忍者ブログ
ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



[57]  [58]  [59]  [60]  [61]  [62]  [63]  [64]  [65]  [79]  [80
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 惹かれまくっても譲れない時があるもので。

 はい古典って楽しいんですよ!というバカ話で1時間ばかり教材研究の時間を潰しました(爆)。別の教科専攻の方にですね…こんな話もある、こんな話もある、って、~3分でわかる○○シリーズ古文編~を展開してきました。神話と民話とおとぎ話と古典作品なら一応ひととおり出来ます。資料持ってていいならもっと確実。ええ、得意ですとも、ざーーーーっと読んで、ものすっごい端折った要約するの…!

 で、今日盛り上がったのは、私の方は「梓弓」ですから3年は長いか短いか、もっと言えばこの話の夫婦は一体何歳夫婦なのか、ってことでした。だってほら、17歳から19歳まで待ったんなら、再婚、心置きないですむしろ。身を引きますよ、ええ。だけどほら、23歳から26歳なら、どってことない、かもしれませんよ、うん。という、ね。高校生相手ですから若く設定しとくといいのかもしれません。ううむ。

 友人の方は竹取なんですけど、かぐや姫の生い立ちのところで、教材自体はどってことなく読んでたんですが、時間がありすぎて大変でして、余談を考えよう!ということで考え始めましたら、やっぱオチに近いところで昇天のくだり話したら?ということになりまして、だったらやっぱあのネタだよね、ずばり「かぐや姫の罪は何か?」ですよ。だって迎えに来た天人のうち王っぽい、いかにも偉そうなひとにバリバリ敬語使われまくりで、「かぐや姫は罪を犯したので~」云々、喋られるわけですよ。かぐや姫の罪って何だろう…。即物的に行けば、まぁ、異界追放(刑期はあったみたいですが)だから殺人とか?なんですけど、一応今日の結論は「美しさ」(笑)。ええもう、美しさは罪ですとも…!

 しかし、私の先生の主観によりますと、授業でこの「昇天」場面は、天の羽衣着たら心変わりしてしまうあたり、とっても「死」っぽい、ということで、この部分はこどもを亡くした親が書いたのではないか、とお考えだそうで。そんなんが頭の中こびりついてたせいか、「かぐや姫は天界で親をおいて先に死ぬ」という罪を犯し、たゆえに人界に追放(天界的にはあの世行き)されて罪を償い(転生の準備を整え)、刑期が終わって(準備が整って)、天界へ帰るために(生まれ変わって天界に戻るために)天人たちが迎えに来た…とか、タイムパラドックスになりかねないことをあれやーこれやーと考えておりました。なんか最近、私の日記は古文並みに句点が少ないですね。

 3教材6コマというのは案外ハードな方だったことを知りました。どうしよう研究終わってないよ。あわわわわ。
この記事にコメントする
Name
Title
Color
Adress
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


<< 6行 HOME 妙な夢を見た。 <<
忍者ブログ   [PR]
 
PR