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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 実は世界征服をもくろむ方々の単純にごくごく普通の「世界を我が物に!」の感覚がわからない。さっぱりわからない。理解はできるかもしれないが感覚的に「なんでー?」って思う。なんでそんなもん欲しがるのか分からない、っていうか手に入れたら何か嬉しいのかぶっちゃけ妄想で乗り切れないもんなのか、それは支配欲の変形っていうか変形するまでもなく直球の支配欲なのか。

 ケレゴルムのキャラ語りを半分くらい書いたところでああこの子って世界征服考えたことある男の子だなぁと思いました。なんとなく掴めないわけだ。てわけで近日中にキャラ語り書けるかなーと思います。次3男横並べなのよね。アルゴンが問題なのよね。いやだがしかしイリメを捏造できた私にアルゴンができないわけもなく。がんばります。

 でも本当に、世界なんか手に入れて何が楽しいんだろう?お手入れしなきゃすぐ滅びますよ?万人を跪かせたら楽しいのかなぁ。快感なのかなぁ。あいにく超凡人なのでそんなことには気持ちよさを感じたりしません。ねえどーなのメルコール?欲しいってどういう感覚だろうとか考えるひとには向いてないよね世界征服。「わがもの」にしたいという感覚だよね。アルダしかりシルマリルしかり、指輪しかり。そして「英雄」は多分「わがもの」にしたひとというのが定説だったと思うんだ。…今でも、その考えは大前提としてあって、だから違うのが馴染んだりするんだ。

 全く話は関係ありませんが、チャットしたいです。やるぞー!って言ってうにゃうにゃ待ってたらどなたかいらっしゃいますかねぇ。チャットルームは、実はというか、持ってます。繋ぎゃいいだけだ。つーかフィンマエ100質なんかはチャットで答えてます(爆)。だって楽なんだカギカッコの前に名前書かなくていいから!3窓使いになるけど!(ちなみにコンビ20質はコピペのお世話になりました。面倒だった(笑))

 今日の百人一首。

 住の江の岸による波よるさへや夢の通ひ路人目よくらむ
 (寄せては返す波は昼も夜もやって来る、のに昼は勿論、夢の中でさえあなたは人目を避けて私に逢おうとはしない…!なぜ?なぜ?なぜ?)

 作者・藤原敏行朝臣(ふじわらのとしゆきあそん)。エリート、三十六歌仙、書の達人。何やっても一流の男、…しかし恋だけはままならなかったのでした。なーんて語ってあげたくなるような「つれないひと!」っていう歌です。今日の。逢瀬も長らくないし、夢にすら出てきてくれない冷たいあのひと、私が嫌いなの?人目が気になるの?と詠みかけています。

 万葉~平安の頃の人の「夢」の概念っていうのは、「夢に出てきたひとが私のことを考えている」っていうものです。だから、フェアノールがフィンウェさんの夢を見たら、起きて「父上が呼んでらっしゃる…!」とか思ってオッケー(笑)。これが晴れて恋人になった後とかですと、夢を見たなら「愛されてるv」とか思うし、見なかったら「嫌われちゃったかな…;」とか思う。相手の思いが自分の夢に届くと思ってました。逆に、こっちがこんなに思ってるからには今頃あのひとの夢には毎晩私が出演してるはず!とかいうことも言えます。

 夢の中でさえ逢えない恋人。こっちの思いがそのまま自分の夢になるのなら、ロマンもへったくれもありませんがきっと逢えるでしょうね。そうでないからこの歌はちょっぴり切なめでいいのかもしれません。

 ちなみに敏行さんは27歳でお亡くなりになりまして(早死!)、しかし死んだと思ったら突然生き返ってさらさらさら~とお経を書きあげ、また死んだとかいうエピソードがあったりします。どんな心残りなんだか…。
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