つまり、私は。

　口説きバトンをすごい指定と共に回してくださった友人は、私に本を貸すときに「○○という人が君に似ていた」と言う。ある意味それは口説き文句だ。いやしかし、ちょっと待て。

　榎さん、珠晶、ジェームズ・ポッター、ゲドに友雅、アスランでファントムで白薔薇さまで黎深でレゴラスでラインハルトかロイで、イシュトで、パルパティーンでマスタードラゴンで、アテナでハウル(原作)で鷹男でジャック・スパロウで、……もう、いいよ。

　なんていうかね、出だしで榎さんと珠晶が並んだ時点でなんだかもうお腹一杯という気になるじゃないですかいな。そんで友雅と黎深と白薔薇さま(たぶんおそらく佐藤聖さま)と鷹男が並んでみなさいな。…わかったよ、うん。君の私に対するイメージは、「なんだかわからないけど偉そう」という一点にあるんだろうそうだろう。はっ。知ってたけど、……私、そんなに態度でかいかい…？

　ついでにちょっと当てはまってない気もなきにしもあらずだが、次のポイントは「色好み」もしくは「女ったらし」だろう。……いや確かにな、結婚してくれとは言われたがな。あちこちから。…しかも私が旦那なのか嫁なのか人によってさまざまだしね。いいよどーせ家事は私の分担だろーさ。

　………しかしここでふと思ったのは、そんな友がシルマリルを読んだら私を誰だと言うのかというところですね。…予想候補としてはフェアノールかシンゴルなんですけど。…い、イヤだぁあ！どっちもイヤだ！(必死)(いや嫌いじゃないけどねふたりとも!!)なんていうかイヤさぶりは黎深だと言われた時に匹敵するかもしれない(爆)(いや、黎深も嫌いじゃないですむしろ楽しいです)(でも私はあんなに仕事ためたりしません)(近いものはあるけど…締め切り間際なとこが)(いやでも一応仕事の心持ちではどっちかっていうと絳攸…や、でも仕事ががんばっても減らないところは鳳珠…？)(話がズレるっ！)

　とりあえず、いるだけで、偉そう。…そういうことかね。ふんだ。間男の仲なのに(意味がわかりません)。

　口説きバトンは指定が強烈すぎて、まともな答えが浮かびません。ああどうしよう。…後日あらためてがんばりましょう。