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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 マエズロスが本をじっくりどっぷり楽しく読んでるイメージがさっぱりなくて、なんでかな~と考えてたら超単純な答が出ました。だってあの子、幼少期に本があったやらないやら。あるにはあるけどごく少数で、しかも父上直筆ばっかりで、そんなんばっかだったらあの子にとっては本=勉強道具、であって、大事に扱うべきもので、紙なら山折り谷折り楽しくやってなんだかんだ作るでしょうが、本というカタチに整ってるものなら超大事にしてるでしょうな。本で殴るとか本を投げるとか、ふりはよくするけど実際はやらなさそうな。

 識字率と絡めてあのへんグルグル悩み出すとキリがないんですけど。紙と書くものは前からあったと勝手設定なので(職人は図面を引くよ!)、勉強のやり方さえうまく考えつけば、結構すたたんと識字教育は進みそうな気がします。それと同時にコドモとオトナどっちが覚えやすいんだろうとかも思ったりして。個人差が一番大きそうですけど、クウェンディ…。…まあ、アレですね、確実にマエズロスは弟以下従弟に至るまで基礎教育の先生やってそうですね。マグロールから後は完全に言葉と文字が一致して教えられそうですよね。マエズロスは文字後だと思うなぁ。ほら、周りの大人がオトナになってから覚えた(っつーか出来た)から、文字はオトナが使うもんっていう認識があるとか。誰がそれどうよって言ったのかは知らんが、とりあえず、幼なじみ組は3人集まって「お勉強」してるわけですから、あのあたりの世代からコドモ時代に文字覚えるはず、だ。

 あー。アタマがイタイ。

 今日の百人一首。

 もろともにあはれと思へ山桜花よりほかに知る人もなし
 (しみじみと、いとおしく、なつかしく…山桜よ、共に思ってくれるのはお前だけだね)

 作者・前大僧正行尊(さきのだいそうじょうぎょうそん)。坊さんの歌の中でとりわけ坊さんらしいシチュエーションで詠まれた歌でございます。山で修行中(爆)。もうすっごい激しい大変な修行の真っ盛りなんですよ。山の中を来る日も来る日もさまよい歩き、松を齧ってみたり滝に打たれてみたり。俗世間の垢を洗い流すには大変なんですね、まったく。そんな軽く逆に荒むんじゃね?っていう修行の最中、思いがけずふと開けた眼前に、1本の美しい山桜が。行尊さん、寂しさMAXだったのか、山桜に詠みかけました。なんか愛しい。

 思い思われ持ちつ持たれつ等価交換?そんな訳したらロマンもへったくれもありませんが「わかってもらう」ことを求めて彷徨う人間な以上、何かしらこの歌に感じるところはあるのではないでしょうか。つーか私、この歌好きなので。もろともにって言葉も好きですけど。
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