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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 辞書みたいなフィンウェさん本を作った夢を見ました。めくってもめくってもめくってもめくるめくフィンウェさんの絵やら字やら満載で死にそうでした。ちなみに前半むしろ辞書(ありとあらゆるフィンウェさん情報(仮に「史実」とでも呼んでやろう)がみっしり)、中盤考察語り(そりゃもーとっちらかった方向からかなり真剣に文化だの政治だの生活だの考えだのあーだこーだ)、後半ゆりかご~墓場までな小説でした。うわ願望まるごと夢に出たよ。どんなイルモの陰謀だよ。わかりやすい願望ですね!(にたり)(嫌な笑い方すんな!)

 それはともかく、というよりもそれに関連して?いやいつものフィンウェさん語りなんですけどね、あのひとの死に方辺りじっくり読んでたらバカバカしい疑問にとりつかれました。あ、いつものこと?うんそうかも…。

 『We heard the sound of great blows struck. Out of the cloud we saw a sudden flame of fire. And then there was one piercing cry. 』……あのな。ぴあしんぐくらい。………普通は悲鳴でいいと思うんですよ。しかし私の頭にはこういう声が聞こえてきたんだ「奴が悲鳴を上げるタマか?」あら言葉が悪い…。しかもメルコール舐めすぎ発言ですが、いやだがしかし、ああでも悲鳴でいいのかなぁすっごい引っかかるんだけどチクショー!や、場には3人いるわけですから誰の叫び声だって良いんですけど、でもメルコール、ウンゴリアント、フィンウェさん、って揃ってる状況で誰が一番悲鳴あげるかってそりゃーメルコール(ふがっ!?)(ああ結論違ってしまう!)

 落着きましょう(いつもそうだな)。ええと、これ、単語がピアシングクライでなかったらそこまで悩みゃしません。だけど、だけど、だけどLotROのミンストレルにはそのものズバリで「ピアシングクライ」っつー「叫び声で敵にダメージ」な技があるそうじゃぁないですかぁ~。くどいようですが奴の子孫があれら(あれら言うなぃ…)である以上、フィンウェさんがどんなえげつない攻撃スキル持ってたって私はちっとも驚きゃしません(爆)。だってあれらのあれって(代名詞で遊ぶのやめなさい)確実に父系の遺伝だろ?

 件のあそこ、あそこ読むと3パターンばかり思いついてしまうわけです。
 ①フィンウェさんの悲鳴
 (あら素直。最も普通。まあ死に様からして悲鳴のひとつやふたつ上げても全く問題ないと思います。っつーか普通悲鳴上げる。でも上げそうにない(偏見))
 ②実は攻撃手段
 (噂のピアシングクライ。や、武器なくなって身ひとつの攻撃手段としては実に真っ当だと思うのだが。なんてったってクウェンディ)
 ③メルコールの悲鳴
 (なんですと!?ですか?そうでもないでしょう。だってウンゴリアントに襲われても「きゃー」言う魔王さまですよ。フィンウェさんに仮にちくっと反撃されたとして、そしたらビックリして「きゃー」言うと思いますよ)

 脳内妄想的には(ちなみに上記箇所はHoME10からの引用です)、すでにこの記述とは死に方は合わせましたが(ええ本望でしょうさ、ウチの奴ですし!)時間差が微妙に食い違ってるので誰が叫び声を上げてようが良い気もいたしますが、 さあて、実際ドレなんでしょう。まだ他にも考えられるかな~、うーん。むしろ方々に手当たり次第聞きまくってみたいくらいな所。

 ところで最近以前と比較すれば狂ったように(死ぬほどの図書館派ですから)本を買いまくっておりますが、今日は立方体一番愛してる本を買いました(は?)立方体と言えばお分かりでしょうか、文庫の京極夏彦です。ちなみにスキなのは当然のように榎木津ですが(思えば京極の妖怪シリーズも高校時代にいつもの「君に似てるひとが出てくるから読め」パターンで出会ったのでした…)話として強烈に好きなのは、百鬼徒然はおいといて(ありゃ榎さんメインなんだから惚れないわけがない)『陰摩羅鬼の瑕』です。すげ―――、好きです。馬鹿らしいくらいに。本編買う積もり一度もなかった私に立方体を買わせたつわものです。負けました、伯爵、あなたに…。そしてぶっちゃけすごい困ってた時に「そうかそう考えれば良かったのかぁあ!」と目から鱗な経験をさせてくれた本でもありました。というわけでいそいそと手元に。うふふふふ。

 ……そのせいなんだろか、夢に出てきたフィンウェさん本が辞書のごとき分厚さだったのって…。

 今日の百人一首。

 瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末にあはむとぞ思ふ
 (ねえ、きっと、また、逢おうね)

 作者・祟徳院(すとくいん)。すごいシンプルな訳しちゃいました。保元の乱起こした方なんですが、崇徳天皇っつーと、この百人一首噛み砕きまくり紹介の持ちネタで紹介するに、えーと。覚えてます?「秋風に~」と「ながらへば~」が百人一首に載ってる、六条家の15歳差の仲悪い父子。あそこん家の父ちゃんに「詞花集」編纂せい、とゆったのがこの崇徳天皇です。藤原顕輔・清輔父子も仲悪かったですが、崇徳天皇も父ちゃんの鳥羽天皇からめっちゃ嫌われてまして、もー皇位継承だの治天の君だので揉めに揉め、揉めた挙句の保元の乱、そして最後には怨霊化。祟る天皇さまです。

 して、歌はと言えば、すごく素敵な恋の歌だと思うんですが。ちゃんと解釈しますと、「瀬」ってのは川が浅くって流れが急な所を指すんですね。そんな瀬の流れが速くって、岩にせき止められて分かれてしまう流れ、でもそんな流れが最後には合流するように、「今はあなたと別れ別れでも、将来はきっと逢おうと思うんです」そういう歌です。未来に希望がある、ってことで、いいと、思い、ます、よ…?(なんでそんな自信なさげなんだ)
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