四千とんで二十五年分

　というわけで、フィンウェさんの外見年齢は25歳くらいでお願いします(明らかにそう思ってないでしょ君…)。

　実は、も何も、ろめを開いた時には結構すごい量のネタがたまっていました。ネタだけ。うん。で、すでにフィンウェさん関連は笑えるくらい多かったんです。そうなんです。

　本日再利用班出動にて朝っぱらから暗いネタをごんごん拾い、一応曲がりなりにも文章力は上達していることに安堵。ほっ。
　そして学校にて友人に物凄い勢いで喋る喋る喋る…んで、やっとこさちょっと落ち着きました。

　四千とんで二十五歳。それがあのひとの年齢になりました(笑)。これ、若いの？どうなの？比較の問題で言ったら長生きさん？(爆)
　でもお知恵さんの人生は、前半部分が怒涛すぎです。や、最後のあたりもかーなーりー怒涛ですけど。2000歳までとそれ以降の記載事項の差があり得ません。……つまりフィンウェさんはフェアノールが結婚するまでの間に大方のことやりつくしてるってことですね(爆笑)。なんですか。やんちゃですか (何が言いたい)。

　ものすごくイメージの変わったところと微塵も変わってないところが同居。なんだなんだ。マエズロスの人物評価か？

年表と成長のロンド

　さっき自分でごりごりどこから情報仕入れたのかちょいと謎な(つまり自分でもどこまで捏造したか覚えてない(爆))年表を眺めて、その後成長速度表を眺めたんだが、何が分からないって、私フィンウェさん達の代を２００歳成人にしてるんだか５００歳成人にしてるんだか分からないってところ…！いや厳密には分かるんだ、だがしかし、いやちょっと待て、いいのか？良いのか!?(大混乱)

　ええと、……つまり昨日書いたところって、あー、ギリギリ８、９歳！(外見)良かった！！これが５、６歳だったら考えるまでもない、フィンウェさん、あんた死んでなきゃおかしい。いや、８、９歳でも死んでなくちゃおかしいんですけどね…。だからおかしいって指摘されるんですけどね…。ああ、奴がどんどん大変なことに…。

　ろめ的に年表を眺めますと、大ざっぱに言って、フィンウェさん達は１００歳前後でオロメと遭遇してます。えーと、外見が１２歳くらい？確実に少年ですね。可愛いなー。んで、アマンに行ったのが(１回目)２５０歳くらい。つまり外見が、えー、成人してるから１８、９歳。場合によっては青年って言いたい感じ。成人したてって感じですよね。若者。うーん、若者だなぁ(何を感心している…)。あ、そうか。なんで２００歳成人にしたか思い出したよ。クウェンディが目覚めてから湖を離れるまでに５２０年くらいしかないからだ。５００歳成人だと、２世代目が成人するかどうか…じゃないですか。それは困るよ…。

　大いなる旅(に限らず、ナイトフォールにおけるノルドールのアマン出奔でもそうなんですが)を考えると、普通の感覚で準備期間とか考えようとすると、あまりの気の長さに気が遠くなります(爆)。さ、さすがエルフ…。だって、３使節が湖に戻ってきてから、出発するまで太陽年で１０年ですよ。おおおおい！殴って良いか(笑)。
　んで更に言えば、クウィヴィエーネンからベレリアンドに至るまでに２００年、ベレリアンド通過するのに７０年、島がアマンに着くまでに１０年かかってます。……さ、さすがは大いなる旅…(くらり)。そうなると、島で１０年かかった道を徒歩で５０年で突破したノルドール…。すごい、のかも(笑) (いや道が違いますから)。

　……そうなると、フィンウェさん、ミーリエルと結婚した時は８００歳くらいか。あ～、案外年の差がない父子だったんだなぁ、フィンウェさんとフェアノールって…！(いや普通のエルフの感覚でいったら、親子は５００歳くらいしか年の差はないはず(成人即結婚が普通))…ていうかマエズロスとより父上との方が年近いのかフェアノール…。うっわぁ、なんか、新鮮だその年の差…！(だいぶ捏造入ってきました)

　あー、フィンウェさんって、４０００歳くらいで死んでるのか…。若いなぁ…！(誰基準にしてるんですか)(や、レゴラス？)(いやいやいや、時の流れ方がそもそも違うから…)(あれ…？)

　毎度のことながら、時の流れには翻弄されます。

損なわれた日

　もしかして、これは「凄惨描写」に入るんだろうか？？

　【不滅の棘】のひとつめ【湖の記憶】は思いっきりフィンウェさんのケガ話から始まったりするのだけれど、いい感じな勢いで書き上げてからふと気づいた。あれ、これって凄惨描写？
　う～ん。私、ケガ萌えでもあったかしらん？
　でも前にフィンゴンの遺体を拾う話を書いていた時も、周囲に散々尋ねまくってオッケーを貰ったのだけど、私はとにかく、エロ書くとグロ入ってきて、グロかくとエロになっていくらしい。それって耽美と近いの？(よくわからん)
　フィンウェさんはこの時は、まっしろ…というには本人の気持ち的にちょいとくすんでいるわけだけど、しかしそうなると後の行動はまさに聖なる魔性。厄介だなおい。

　まあ、エロがエロでなく(それってどうなの)グロがグロすぎない文体っていうのは、良いのかもしれない。読む方は何が来ようがビクともしませんが、毎度毎度、原稿書く時はこれって注意書きはどの程度書けば…とか悩みます。ううう。

赤毛のひみつ

　で、実際の所、第４紀の終わりかけ(？)頃って、赤毛の一族は(っつーかそれはマハタンの家しかないのだけど)、やっぱり海辺には出て来ないのかしら。普通そうか。……ううん、そうだよな。

　ということはギムリが(※ええ私はギムリはアマンへ渡った説を採りますとも)、エレスセアで金髪も銀髪も黒髪も灰髪も茶髪もみーんなみんな見て、右向いてもエルフ左向いてもエルフでレゴラスの旦那、わたしはちょっと後悔してるのかもしれないよ首が痛いよ(悔しい)…状態で、渡ってくる前の遥かな記憶を呼び起こして
「そういえば、赤毛のエルフというものを見ないな…」
なんぞと呟けば
「赤い髪のエルフはややこしいんだってさー」
とか軽く返されて、うっかり聞き込み調査をしたら、海辺にはまず出てこないんだから、内地(奥地)へ行かなきゃ会えないし、そもそも噂も尾ひれ胸びれ背びれ辺り付いてる可能性大で、そしたら真っ当に(爆)評判は悪いであろうマエズロスはともかくとして、マハタンの評判っていうのはどんなもんなんだろう？
　多分アルクウァロンデではまた微妙～な評判なんだろうが、エレスセアのエルフたち、交流ないのがたっくさんだからなぁ。伝聞と推測が入り混じってすっごいことになってそうな。うん。

　そういうこと考えながら、ギムリ視点で書くと言葉の使い方がいちいち難しいです。うーん。どういう思考回路だろう？

派生するもの

　【不滅の棘】から派生して、フィンマエになりそうなネタがある。「橙色のランプ」という。何気にすでにサイトの話にて小道具に使っていたりもするんだけど(おい)。

　ろめの場合、フィンウェさんとフェアノールの周辺を書いていると、確実に外せないのはマエズロスである。んで、マエズロス書いたらやっぱりどうしたって絡んでくるのがフィンゴン。特にナイトフォールの辺りとかね。それより前なら、ろめですから幼なじみの方がすぐに絡んでくるんですけど。
　で、私、フィンゴンとマエズロスの間でモノやり取りするのが本当～に好き、らしい。っていうか曰く有り気なモノを曰く又は因縁もしくは薀蓄と共に渡すっていう一連のことが好きって言うか！(ぶっちゃけやり取りの中には「王権」も入るのではないかと懸念中(笑))
　で、「橙色のランプ」なのだが。

　ろめのフィンウェさんというのは火が苦手だ(詳細は【不滅の棘】で書きたい)。でも、炎の色は好きだ(爆)。
　で、フェアノールはひょんなことからそれを知って、ともかくも松明以外の光を取る手段を考えた。→というわけで「フェアノールのランプ」完成。で、そのランプっていうのは最初は白とか青とかの光だったわけだけど、フェアノールは試行錯誤を繰り返し、橙色の光を放つランプを完成させた…九つだけ。そしてそれを父上に差し上げた。と。
　そして、フォルメノスに何とかしてフィンウェさんは持ってきてるはずなんだ。うん。……でないと困るし(おい)。

　………で、ナイトフォールにてフィンウェさんはお亡くなりになるのですが、ろめ的には彼の遺体は「棺に入ってティリオンに」安置されるのですよ。ですから、棺担いで移動、というのを誰かがやってるのですけれど、そん時にフェアノール及び７人息子がそれぞれ１個ずつランプ持って、１個は棺の上に置いて、暗闇のアマンを粛々と行進して行ったなら、なんか幻想的かつ怖くて良いんじゃないか、と思った、それが始まり。
　ティリオンで、多分、玉座の間だろうなぁ…そこに棺を置いて、ランプをそれぞれ掲げて去る、わけですけれど。

　そこで、自分の持っていくべきランプと、残されるランプ、ふたつのランプを前にマエズロスが悩んでいます。そこにフィンゴンがやって来ます。ふたりはアマンで最後の私的な会話をします。……で、マエズロスはランプを持って去り、誓言を成すわけです。

　かくして、棺のところに１個残りますよね。……それを、フェアノール家の誓言の後、決意表明(何のだ)に来たフィンゴンが、持って行くんです。
　フィンゴンの持ってるひとつと、マエズロスの持ってるひとつ。残りの７つは船焼きの際に失われ、橙色のランプはこの世でふたつだけになったのでした。

　というネタから、流れたというかくっついて、亡骸の話がある。……でもこれはフィンマエ、と言い切るにはあまりにもフィンウェさんとフェアノール、それからフィンゴンの奥方(※本人否定)が絡むから、どうしようかなぁ、というところ。

　ランプはな～、…今回は無理でも絶対どっかで書きたい。ま、でも、オンラインでもいいかな、とは思う。