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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 『忘れ雪』を観てきましたよ。雪組青年館特別公演…一言で言うなれば、『カラマーゾフの兄弟』の裏番組です(笑)。あっちに出てないメンバーがこっちに出てます。

 いやあ、面白かった!話が、超王道ピュアラブストーリーなんですよ。フラグ立ちまくりの伏線はりまくりのお約束満載ストーリー。来てほしいところに来る。なんて爽快(笑)。こだまっち(※演出家・児玉氏)は演出はいっつも素敵ですが、脚本がなんだかいつもとんでもないので、当たればすごく面白いのに外す時はぼろぼろです。そんな彼女がついに、とうとう、原作つきに(笑)。……結果は大分花マル系だと思われます。だって面白かったんだもん。イケメン鑑賞してる間に終わったとも言うが。

 とりあえずチケ代のうち2千円分くらいはこの場面にかけてもいいやと思えた、桜木(主役)と鳴海(2番手)の掛け合いですが、普通に笑った(桜木に可愛いコが告白してもすぐ振ってしまう件について)「男子はお前のことホモなんじゃないかって言ってた。もっとも流したのは俺だけどな!」とか(鳴海んちに招かれて行ってみたら捨て猫がみゃーみゃー鳴いてて餌もちっとも食わんと困り果ててた鳴海に対して)「だってお前がやってたのは明太子。猫は食わない」とかはバッチリ原作にありました。これから読みます(そこチェックしたんかい!)。

 ところで原作読んでたら絶対思わないであろう笹川→鳴海→桜木の流れをひしひしと感じたのは役者のせいですかね。当たり前ですね。

 腐った話はともかく、あんまり話が超王道突っ走ってるから原作はいったいどんな小説なのかと買っちゃいましたようっかり。そしたら予想外の分厚さで、中身もかなり読んで面白い重厚感で、予想外に良かったです。わーい。なんか、普段経済犯罪小説を書いてる作者が突如書いた恋愛小説だそうで、うん、それならこんな王道ぴゅあぴゅあラブストーリーも納得です。筆力がある方が物語の骨組はスッキリするのよねー。

 そんな小説原作舞台化の成功例を観つつ、思い返すに失敗例(?)はカラマーゾフの兄弟も宇治十帖も似たようなもんだな…とか思いました(爆)「いまいち」と思ってしまうあたり。原作あり舞台化がフツーに続きますが…(次は大王四神記と逆転裁判)。

 ところで私今週はずっとチーム・バチスタを…延々と…海堂さんの小説…つまりは桜宮市シリーズを読んでたんですが、バチスタ、ナイチンゲール、ジェネラルときて今日ジェネラル・ルージュの凱旋を読み終わったりしたのです。んで、そこまで読んだら感想を書けとseigaから厳命されてまして…。だけどさ、あのさ、私今日観てたのがそんな小説舞台化成功例だったからかな、「ジェネラル・ルージュの凱旋」はハッキリ言ってタカラヅカで舞台化しちゃえば?とか思いました。や、できるよ、たぶん。すっごいぶちあげ型ロマンだもん。ていうかロマンチックだもん、やたらと。

 解説で言及されてましたが、確かに京極夏彦的キャラ立ちのハッキリしたシリーズ形式なので、非常に感情移入がしやすいというか、続けて読みやすいです、桜宮市シリーズ。そんなわけでとっても楽しく読んでます。私の一番好きなキャラは誰かなんて超わかりきったことなので言わないことにします。好み考えたら丸わかりでしょ…(笑)(自覚あるだけに少々ヘコむ(爆))。

1月24日(土) エアルウェン
 頑固さんと帰ってきてみたの。これで義父上とフィナルフィンがいたら、トゥーナの一族大結集ね。呼んじゃおうかしら、フィナルフィン。きっと喜ぶ…はず。でも…政務が大変なのかも…だってわたくしにひとつも連絡ないし…。ん…でもでもこの前泣いてたわね…。
 え?似た者夫婦?どういうこと?
 ………………あのひと、そんなことしてたの?ああ、アイグノール、目覚まし頼むのはちょうど良いと思うわ。あのひと律儀なだけにこっちの時間は把握済みよ。わたくしの時計がまだ動いてればもっと完璧――
 ……なんか、わたくしの方が本国に帰りたくなっちゃったわ。父様に会いたい、というか――海と、鳥、ね。うん…
 いっそ、家族旅行でもする?一族旅行の方がいい?
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