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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 しかし、シラノの如き心意気(と書いて「愛しい意地っ張り」と読む)を見せるとしたら、間違いなくマグロールではない。イメージとしてはアイグノールあたりなんだけど(何!?)、それって、やっぱ“従妹に思いを寄せる”辺りで、惚れるような存在の従妹の可能性がフィナルフィン家にしかないからだろーか(爆)。ろめ的にはネアダネルもアナイレもひとり娘でして、フィンウェさんの娘ふたりもトンと結婚してない以上、アレゼルとガラドリエルがそれぞれの家庭で限りなく末っ子に近い年齢ということから考えると、兄弟の存在が揺ぎ無いエアルウェンの兄弟(ろめ的には年子の兄と、双子の弟たちがいます(笑))に期待するしかないじゃないのよ従妹。

 というわけで(何がだ)『シラノ・ド・ベルジュラック』観て来ました。青山円形劇場で。いやー、ほんっとにマルい舞台(?)マルい客席でした。いやはやはや。客席に、私より若いコは小学校低学年男子ひとりしかおらんという超オトナ~な客層でした(笑)。私の目当てはロクサアヌのヤンさん(※安寿ミラ嬢)だったんですけど、あーったく、まったく、いつもの通り紅一点で美人で可愛くてああもう大好きですよ、ヤンさん。母上の初恋ジェンヌですし、私のタカラヅカとの初対面、ロンドン公演にてトップやってた方ですとも。インパクト大に決まってます(笑)。しかも女優になってからヤンさんの舞台はかなりの頻度で観ているので、もう、ハズレなしの独自路線突っ走り方が余計好きです。……つまんない舞台、やんないもんなー。凄いよなー。いっつも必ず面白いもんなー。なぁんて仕事選びが上手いんでしょう…(そこか!?)。

 喪服にときめくのはなんの性なんですかねぇ。いやもう、喪服ハンカチ(※まっしろしろなハンカチの4辺に黒レースの縁取りがついたもの)にも全力でときめきましたが、ああ、ロクサアヌ、修道院で喪服って異常にときめきますカンベンして。美人好きなの私。

 シラノの弁舌と、しかし本気の恋には乙女の如きうろたえぶりをとくと眺めながら、言葉に恋し、言葉を望むロクサアヌに対してのクリスチャンの直球はわかるけど確かに物足りねぇ!という愛の告白を聞きつつ、きっとノルドの弁舌的にはシラノ的なのが通常状態で、そういうものだという認識だから、たまの直球が死ぬほど効くんだろうなぁとか考えました。あくまで「たまに」限定です。しかしそう考えると、フィンゴンって、恋の駆け引きが本能的に上手い奴なんじゃなかろうかね。相手が相手だからかもしれませんが(笑)。

 いつも、思うことなんですが。フェアノールとかガラドリエルに代表されるあのキョーレツな性格、というか情熱、というかを「ノルド的」と認識するとしまして。ふと思いをめぐらせれば。………つまり、それって、フィンウェさんからの遺伝、なんだよねー、と。うん。…あは。………。(だからあんなことになるんだな、ろめのあのひと)…………結局私のフィンウェさんに対する印象というのは、それ以降のノルド王家全員並べてみた時に、で、このバラエティに富んだ面子は一体どんな線で繋がるのかっていうと、「フィンウェの血縁である」そのただ一点という事実に一種恐怖した結果なんだよな。謎すぎる。
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