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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 2周年企画の概要なぞ考えてみる(今から!?)。ちびっこ書きますちびっこ。だって頭の中にタタに会って見上げ、見上げ、見上げすぎて後ろにこてっとひっくり返るエルウェとか(あの子だってちいちゃい時は小さい)、ミーリエルに会ってさんざん話した後にフィンウェさんに会って一目惚れするインディスとか(初恋いきなり玉砕)、それこそ愛し子マエズロス視点とか、湧いてきてですね……そんなに卒論やりたくないのか(爆)。

 空耳姉が帰ってきてます。久々同居。おなつかしやー!(何言ってる)そして風邪っぴきの姉上のためにいそいそと暖房器具を出す私。いやぁ、今の気候ならこの電熱器で大丈夫ですね!はは!

 今日の百人一首。

 山川に風のかけたるしがらみは流れもあへぬもみぢなりけり
 (山中・谷川、風のかけたしがらみ…は良く見たら水面に散り積もった紅葉だし!?すっげー!)

 作者・春道列樹(はるみちのつらき)。百人一首の一発屋。ええ、一発屋です。列樹の歌は古今集などに数首ある程度。歌人としてはぜんっぜん有名じゃなかったひとです。が、この歌のおかげで今まで「春道列樹?誰ソレ?」「つーかどんな歌詠んだの?」な感じだった世間の認識が「うっわ面白いこの“風のかけたるしがらみ”っつーの!」「作者誰?春道列樹?へー」「いいよなーこの表現、俺も使って一首詠も♪」「あ、おれもおれも♪」くらいになりました(笑)。この歌の後、「風のかけたるしがらみ」という表現は流行ったらしく、…よかったねぇ、列樹さん。

 しがらみっていうのは本当は、川の流れをせき止めるために杭を打って、柴とか竹を横に渡した柵のことです。風のかけたるしがらみ、っていうのは、紅葉が散って散って散り積もって、岩の間でせき止められて、流れをせき止めそうな勢いで、まるでしがらみみたいだよ、という気持ちですね。情景としては業平のあの「ちはやぶる…」とも似ている気もしますけど。

 百人一首にも一発屋がいる…。なんか安心しますね(笑)。
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