカル様は女子なので、女々しくて女々しくて…いや、いいんだってば女子だから。とか納得いった分、なんとなーく01星時を思い出しました。いや、01星の稔氏オスカルは「女性」だったんだがな。働く女性な。ほら、06雪の朝海氏オスカルは漢でさ…。しかしそれにしても鈴木センセ、その台詞、言わせたかっただけだろーっ!! 愛希嬢への愛っていうかむしろモエを感じます(爆)。あとお約束は新場面であろうとも入れ込むべきというまさにお約束なのだなと…。

 そしていつばらを見ても思います。クリームたっぷりワッフル。食べたいなって…。フフフ…フ…。
 動きたくなかったんです。だから刀をお休みして、映画に行ってみました。

 人生初レミゼ。

 レ・ミゼラブルという話を私は読んだことがなく(ちょっと嘘……むかーしむかし図書室で一節だけ立ち読みした…「ああ無情」ってタイトルの…だからたぶん岩波少年文庫版で、しかも当時の私にわかったのはジャン・バルジャンてひとが銀の燭台を盗んだけど改心したってことだけだった)、しかしながらミュージカルを多少なりとも観ていますとあちこちで各人の芸歴に出てくる名前、それがレミゼ。レミゼのあの役そんな役。マリウスだーアンジョルラスだーエポニーヌだーコゼットだー。そりゃあもうあちこちで。

 で、観てみたら3曲知ってた。これって多いの少ないの?

 初めて体感してみたわけですが、この本の虫な私が小学生当時なぜそこだけ立ち読みしてその後手をつけなかったかがよくわかりました。

 とても面白かったです。良い映画だった。良いミュージカルだった。だが私は二度と観ない。

 ………だって私、この話キライだ。

 まあそれはともかくとして、原作は1回くらい読もうかなぁと思います。きっとミュージカルになった時に色々変わってるだろうし、映画ならではの改変もあるんだろうし。舞台版知らないのでどこまでわかるか謎ですが。

 たぶん映画ならではの演出なんでしょうが(だから舞台観たことないのにそーゆーこと言うのかいお前さんは…)、なんでも持ち上げるジャン・バルジャンが「成し終わった」感じに荷を持ち上げられなくなるとことか、縁を歩くジャベールさんとか、市民の家具のバリケードなのにな…とか(“夢”に繋がるわけですが)、荒んだ時の教会の光のうつくしさとか、神の眼とか、お守りにしてはあまりにはばったい燭台しかもふたつとか(ちゃんと使ってるしさあ)、……気になってます。でもモイッカイミタクナイ。いや、場面ちょこちょこと飛ばし観なら…。でもまあいいか…。

 いいだろう、そんな作品があっても。

 うん、なんて言うかさ、日本人で良かったな~って思ったんだよ。いろんな意味でさ…(爆)。

 日本人で良かったと言えば、念願のBlondelでチョコ買ってきました。お年玉よありがとう。なんで日本人で良かったかと言うと、ブロンデルの初海外店舗がこの日本の銀座だからです。……スイスのローザンヌだもんな。バレエにも縁のない私にはかなり遠い地の憧れショコラティエだったわけで…。ちょうど去年の1月にオープンしたんですよ。いつかカフェにも行ってみたいです。鼻血の出そうなお値段ですが、値段に見合ってすんごい美味しいです。うふり。
 タイトルは別作品ですがどうもただ今っ『ホビット』観てきましたよ。

 死にました。

 っあー!もうっ!ダメだ!私来週通ってしまう……仕事帰りに…。だって映画館の立地が悪い!あああもぉっ!

 って感じに大興奮して終わった瞬間に「どうしよう私今すぐこれもう一度観たい」とか口走りましたよ…

 いやあ、死んだわ。

 スラ様の冠は最初春で次は冬?とか、つかトナカイ?とかトーリンの可愛い所はそのままにツンデレぶりを可愛くそしてかっこよくあっこれボロミアさん現象だ…!とかってか出だしあの日かよ、あの日なのかよ、あああフロドあの日の服装であの日の本…!お茶じゃなくて夜だけど皿洗いの歌!冒険行っちゃう!つかビルボってばトウック顔ー!ドワーフ兄弟たちがいちいち可愛い最年少特に周囲から心配されまくり(仕事できるけど)、トーリンこう見ると君は王子だねっていうか私アウレに「君のドワーフが可愛くてかっこよくて実にけしからんもっとやれ」って言ってやりたい。ラダガストおまえええ!それじゃガンダルフに、あの怒りんぼガンダルフに変な奴扱いされるし、サルマンに「ヤクやってる」扱いされちやうよおおい!ガラ様無双はフインウェさんの孫だと思えばなんら疑問に感じない残念なワタクシ通常運転。エルロンドはこの頃自分でオーク狩り行ってるんだなあ、双子は別働隊かなーとか考えたり。あと谷間の国がまた違う感じなのとスマウグのしっぽとおめめが可愛く思てきた私は順調に相方(メルコ大好き)に染められてる気がするそれでも良い!楽しい!ところでアーケン石小さくないかいアレ、アレじゃあきっとシルマリルはビー玉サイズだな!(爆)

 はー。帰ったら指輪観よう…。
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