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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 二次創作ぶっちゃけバトンのうち、具体例をあげる設問に答えるべくちょこっとがんばったもの。
 私は基本的に、下書きを手書きでして、タケハヤに入力する際に本格的な推敲をする。というわけで、下書きパーセンテージが高ければ高いほど、「しっかり」推敲をしたと思ってる場合が多い。
 ……でも、ほとんど直さない場合もあるわけで。
 というわけで、下書きパーセンテージ別の具体例をみっつ。


①【眺望】の場合 下書き・90%

 2006年12月10日とファイルではなっているが、下書きをしたのは5日。だって授業中だったんだもん。ネタ帳を見ていると、アナイレとエアルウェンのキャラ紹介の間に唐突に「眺望」は始まる。

以下ネタ帳ママを再現してみました。

『眺望/彼女は身を隠すことに長けていた。危険を察知すること、予測すること、見張ることに長けていた。流れを読むことに長けていた。狩は得意だったが戦場にいるべきではなかった。少なくとも、退却していく味方に逆らって、押し寄せる敵の波の来る方へ、彼女にとっての爆心地へゆくべきではなかった。/だが彼女は駆けていった。二人の、最も近しい味方は彼女を守ってくれた。彼女にはその意識はなかった――彼女は自分のことなど考えていなかった。ただ彼女の息子の父親であるひと、ノルドールの上級王、勇敢な、そして無謀な、そして愛しい男の元へ行くことしか考えていなかった。正確には、「彼」の身体のある場所へ。/星々を仰ぐ湖で彼女は生まれた。薄明の紛らわしい中つ国で、まだ星と炎以外のいかなる光も知らなかった頃、黒の乗り手と獣におびやかされる日々に生まれた。――危険だと、感覚が知らせないはずはなかった。目覚めの湖で生まれた者は皆知っていた。安穏としてはいられないことを、そして生き残るためにはどうすればいいのかを。誰が見てもここは戦場。まもなく夜が来る。闇が降りてくる。ここにいるべきではなかった。向かうべきではなかった。だというのに何故この足はそちらへ向かう。彼女は喘いだ。折れて転がった旗を掴んで布地だけを引きはがした。布が要る。包むものが要る。ああ、血にまみれたものではなく。ああ、どんな悪意がこのように惨いことを。/
目的の場所に着いた時、空には太陽も月も見えなかった。空よりも大地は暗い。星々の見えるようになるまではまだしばし時がいる。夜の深きよりも大地の暗くなる時間。闇の生き物たちは平原の彼方か、山脈の深くに追撃に去った。彼女はかつて闇の深くを見た。地下の凝る闇を見た。守られた美しい森の闇を見た。星の隠れた闇を見た。暗闇は彼女を阻まなかった。/けれど彼女は月光を待とうと思った。暗い大地で、彼女はオークどもの屍骸をひたすら投げ捨てた。さらに、彼の近衛、忠実なる哀れな兵士たちの遺骸をひとところに並べた。捜すまでもなく彼らの遺骸は拾えた。そして彼女は「そこ」に目を向けた。/暗闇は彼女の視線を阻みはしなかったが、色彩というものは見えなかった。あるいは光があっても見えなかったのかもしれない。彼女は濡れた布を掴んだ。これは旗だ。重く濡れて、きっと青と銀色は黒ずんだ赤に染まっている。/その旗の陰に、彼女は細長い小さな肉片を拾う。指。彼女はそう囁く。ああ、これは手の一部。彼女はそう言い、拾う。/この大地は血をたたえている。彼の血の上に立っている。そして彼の遺骸を拾う。割れた兜、千切れた外衣、砕けた鎧、つまりは千々に引き裂かれ、叩き潰され、原型のない肉塊と成り果てた彼女の愛しい男。/足を拾う。腕を拾う。まだそれは形がある。液体にまみれた何かを掴む。冷たい金属のかけらと、固い骨に触れて、彼女はそれが臓腑だと気づく。ではこちらもそうか。彼女は大地にはりついた布地の周辺をさぐる。彼女自身も血にまみれる。彼女は不思議に思う。この大地は血を吸って固まったのではなかったか。何故にこのように水の中に立っている。泥の底を足が感じる。それともこれも「彼」の身体なのだろうか。湿った肉片を彼女は掴む。ああ心臓だ。彼女は呟く。/濡れた臓腑を彼女は拾う。布のようにまとわりつく皮膚を拾う。そして突き出した骨を拾う。砕かれ張りつく鎧を拾う。「爆心地」に膝をつき、血泥にまみれて彼女は拾う。/☆割れた兜の影に、彼女は損なわれていない顔の一部を見る。瞳を合わせて微笑み、けれど手は伸ばさずに彼女はまた拾う。これは首。肩。片方の耳。あごと下の唇を見つけて彼女は拾う。下唇を指でなぞり、彼女はうっとりと目を細める。鼻と損なわれた眼、そして頭蓋の一部を拾う。脳漿を掻き集める。/………☆彼女は微笑み、兜を拾う。半分以下の顔と髪、それが欠けた兜の中にある。ぼとりと目玉が落下する。彼女は足元に身をかがめ、それを、見つける。/□そして最後に彼女は目玉を拾う。その霧のかかった紫を見つめ、彼女は月の光に気づく。愛しげに瞳を見つめ、彼女は囁く。/さあ、お前を見つけたぞ。/乾いた王旗に亡骸を包み、彼女は月光の下を歩き出す。///奪われた山頂と砦、凍みとおる冷たい風を感じて、彼女は立っていた。彼女がかつて息子を生み落としたところ、かの領主が憩いとしていた洞窟を出て、彼女は静かに涙を流した。頬に一滴を感じるや否や、彼女は駆け出し、泉に飛びこんだ。今や流浪の身となった、ここの領主に会いに行こうと決意する。未だ汚されていない泉に赤い筋が流れる。胸に小さな袋を抱きしめ、彼女は冷たい水の中で泣く。泣いて泣いて、ようやく泉の外に顔を出し、彼女は喉に凍てつく空気を吸った。会いに行かなければ、彼女は思った。同盟の盟主、かの領主、「彼」の従兄。//□その袋には一房の紅い髪。彼女は悟り、微笑む。では盟主殿は「彼」の髪を抱いているだろう。そして、おそらくは、最愛の従弟の死を伝えに、彼女の息子のところへ行くだろう。彼女は「彼」の髪を切る。紅い髪と黒い髪を合わせ、きつく編んで胸に抱く。ではこれは我が守り。□どんな悪意がこれを為したのか。どんな呪いが彼らを抱くのか。そしてどんな幸福を手に入れるのか。彼女は空を仰ぐ。見えるはずのない未来を眺め望む。/さあ、お前をみつけたぞ。/彼女は言った。冷たい空気に言葉は凝った。これが彼の墓標。』

 クリストファー氏に習って注釈をつけるなら、
「ほとんど手を止めることなく一気に書き上げたような筆跡が、4ページを丸まる埋め尽くしている。/で段落を分けることを示唆し、ところどころの文章は線で消され、また記号(☆と□)で文章の順番を入れ替えることが示されている。完成稿と比較すると後半の「彼女」の行動が大分違うことが分かる。涙を描くことを止めている」って感じですか。
 この下書きを打ち込む際に順番を並べ替え、段落を分け(一部は指定されてますが、そこで区切ったとは限らない)、行間を開け、読みやすくかつ伝えやすく直します。90%書けてれば、ほんとに打ち込み=推敲。ええ、私の必需品は紙と鉛筆ですともさ。
 ただしこの書き方の場合、プロットなんぞはたててません。単に授業中に思いついた(しかも文章の形で)だから、急いで忘れる前にメモしたってこと。だから打ち込み(推敲)段階で大きく変化したりする。彼女が泣かなくなったのにはそれなりの理由があったかと思われます。ぶっちゃけ、ここで泣くキャラじゃないって感じたんでしょうが。おそらくは。


②【好嫌】の場合 下書き・ほぼ0%

 2006年12月1日。23時を過ぎたあたりで、突然ネタハコに、むしろ残響に放り投げられそうな気がする。書庫にいるトゥアゴンが降ってくる。書き出す。
 その日、やはり授業中に私はトゥアゴンのキャラ紹介を書くべく頑張って紆余曲折していたらしい。「好嫌」の下地になったであろう記述は以下の通り。

 ネタ帳ママをやはり目指してみる。

『マエズロスはトゥアゴンのこと嫌いだ。むしろ憎い。「なぜお前がそこにいる」「そこにいるのになぜ動かない」的に嫌いだ。何かするに際して、最も信頼できる相手で、期待値が高いだけにムカつくのかも…。トゥアゴンはトゥアゴンで、マエズロスはイヤな相手だろうな。実は、フェアノール一族郎党が憎いといっても、マエズロスのことは別枠でイヤだと思う。むしろロスガールの船焼きとかも「あのひとの情は全く逆に止めを刺す」と納得がいく感じで。「ああやっぱり」というか。フィンゴンがおろおろしてるのを見て、あー兄上はてんであのひとのこと分かってないな、というか。イヤだけど好きだよ。ていうかマエズロスも好きなんだよね。好きで期待値が高いからムカつくというか。お互い意識しすぎてムカつく相手だろうなぁ。トゥアゴンはマエズロスは信頼に足るし任せとけばいいんじゃない?と思うけど、情をかけられると間違いなく見事に滅ぼしてくれるからイヤなんだな。家族すげー大事だもん。
 マエズロスはニアナイスの時、盟主はトゥアゴンであるべきだと思ってたんじゃないだろうか?だからニアナイスの後、ゴンドリンによりいっそう憎悪を抱いたんじゃないだろうか?実はドリアス襲撃も、トゥアゴンが怒りに出てこないかなーとか思ってないか?実はトゥアゴンを愛してないか?君の滅ぼす情で。
 でもマエ兄には情をかけると必ず相手を滅ぼす自覚はないんだよ。』

 ↑のネタから生まれたのが「好嫌」である。
 この時すでに私の船焼き設定はほぼ決まっていた、らしい。
 そしてこうも書いている。

『マエズロスに対するトゥアゴンの屈折した愛がどうも離れない。サンゴロドリムにフィンゴンが出かけたときも、「これでフィンゴンが帰ってこなかったら、私の手を最初に濡らす同族の血は、マエズロス、あなたの弟たちだ」とかね…。』

 そして私の中でマエズロス&トゥアゴンは推奨コンビに決定した。
 で、書きあがったのは好嫌である。完成品を見るに、最初は「書庫にいるトゥアゴン」を見るマエズロスが降ってきたのに間違いない。そして行き詰ったからトゥアゴンに視点チェンジ。そしたら「やだやだ」って気持ちが膨れ上がってキーワード「情をかけられると間違いなく見事に滅ぼしてくれる」「でもマエ兄には情をかけると必ず相手を滅ぼす自覚はない」が複合してあんなことに。 
 オチに迷ったらマエズロスが囁いた。「引きこもってさめざめと嘆くのさ、己の因業な愛を」それ聞いたトゥアゴンがますます惚れた。何の罠だ。
 書き終わって眺めたら、どう考えてもネタハコレベルでなかった。オチついてる。ストーリーに放り込んだ。
 推敲はざっと眺めて、しないことにした。ゆるさもまたこのコンビの特徴だ、きっと。
 というわけで「好嫌」はどちらかというと神様の贈り物タケハヤ画面上バージョンです。家で書けたのを軽く奇跡だと思った、この頃は。これ以降タケハヤで一発書きでも大分書けるようになった。


③【わかれるまひる】の場合 下書き・50%

 2007年1月21日、「好嫌」のように唐突に話が書けそうな気になる。書いてみる。ネタ帳に残っているのは以下の通り。

『「好きにならずにいられない」キアダンにとってマハタンは「猫」…なるほど、(マエズロスを思いうかべ)あれは(フィンウェさんを思いうかべ)こっちじゃなくて(目の前のマハタンを見)こっちの遺伝だったのかー…。そしたらナマコかなんかを突っつき回してたマハタンが顔をあげて「なぁ、ノォウェ殿、これ、ホントに食べ物か?」って聞いてくるからひょいっとつまんで食べる。/こんなこともあった。彼は清められた炉のようだ。火を抱く土であり、水を支える石だ。なるほどだから彼は木の細工をするのだ。それも、日常に使うものを。「今度、船をつくらないか」言うと彼は笑う。「どこへゆくのかな?」「エレッセアから離島をめぐるか、もしくは空を漕いで星の上に」すると彼は優しい目をしてこう言う。「ほんとうは、俺は、湖へゆきたい」「もう、道はないよ」「ああ」「歩いても走っても、ゆけない」「うん」「まずは貴男も船を造ってみるといい」「さて――俺の船になってくれる木と会えるか、どうか」「木と会う?」「リンダールには必要のないことだよ」
 いつだったかリンドンで「どの髪色がお好き?」ゲームが流行って、「金・黒・銀、どれがお好み?」と聞きまくったらキアダンが言った。「全部好きだが一番は匠の赤毛」逃げの一手だと思ったが、最後の船でアマンにたどりついてみれば出迎えた面々の中にひとりだけ、美しい赤銅の髪。「ノォウェ殿」と親しげに柔らかく言う声を聞いた。成程このひとが「匠の赤毛」か。』

 ↑これ+夢十夜+テルーの唄=わかれるまひる、である。
 ほんとのところ、この程度の下書きからタケハヤに向かってうーわーあー!と書き上げる率がかなり高い。
 うっかりミスで書いてた日記を全消ししてしまったこの悲しさ。

 ………夢小説について思うところ書いてたんですけどね。もう知らん。もっかい書くとかかなり無理。

 私は夢小説=名前変換機能がある原作に登場しない人物の出てくる二次創作、だと思ってるので、エイセルロスに名前変換つけたらあーら不思議、私は夢書きになるでしょう、というのがひとつ。

 恋愛沙汰がおそらく夢小説の定義に含まれるのだろうが、たとえ恋愛にならなくても、トリップだけは問答無用で夢に入れていいと思うのがひとつ。

 んで、私が書いてみたいと思ってるのはトリップ&逆トリップ、つまりは世界を越えての中身逆転現象。そして夢の中で精神体(もしくは魂)が情報交換するのさ。お互いお互いを尊重して普段通りに振舞おうと頑張るんだけど、周囲に「最近ちょっと違うね?」とか言われるんだよ。わかりやすく言うと私とマエズロスの中身だけ入れ替わっちゃったすげー困ったー!って話、ってことです。大学通うマエズロス。…ごめんマエズロス、君のためには全く何にもならない授業選択だよ…(がっくり)。そして私としては「トリップして恋愛沙汰になりたい♪ならともかくもそれすら言ってないし中身変わりたいとか微塵も言ってないしぃいい!」という状況だよ。あっははは。これ、両サイド書くのがポイントですね。…んなもん書いてるヒマはない(笑)。

 身体ごとトリップよりも魂のみトリップの方が好きなんです、書くの。そういう感じで考えてみるともういっこ書いてみたいのがあって、「赤毛エルフイメージアップ大作戦~お父さん、ところで私のお母さんってダレ?~」っていう…(爆)。ろめ的にはマエズロスにこどもがいたら間違いなく赤毛の娘、というところを利用して、第1紀終わる寸前に産まれたマエズロスの娘(中身はアルダ好きのトリップ腐女子)が赤毛エルフのイメージアップ大作戦にいそしみつつ(偏見と多大なインパクトに負けるもんか!目指せ氏族間の友好!)、マグロールを説得して最後の船に乗せ(これ最重要イベント(笑))、最終的にはマンドスに殴りこみかけて「お父さんフィンゴンとお幸せに!でもいっこだけ聞きたいことがあるんだ!私のお母さんってダレ?」と聞く……素晴らしい夢じゃないか!あーはははは!

 ……消えちゃったものは取り戻せない。ああそれすら夢のごとし。
 そんなひとだと思わなかった・もしくはこんなはずじゃなかった。………ふと、ろめ開く直前辺りのネタメモ等ひっくり返してみて思ったこと。うひゃあ。

 で、具体的に言うとどう変わったかって言うと、皆さん格好良くなったと同時にヒネました、ええもうそりゃ力いっぱい歪みました。歪んで捩れてメビウスの輪、思いがけないところに思いがけない繋がりなぞ出来たりして、気づけば私は結構なヴァンヤ好き。…ふ、捏造しまくっても問題ないんだ、好きになるのは当たり前さ…(遠い目)。

 なんともイメージが掴めてなかったのが、とある事がきっかけで唐突に物凄く株が上がりまくって、今ではすっかり純粋に胸張って大好きだ!ワハハ!と言えるのがオルウェ(高笑いが入るあたりちみっと何かうろたえている)。いや、彼はすげーいい男だと思います。うん。嫁になりたい。尽くすぞ。…でももう奥方も息子も娘もいるから候補外(何の話!?)。

 オルウェと似たような展開でどんどん株が上がりっぱなし(今もって)なのがフィナルフィン。う~ん、ほんとに、ここまでイイ感じなひとになる(イメージ)とは思わなかったのよねー…。大誤算の一環でもあるのよね。ていうかここまで私フィナルフィンのキャラ立てきっぱりはっきりくっきり、になるとは思わなかったんですねー書き始めた当初はね。うん。フィンウェさんのこども達の中で一番わかんないの私、フィンゴルフィンだもんなぁ…。次がフィンディスかな。フィンゴルフィンとフィンディスは私の中で非常~に年近いので余計にわからんとこがある。イリメはいいの、超独自路線突っ走ってるって自信がある(そんなこと自信持っても)。フィンゴルフィンはちょっと前に、ああ兄弟「どまんなか」かと思ったらちょっと分かったような気もしたのですが。アナイレの方が私の中でキャラ立ってるから、アナイレ絡みのフィンゴルフィンはちょっとどうにかなる。フェアノール絡みのフィンゴルフィンはかなり難しくて(難儀したわ…)、フィンウェさんとフィンゴルフィンとか超困る。おそらく。困った挙句ちょー掠った程度しか書いてない(爆)。おかしいなぁ。普通、の筈なんだけどなぁ。普通っていうか、いやフィンウェさんからこどもに対するものってある意味普通じゃないんですけど、なんていうか、なんていうか。

 最大の誤算はフィンウェさんなんで、それはもう、言い訳もしたくないくらい軽く自分に呆れ果てる展開なので、放っておいて。

 ああ、台風が凄い感じ。ちょっと血が滾る。

 マエズロスは第一印象が第一印象なんでー!(笑)私、シルマリル初読時、「一番怖いエルフ」の堂々1位にマエズロスがランクインしてましたよ?なんでか、不明。うーん。当時の私、マエズロスの行動のどの点が怖かったんだろうか。いや、メルコールにもビビってたはずだ当時の私。ツボがわからんっ…。

 今、意外だなー、と思うのはやっぱ、マエズロスとトゥアゴンの関係ですね。それもマエズロスのイメージ変化に伴うものかもしれませんが、トゥアゴンのキャラ紹介書くべくトゥアゴンを真剣に考え始めた時に、脳内でマエズロスが勝手に反応しました。ほらろめ設定ですと幼なじみ組がありますからね、フェアノールがお祝いに行くわけないし、当然のようにお祝い言いに出かけるのはマエズロスなわけで、で、マエズロスが来たのにアナイレが産んだトゥアゴン見せないわけもなく。そしたら唐突にマエズロスがそんな、あーた、逆恨みじゃ…と言うようなひねくれ曲がった愛情を向け始め、それに反応しないトゥアゴンではなく(なにせ彼は賢者、賢者、賢者~♪)(歌ってどーする)。おかげで素晴らしく微妙かつ殺伐としたコンビになりました。ははん。

 フィンゴンに関しては昨日もぼそぼそと言いましたが、ありゃあJK姉だわ…。凄い直感勝負だけど、言動まっすぐすぎてどっか阿呆だけど、とりあえず、第一印象で好きか嫌いか判断せよ、と言われたら「えーと、いいひと、なんじゃない?」と言って「好き」に分類したくなるような感じ。黙って動かないでいれば軽く近寄りがたい美形なんだけど、ひとたび動くか喋りだすとそのあまりの気さくさにくらっとしちゃうあたりも。うんうん。フィンゴンはある意味イメージ変わってないな。後から思うに「ヴァンヤ的一途さ」というものを私が考え始めた頃に、余計にまっしぐらさんになった気はするが。

 最近そのへん書いてたり考えてたりするのが原因かもしれませんが、ミーリエルも大分イメージ変わったひとのひとりです。あのひとは、自分でも持て余す自分の矜持の高さに、ひっそり枕を噛むタイプだ。ギリギリと。ひっそり泣くならまだ良いのに枕を噛む。ギリギリと。だってお嬢じゃないんだもん。意識変わったのは一人称に違和感を覚えた瞬間でしたね。ああちょっと待ってよ私設定からしてちゃんとそっち方向に持っていってるじゃんって…。このひとの一人称素の部分は間違いなく「あたし」だ。んで仕事を言いつける・頼む・やらせる前に自分でやり始めるタイプ。

 しっかし、そう考えていくとフェアノールのプライドの高さは当たり前なんだなーと実感。いえ別に、遺伝するものではないですけど、プライド高い×プライド高い=プライドめっちゃ高い、って納得の図式だと思うのよね。厳密には片方には育てられてないですけれどね。

 インディスはもっと地に足ついてないイメージだったのが、とても可愛い子としてイメージ付き始めました。しかしいみじくも先日書いていた部分でイングウェがフィンウェに指摘したように「語るに落ちてる。「子」なのか」というところ。ええ、子。インディス、可愛い、子。……おかしいなぁ、大分立派な女性ですのに。イメージは子。子っつっても血のつながりあるとかそういうハッキリした意味での子でなくて、ああ言い方によっては可愛い娘、と書いて「こ」と読んでもいいね、そういう感じのニュアンスの子。

 何かいっこに気づけばそれを元手にばばばばば~っと決まるのが私の思考回路ですけれど。展開として、未だに恨めしい、気づかなければ惚れなかった、うん。フィンウェさんめ…!
 あーめはふったらどーしゃぶりー♪(テキトウ歌)

 降り出したと思えば土砂降り。かんべんしてよ。降れば土砂降りとは悪いことは続くもの、とかいう意味らしいですが、まぁ別に悪いことがあったわけではありませぬ。ちょいと良いことかな?どっちかってと。

 それはともかく突発的に『KEAN』観て来ました。日生劇場で。シェイクスピア役者エドモンド・キーンの生涯、っていうには超一部なんですけど、を描いたミュージカルです。……ええと。コメディ…と言い切るにはシリアスなんだけど…そしてオチがオチてないっつぅか…面白いとこもあったけど全面的に面白い!とは言いがたい…ような…。

 キーになるのが『尺には尺を』なんですけど、日本だとかなり上演回数少ないと思うんですよね。尺には尺を。私けっこう好きですけど、シェイクスピアはメジャー所は超メジャー、マイナー所はマイナー一直線じゃないですか…。ああ、メジャー(尺)なのにマイナーとはこれいかに(笑)。

 尺には尺を、を観た時には、どうにも公爵閣下が可愛くて仕方なくて(あの作戦はホントどうかと思いますけど)、しかーし観客の一部のマナーが悪すぎて微妙~な気分で帰ってきたものでした。今日は客マナーは普通だったけどね~…日生劇場はいつ行っても人魚が出て来そうだと思います。客席が。

 ……ろめのトゥアゴンの性格にはかなりの部分で私自身の性格が反映されてるのですが、それというのもJK姉が非常にフィンゴンな方で(何!?)、昨日も風呂場で2時間ばかり姉妹ぶっちゃけトークで人生相談など受けたりしたり致しました。すげー大好きです。

 で、その名残でろめのフィンゴンは非常~に和歌詠むのが上手くなりそうです。これというのも、万葉集辿ってると「おおぉこれフィンゴン!」って思うのが多いからいかんのだ。や、いいと思うのよ。和歌上手でも。んでマエズロスが詠むの下手(だという本人基準)で引用上手、しかしその引用がトゥアゴンのばっかりで、最終的にはイヤな感じのやり取りしてればいい。っていうか書いたらすげー楽しかった。どういうこっちゃ。そら私がフィンマエ前提のトゥアマエ(と言い切るには非常に微妙な関係)を書くの大好きだからに決まってますね。推奨コンビですから。必ず殺伐としますが。うん。

 降れば土砂降り人生だけど、めげるな!(ダレが?)(いや、トゥアゴンもマエズロスもね)
 君は飛べる、ほんとに飛べる、本当なんだ!!

 空耳姉が『ダンボ』のDVDをくれました。……良く見たらね、「映像や音楽はモトのまま、新たに翻訳を行い、日本語吹き替えを…」って書いてあってですね、じゃあ…私の記憶にあるあれやこれやの歌などはどんな感じ?と思って再生。

 …………そりゃ、音楽はそのままって書いてあったさ。けどさ。……英語のまんまとかって…(げそ)。

 私が子供の頃に見てたディズニー・アニメは『ダンボ』と『花と木』と『三匹のこぶた』と…その他もろもろ入った短編集。特に私は『ダンボ』を愛してまして、おそらく人生で最も再生回数の多いビデオだと思われます。ええ、日本語吹き替えで。ですから音楽も日本語で。「KCジュニアが来るぞ サーカスだ やって来るぞ♪」…大好きなんです。

 ……なんとも、見たのが、フクザツな気分。これなら全字幕なら良かったのに…。コウノトリが…ティモシーがぁあああ!記憶とズレにズレる!激しい違和感!(爆)…まぁ、話知ってますから、曲と、音楽入りの無声場面だけ見ればって話なんですが…。ティモシーとダンボが酔っ払って見る激しい夢。5分弱もあったのか…。ものすごく好きです、今も。ピンクの象がどやどや出てきて大変なことになるあの夢。……ていうか『ダンボ』、たった62分のアニメだったのか…。驚異的だ。

 タイトルはクライマックス、羽がすっ飛んでからのティモシーの台詞。牛山さんのティモシーがすっごい頭にこびりついてる私としましては、違和感満載の62分でした。あは。曲が原語で聞けたのは良かったけどね~…。

 幼少時の記憶。そして成長してからの違和感。

 あえて言うなれば、そら、マエズロス辺りが、歴史のお勉強(?)でウチの子エイセルロスが語ってた話、聞いた覚えのある話を後々弟たちに語ってるの聞いてて何か物凄く違和感を感じて「…???」とかってなってて、「…おかしい。確かにエイセルロスの声で聞いた覚えがあるのに…。話も知ってるのに…。なんだろうこの違和感」ってなって、本人に聞いてみたなら「あ、もしかして、こう聞いてませんでした?」ってなるの。

『都ティリオン、アルクウァロンデ、共に建ち成りたまひて、
 エルダールの三氏族栄えたまひし頃、
 マンウェ祝福を与えんと、
 エルダールが長をイルマリンに召したまひき』(候家の成り立ち・出だし)

 ちなみに今は
『ティリオンとアルクウァロンデが完成いたしまして、
 エルダールの3氏族がそれぞれに落ち着かれました頃、
 マンウェは祝福を与えようと、
 エルダールの長たちをイルマリンにお呼びになりました』

 と言ってます。昔は湖語(爆)。「忘れないように使おうと思ってたんですけど、語りは湖の言葉の方が言いやすいんですよね~」とかいう理由で、マエズロスには(っていうかそのへんの年代までは)かなりの頻度で湖語での語りをやってたに違いない、ローメンディル。二つ名は伊達じゃありません。日常会話で湖の言葉を未だもって話せる男です。奴は。ふふふ。

 魔法の羽は“おまじない”で“思い込み”なわけですよね。思い込みの力がどれだけ強いか、半ば実践的に刷り込み効果まで披露してるのがフィンウェさんの生涯な気が致します。あっははは。息子のみならず孫まで刷り込んだあの恐ろしさ。…なんでろめのマエズロスは、あのどうしようもない酷い性格知ってるくせに、たまに幻惑されたりして、結局すごいなーという感想に落ち着くのだろうか。マエズロスに限らず子孫みーんなそうだけど。む。


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