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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 秋風、お月見、団子とタンゴ、鬼が踊ってるかもしれません。

 中秋の名月だと言うので浮かれてお団子…が売り切れていたので白玉粉で白玉作って食べました。皿に積み上げて、お供えする相手はいませんから…お知恵ちゃ~ん。君、日記に「おなかすいた」などと書くでないよ。私が構ってないみたいじゃないか!(笑)

 母上に「月見だから団子食べたい」と口走った舌の根も乾かぬうちに、帰り道「ああすっごい月が綺麗」と思ったくせに、本日が中秋の名月だとさっぱり忘れきっていました。家に帰ってきてしばらくして「あ、そういえばお月見だった。綺麗だったな」とか考えて…おいおい。

 団子からタンゴを連想したんですが、赤鬼と青鬼のタンゴは、出だしの歌詞からすると冬の歌…なんですかね(爆)。

 さて、本当は百人一首のご紹介、私が小学生の時実際にやった順番にしよう、と思ってたんですけど…ドコ探しても見つからんのですよ、100首やった順通りに書いたノートが(爆)。どこいったんかなぁ…。というわけで軽くあきらめて(わりと簡単に)、本日は中秋の名月ですから、お月見してる歌を、ほれ。

 月見ればちぢにものこそ悲しけれわが身ひとつの秋にはあらねど
 (今夜こうして月を見上げているのです。すると、いろいろなことが思い浮かんできて、むしょうに悲しい気持ちになるのです。
 ……何も、私ひとりを悲しくさせようと、秋がやってきたわけではないのですけれど)

 作者、大江千里(おおえのちさと)。男性です。ちさとって、女の子でもイケる名前ですよね。現代なら。この歌は、ラブラブまっさかりだったのにいきなり行方をくらましてしまった恋人を、月に偲んで詠む…って感じだそうですが、好きあってたのにいきなり去ってしまった…。夜逃げでフラれるってどうなんですか(爆)。しかし千里さん、未練たらたらです。好きだったのねぇ…。

 わが身ひとつの秋にはあらねど、に軽く自嘲っていうか自虐入ってますね。「いやさー別に俺悲しくさせてやるー!って秋が来たわけじゃないんだけどさー!ちくしょう悲しいぜー!」って感じ?(おい)

 ………百人一首で「月」と言ったらほぼ例外なく「秋の月」なんですが、いくらなんでもこの歌の月は満月ではないでしょう。三日月とか半月でもなさそうですが。綺麗な月でしょうが、月見て浮かれるのはきっとうさぎだけですね。おそらく。
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