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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 こんな切羽詰って原稿書いてるの、4年ぶりです…。なんだかんだ言って、ゼミ誌は結構余裕持って書いたり校正したりしてました…。

 あー、なんていうか、不毛な話を書いてます。どうでもいいくらい私のフィンウェさんに対する偏見と曲解がにじみ出た気がしてならない。そしてまた、美しいものがどのように美しいかを描写するのって、本当に、難しい。……だって綺麗だって思ったもんが綺麗じゃないかー!くぅー!…誰かに事寄せて書けばいいんですけどね、うん…。わかってるんですけどね、うん…。

 あがきます。

 今日の百人一首。

 秋風にたなびく雲の絶え間よりもれ出づる月の影のさやけさ
 (秋風に吹かれたなびく雲の切れ目から、もれ出てくる月の光よ!
  おお、なんという澄み切った明るさか!)

 作者・左京大夫顕輔(さきょうのだいぶあきすけ)。藤原顕輔。昨日紹介しました清輔さんの、仲悪い、15歳しか年離れてない父上です。紹介するに「…かなり率直に物を言う人であったらしい」とか書かれちゃう感じ(笑)。この歌は言ってみれば「秋の月光、やばい綺麗」ってことなんですけど、これを和歌にして堂々と詠み上げ、どうだ!と言わんばかりのこのたたみかけるような語調。(声に出して見ましょう。下の句なんか最後までさっさと行けと言われているかのような素晴らしい流れぶりです)……性格、出てますね。平安末頃の歌なのに、なんですかこの直球ぶり。万葉を彷彿とさせます。
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