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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 ヒネりが入る。や、万葉集は基本的に「そのまま読んで意味が分かる」直球さが保ててればいいと思ってますけどね?(文法的にわからない単語は免除)(修辞法が激しくなきゃ良いのです)……何故か、フィンゴンネタに引っ張った歌を良く確かめたら家持さんがすごく多かった…。や、スキですよ家持さん。あの多情一途なあたり(それって)(あくまで万葉集からの印象です)(おいおい)。実際話に出来てるのは家持さん以外が多いですが。うん。

 …………それを書いてる場合じゃないのは重々承知なんですが、どう頑張ってもフェアノール/フィンウェにしか変換できない新婚さんの相聞が物凄くいい感じで回ってます。っていうかフィンウェさんは何ですか。ツンデレっつーには女王ですけどあのひと、ツンとデレっつか飴と鞭もしくは誘いと天然のバランスが奇妙すぎてもう何が何やらわかりません。ううう、ち、ちくしょぉ(泣)。最近…特に…自分の孤立ぶりを自覚して軽くやさぐれはじめました。けっ。あ、でもフィンマエは好きです。

 そして相変わらずのつまみ食い原稿書き。だからどれかに絞りなさいったら。やっぱりギムリに走って癒されるのでした。っつか、レゴラス&ギムリのアマンで赤毛エルフ捜索大作戦みたいなことになってるんですがどうしたらいいんでしょう。基本的にアマンにいるはずがない方々には何かしら制約かけなくちゃな~とか思ったので(てかそういうのがヴァラだと思うんですよ、普段いかにぽえーっとしていようと(いやほややんなのはマンウェだけだから))、ああいっそ「向こうから質問されたことしか答えられない=情報制限」とかでいいかなぁとか考えてました。質問好きな好奇心旺盛なひとだったら何の支障もない(ビルボとかさ)。

 今さら常識だと思っていたことを原作読んで見つけると「ほぇええええっ!?」とすげービックリします。人間の記憶力と思い込みはあてになりませんな(思い込みは最初からあてになりません)。仕事でメモ魔になってると褒められますが、しかし、私の自分メモは確実にひとには見せられない…。ネタ帳の方がまだマシな時ありますし。

 しかしそうやって原作読み返して何やってるかというと、創作する上での説得力を探しているわけで、それって二次創作ならではで、かつ、それって限りなく論文制作過程に似てると思うわけですよーってのが卒論テーマ、だ、が、しかし、書いてる暇がない…。資料…。どうしよう…。しかし創作1本で逃げるのはなンかムカつく…(半端に高いプライド)(ウチの学校は卒業制作1本でも可です)(超ありえねぇ)。

 HoMEがありかつその情報を半端に採用している以上、刊行版に頼りきるのはどうかと思いつつ、そこの揺らぎもまた実際の歴史のようで好きですね。正史とされるものと伝承で残り受け継がれるもの、といったところ。目下すげー引っかかりかつ悩みに悩んでいるのは「王権」に関してですだってこれフィンウェさんに関わるんだ…!(突然いつもの調子だな!)新版シルマリルP199後ろから7行目の段落をどう解釈するかって問題だ、ああそうだとも!フィンゴルフィン家って断言されてるしさぁ!ついでにアレですよね、刊行版シルマリルにてたったふたつの(いや、あるだけかなりマシじゃない?)フィンウェさんの台詞(これどっちも超いろいろ考えすぎて疲れた)(勝手に疲れるな)のふたつめ、あの丁寧っつーか実は気安いのかっていうか「慇懃無礼」を見事に表したかのような、某火精との血の繋がりを如実に感じさせるあの台詞、翻訳非常~にスキですけど、まぁ原語をものすごく噛み砕いたら「私、王じゃありませんから~」つってるアレがかーなーり、関係してきて、っていうかフォルメノスだよフォルメノスが問題ナンダヨこんちくしょー…ってな感じに煮詰まりだすわけです。

 煮詰まってます。だれか話してください。ていうかイベントでそういう系話してても良いんですよね…!(ぱあぁ)(その前に原稿ー!!)

 とか言ってたら、小学校時代からの友人とひっさしぶりに会いました。玄関先でしゃべくれば思い出話がわんさと飛び出ます。っつーわけで、小学校5・6年で覚えた百人一首、悠樹的噛み砕き講座始めちゃいます(マジで!?)。

 山里は冬ぞさびしさまさりける人目も草もかれぬと思へば
(山の中の村ってさ…冬なんかになると…もう…ひたすら淋しいよね…
 だって来る人もいないし、ちょっとは目をなぐさめてくれた草も枯れちゃうんだもん)

 作者、源宗于朝臣(みなもとのむねゆきあそん)。とにかく淋しい歌です。百人一首の中では珍しく冬の歌。なーんでこんな淋しいぜ…ふっ…な雰囲気かというと、そりゃ彼が帝の孫っつー良いお生まれなのにも関わらず、臣下に一度なったが最後、出世できないわ貧乏だわでどーしようもなかったからです。そこで宗于あるとき、時の帝に歌をおくりました。おいらを偉くしてくださいっ!歌に託した思い。しかし帝はというと「なんじゃこりゃ。意味がわからん」とぽいっ!
 ががーん…。
 そーゆー気分で目にした冬の山里。うわチクショウ余計に淋しいわっ!

 ちなみに和歌修辞法的に言いますとこの歌は「離れ」と「枯れ」が掛詞になってまして、人目も離れ(人が来なくなり)&草も枯れ、とゆーのを引っ掛けてるんですな。ここテストに出ますよ(何のテストだよ)。明日からも続きます。忘れなければ。
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無題
きょうフィンウェが定義したいです。
でも、ネルヨと暫定した。
BlogPetのフィンウェ URL 2007/09/24(Mon)14:32:50 Edit
一応段階ふんでるわけね
定義したかったが暫定した。
……何を定義したくて「ネルヨ」に暫定することになったのか。
お知恵ちゃん、…深いね(爆)。
【2007/09/24 19:27】
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