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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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    びふぉー      あふたー
これを劇的びふぉーあふたーと言わずして何と言おう

 実家に出戻るべく、とりあえずは実家のお片づけ。本しかほぼない私の部屋の、私の残していった本をちょいと処分しましょ、っと。天袋と棚から出してみたならば、まあなんていうか、氷山の一角なのは重々承知なれど、1,500冊くらいあるわけね…脚の踏み場がございません。ていうかこれ厳選して持ってったの「以外」なんだからさーっ。

 ええまあ…しかし劇的びふぉーあふたーっ。三分の一は処分に回しました(笑)。これ残った方ね。一応まだときめいてる…ときめいてるならば残しても良し…。たぶん…。あ、ちなみに服もすっごい勢いで捨てました。まあほら、だから、実家には選外しか置いてないわけで…。残ったのがある意味奇跡?(笑)来週にはお引っ越しです。部屋の隅に片寄せてるバヤイではない。本棚に詰め詰めしなければ!!

 全然話は関係ないのですが、私、音月氏の邪悪な役が観たいんだよなあと思いまして、次の「仮面の男」はまたビックリなくらい邪悪な顔をポスターに出してくれてまして、ひそかにココロときめいているわけですが…なんていうかそういう二面性?で、しかも片側がえっらい邪悪なイメージって、ああもしかすると音月氏はアナキン・スカイウォーカーが似合うのじゃないかと思ったわけです。あのプリークェルの方でお願い致します。

 それでもって全く話はさらに関係なくなるわけですが(どんな前置きだよ)、かれこれ丸3年地道に書き続けてるのにサッパリ進まない抱え込んだリクエストというものが私にはありまして(知ってるっつーの)、……いや、あの、火精さんちの七兄弟とエルロンドの話なんですけどね。私のことだからフィナルフィンとかフィンゴンとかまあもちろんフィンウェさんとか出張ってきて、カットしたけどもう出し放題な時はそりゃまあ景気よくヴァラだのマイアだの出て来てたんですけど…いやあ、ほら、物語の構造上の仕組みなるものを最近考えてたものですから。あの、なんて言うの?鏡の中の鏡?(それはエンデだ)歪んだ反復?で、エルロンドとフィンウェさんを会わせてみたくてムラムラきちゃった私の可哀想な脳内(笑)。リクエストは火精さんちの七兄弟だと言っとろーが。そういえば火精さんちの七兄弟で書いてて超楽しいのはカランシアです。カランシア大好き。考えすぎて妄想繰り広がっちゃって奥さんとのラブいちゃ想像したのがきっと決め手(笑)。や、ちゃんとマグロールにもクルフィンにも奥さん妄想捏造してうふうふしてますけど!だってカランシア!君と奥さんの話を捏造したらハレス姫まで絡んできてちょうどおさまりが良いんだっ。

 で、違う、話はエルロンドなんですけど。

 ちょっと前…でもないな、まあ冬頃に、月=男、太陽=女という基礎構造で見た時にフィンウェさんは「太陽の男」だよ(そして同時に月の女でもある)って話を書いた、んですけど、あれを今日つらつら考えててちょっとエルロンドに頭が逸れたあたりで、あーそーか、月=エルフ、太陽=人間、の見方もあった、それならそれでやはりフィンウェさんは「太陽のエルフ」で、その場合対っていうか(対は「月のエルフ」で、そらやっぱエルウェだろうなあ)…両極端同時内包なあのひとにしては珍しく、「月の人間」であるべきはおそらくエルロンドなんだろうなあとか考えたわけです。ついでに言えばはじまりと出会いをせっせと表してる(しかし奴は同時に対極のものを表す存在なので、おわりと別れも勿論あるのですが)フィンウェさん――――おわりと別れをせっせと表すエルロンド、と、まあこういうことと言うか。というのもリクエスト作品、タイトルはとっくに決まってて、中身も今書いてるんですけど(もう3年も書いてますけど(爆))、「遠い福音」と言いますが、それ書いててエルロンドってつくづくとことん別れを担わされてるなあと思ったわけです。とても親しい身内と本当に本当の永遠の別れを二度も経験してるって、そしてなお生きているって、そりゃああのアルダの歴史の中でもエルロンドしかおりませんことよ。

 映画では違いましたけど、原作ではケレボルンが非常に良くエルフにせよ人間にせよ同じ感じ方をするらしい「別れ」についての良い台詞を言って下さってます。まあなんていうかネタになりやすい(ガラドリエル恐妻的な意味で)のがちょっぴし残念ですが(笑)「願わくばそなたの運命はわが運命と異なることを。そしてまたそなたの宝が最後までそなたとともに留まらんことを!」……いやもう、私にとってはケレボルンとガラドリエルのカップルってのはこの台詞があるからこそスゴイと思ってるんですけどね、だってここまで連れ添って、ケレボルンにもガラドリエルにも一言ではとても語りつくせない歴史と物語があって、そしてここでお互いある意味別れた道を選ぶわけで…ていうかそんでケレボルンったらそんな台詞言っちゃうわけで、でもガラドリエルを留めないってのがまたその~くうう~~っ。だから映画にちょいとがっかりしたってのがある…。えー、ケレガラについてはまあ今はいい。そのうち書いてやる。でもずいぶん遠いだろうけど…(だって私が書かなくても誰かが素敵なの書いてくれるやん)。

 ええと。その。なんだ。人間と結婚して人間の運命を選んだエルフの「女性」はルシアンとアルウェン。ルシアンとアルウェンは反復テーマで考えれば同一のものとみなされますね。エルフである限り真の意味ではありえない「永遠の別れ」を自ら選びとったひとたち。さてそれで、ウッカリ忘れがちなんですけれども、人間と結婚して人間の運命を選んだエルフ(一応)の「男性」がひとりおりますね。悩むまでもなくエルロスです。エルロンドを書くって、エルロスと向き合うことなんだなあ…ってつくづくこのリクエスト書いてて思ったんですよねー。

 エルロンドが「月の人間」だなと思ったのはエルロスがいるからなんですね。双子で、同じ経験をしてきて、でも感じ方考え方が違う。エルロンドの身内ってのはそらもうワケわからんミラクル現象が多すぎてなんか流してしまいがちになるんですけど、時の果てのアマンにて、エルロンドは祖父も祖母も父も母も妻も息子もいるのに、双子の片割れと娘には決して会えないわけです。人間の道を選ばないけれども、限りなく人間であり続けるのがエルロンドなんだろうなあ、だからエルロスの血をいつまでも見守り続け、伝承を伝えて、その時の流れを見守り続けるんだろうなあ…と。さてそれに対して人間を選んでる(家族の中でただひとり)エルロスは?そしてきっとそれはルシアンとアルウェンにも通じる何か恐ろしい輝きがあるはずで。なぜならアルダにては人間の「死」は他ならぬイルーヴァタールの「恩寵」であるからです。

 なんか論旨がぐちゃぐちゃだな~。まあいつものことですが。日記はわりと何も考えずに書いてますからね~。だからなんていうか、結論は、ありません。まあそういうことをぐだぐだ考えつつ3年もリクエスト書いてますよ遅筆ですいませんということで。

 書くものが多い…。レポでしょ、感想でしょ、メールのお返事でしょ、んで創作だい。あー仕事したくない(爆)。まあ明日は同期の送別会なので、今私は必死でプレゼントするべく歌を覚えてるわけですが(笑)。耳コピ能力よ今こそ発揮されなさいっ。

 最近読んだ本が北村薫氏のまさに「偽史」というべき本で、ちょー面白かったと共に、私って本当「偽史」とか「偽本」とか、歴史的トンデモ本気捏造とか好きなんだなあとか思いました。じゃなきゃメルリンダレは書かないっていうか次の章書きかけでほったらかしてる…ごめん…(どこに謝ってる)。

 は~言いたいこと言ったぞっと。
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