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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 …………………私が今まで書いてきたすべてのキャラクターの中で(オリジナルと二次とを問わず)最も男としてのプライドが無駄に高いのはフィンウェさんだと確信した今日。そんなもん確信してどーする。いやでもしかし、あのひとのコンプレックスもトラウマも性格付けもそのプライドの高さから来る様な、逆なような。

 おしゃべりが楽しすぎるので今日の日記はサボりです!

 めぐりあひて見しやそれとも分かぬまに雲がくれにし夜半の月かな
 (お前かどうかも確かめさせないで行ってしまうのか)

 作者・紫式部(むらさきしきぶ)。もう有名すぎて今さら作者紹介も何もあったもんじゃないですが、ええ、『源氏物語』の作者です。敢えて男チックに訳してみようとしてみました。なんかマエズロスっぽい(笑)。これ、友情だからいい歌だと思うんですよね。紫式部、ある夜、牛車で、ちっちゃい頃の友達とばったり会ったんです。多分、会ったんです。だけどその人かどうか確かめる前に相手は行ってしまったのです。

 相手方が何を思ったのか、それとも何も思わなかったのかは定かではありません。気づいたのか、気づいていないのか、もしかしたらそのひとではなかったのか。それすらわからない。だけどこっちはむしろ確信していて、それで歌を、詠む。

 恋人じゃこうはいきませんよね。友情…というにはちと、読み様によっては何かを踏み外すような気もいたしますが。まぁそれも良し。…和歌って楽しいなぁ(笑)。
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