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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 今日の日記、ほぼ丸ごと拍手のお返事です(爆)。

 いえ、お返事するならば、ヒトコトで、「そうです!古事記だと「目弱王」表記、日本書紀だと「眉輪王」表記ですね♪」なんですけど。すっごく語りたいこと出てきたので丸ごと(おい)。

 えー、今月20日の日記でもぶっつぶつ言ってました安康天皇マエズロス変換話。あれ、コトの発端は昨年の6月1日までさかのぼります(マジで!?)昨年6月1日、教職国語の授業で古事記の中のマヨワノ王の変を復習っていうか予習っていうかをしていた私、一読した時にものの見事に脳内で親戚関係がごっちゃになりまして(爆)一番わかりやすいのはノルド王家置き換えだよなーと思ったわけです。で、あくまでもマヨワノ王の変のみ(つまり古事記の「安康天皇」の一、二だけですね)のテキストをほいっと読んではいっと理解するために変換を行いますと…兄弟順とか書いてないから(爆)見事に安康天皇がマエズロスになりましたとさ、というオチでした。

 ………その時の授業は脳内変換それで、しかも単純に出てきた順に兄弟あてはめていったら雄略天皇がカランシアになって、マヨワの変で出てくる臣下の家及びそこん家の姫(許婚)が丁度良くハルダドとハレスになったりしてすっごい辻褄合ってて面白く私は乗り切れたんですけど…。(考えてみてください。登場人物が増えるたびにあわあわしながら兄弟ズラしてみたりする私の必死の姿を…そのまま理解しろよ(笑))

 しかし、授業も終わって勉強でなしにむしろ好奇心で古事記をおとなしく読み直して見ましたら、その部分だけ読んでたら気づかないところにちゃんと気づきました。つまり、安康天皇は允恭天皇の第3皇子だったことに…(爆)

 しまったぁああ!ケレゴルムだったかぁあ!(笑)

 允恭天皇(19代)、5男4女、全員皇后さんに産ませてて、どんだけ妻ラブなのかとビックリいたしましたが(2~6代目くらいまでは妻ひとりとかあるけど、こどもいても3人くらいだし…。9人。9人て)、ええつまり、5人の皇子は全員同母兄弟なんですよ。9人兄妹全員同母なんかにした天皇って、このひとだけじゃないですかねぇ。いやもう。ほんとに、どんだけ妻ラブなの。

 で、同母の5人兄弟、うん、じゃあ、末の双子は傍観しといて貰って、改めてフェアノールさん家の兄弟で当てはめてみますよ?(ぶっちゃけ妹がいないと成立せんのですけど、…まぁいいか)。マエズロスがカルノ王(うわぁあああいきなり何か微妙な!)(失礼な…)、マグロールがクロヒコノ王、ケレゴルムがアナホノ王(安康天皇)、カランシアがシロヒコノ王、クルフィンがオオハツセノ王(雄略天皇)。…ということは、ノルド王家変換でマヨワノ王の変!はこうなるわけですか。↓

 そのいち オオクサカノ王(フィンゴルフィン)とネノ臣(サウロン)
 天皇のケレゴルムは、弟のクルフィンをそりゃもー可愛がっていたので、お嫁さんを貰ってあげよう!と思いました。んで、叔父のフィンゴルフィンの所に大臣のサウロン(なんでサウロンやねん)(だって行動的にぴったしなんだもん…)を使いに出して、「あなたの妹のイリメを弟のお嫁にください」と言わせたら、「そんなこともあろうかと思って大事に育てましたよー♪」とフィンゴルフィンは快諾。快諾のしるしに贈り物をサウロンに持たせて帰らせたらサウロン贈り物を自分のフトコロに入れ(笑)、ケレゴルムに報告して言うことには「フィンゴルフィンは「お前のとこの弟なんかに妹をやるもんか!」って剣を抜きそうに怒ってました」と。ケレゴルムはムカついてフィンゴルフィンを殺すと、奥さんのアナイレを自分の奥さんにしてしまいましたとさ。(えー)

 この「妹をやるもんか!」の台詞がまたふるってましてね~。「己が妹や、等し族の下席にならむ」て言うんですよ(いやサウロンが勝手に言ったことだから!)「私の妹は同族の者の下敷きになどなるものか」ですよ。……古語にときめくの、こういう瞬間です(爆)。
 さて、つづきに戻りましょう。

 そのに マヨワノ王(フィンゴン)(いや、トゥアゴンでもいいんだけどね…)
 で、その後、フィンゴンがななつの時でしたけど(ななつ…)、ケレゴルムは昼寝しながらアナイレに「心配ごとがあるんだよな。フィンゴンが大きくなって、フィンゴルフィンを殺したのが私だと知ったら、復讐しようって思わないかな…」などと愚痴っていました。しかしなんと、その御殿の床下でフィンゴンはその話を聞いていたのです!(高床式ですから)(床下で遊ぶなよ…しかもひとり。さみしいこだ)というわけで、フィンゴンの行動は迅速でした。そのまま寝ているケレゴルムをさくっと殺り、臣下のツブラオホミ(…カランシアがオオハツセだったらハルダドで決まりだったのに…)の家に逃げ込んだのです。
 さて、ケレゴルムが殺されたと聞いて怒り狂ったのはクルフィンでした。とりあえず、まずはマグロールの所に行って「ケレゴルムが殺されましたよ、どうしましょう?」と相談にいったら、なんだかテキトーなあしらいをされました。ムカついたクルフィンはマグロールを殺してしまいました(きゃあ)。その足でもひとりの兄、カランシアの所に行きましたがやっぱりテキトーな対応だったので、やはりこちらも殺してしまいました(おおおおい!)。
 クルフィンは軍隊を率いてフィンゴンの隠れてる家まで行って包囲をしましたが、なんとまぁ、そこは自分の婚約者の家じゃないですか(びっくり)。「もしかして、この家に私の言い交わした娘がいない?」と聞いてみたら、父のツブラオホミ出てきます…。「娘のカラヒメはもちろんあなたにお仕えいたします。私自身がお仕えできないのは、戦に勝てないのはわかっておりますが、私を頼って来てくださったフィンゴンさまを見捨てることが出来ないからでございます」とな。で、ツブラオホミとフィンゴンは自害してしまうのでした。

 ううん、ほんとに、オオハツセがカランシアだったらハルダド&ハレス親子で超ぴったりだったんですけど。クルフィンの奥さんの名前わかってないしさぁ…。
 以上が「マヨワノ王の変」な部分であります。

 どうでもいいんですけどっていうか↑部分には微塵も出てきませんが、兄弟順でおとなしく当てはめたらマエズロスに当てはまるカルノ王ですけど、彼、有名ですけど、何で有名って、同母の妹と恋仲になって皇位を逃したので有名なんですよ(爆)。悲劇だ(はい?)。まだアナイレぶんどるマエズロスの方が想像つく…(そりゃーろめでは非常に微妙な関係ですからねあのふたり)。

 ……変換でじたばたしたおかげで、もう二度と兄弟順間違えない自信がありますが。素直にあてはめると行動がそぐわなかったりぴったりだったりして、困るものです。変換。……まあよく古典は変換してきゃーっとなってるわけですけど。相聞でうふうふするのもそのへんです。髪にまつわる相聞とか見つけて昨日はきゃあきゃあしてました(……。)。ああ、世の中にはネタが満ち溢れている。
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