歌うたう愉しみ

　父とふたりで中島みゆき縛りのカラオケに行ってきました(笑)。正確に言うなら父の練習に付き合ったわけですが、いえいえ、私だってがっつり歌いますともさ。私は出だしに声出しで(声出しのみ縛り解禁です)『夢の島思念公園』(平沢進)と『月と恋人』(谷山浩子)、父上は『東へ西へ』(井上陽水)『コーヒー・ルンバ』『東京ブルース』(西田佐知子)を歌いまして、そっからはみゆきに始まりみゆきに終わる。みゆき三昧でした。空耳姉も途中参加で２曲、母上も１曲歌いまして、みゆきソングを32曲。なぜか途中で家に帰ってお客様をもてなすなどして、結局３時間くらいかな？結構がんばったと思います(なはは)。

　で、中島氏の歌は暗いのは本当に暗いのですが、彼女の世界観や恋愛観を、もっと透明かつ少女趣味に不思議系オブラートに包み込んで歌ってるのが谷山氏だと思います。この先輩後輩まとめて好きなひとって、あまりいないと思うんですが(ファン…かぶってないよなぁ…)、私は両氏ともにめちゃ好きでして。今度は誰かとカラオケ行った時に、UGAを選んで谷山氏縛りでもしてみたいもんです。できますけどさ。……途中、辛いだろうなぁ…。なんていうか高い音域を激しく開発していって変拍子にもめげない心の強さがいります。うん。まぁそんなこと言ったら中島氏だって選曲によっては、ちょっと待ていつまで歌う気だ！みたいなド暗い繰り返しの嵐とか存在しますが。あのリフレインは少々ひとを引かせる何かを持っております。(「ひゃ～く～ね～ん～し～ても～　あ～た～し～は～し～ねない～」等…)聞く頻度としては、個人的に谷山氏の曲はやたらとシルマリル心を刺激してくれるものが多いので、何かとエンドレスリピートしてます。またアルバム買いたいな～(ただいま収集中)。中島氏は幼い頃の強烈なすりこみというか…子どもの頃クルマで流れてたのが中島氏のアルバム数点と、バッハの平均律っていうなんだその情操教育？っていう環境でした。意味もわからず中島氏の曲を熱唱。今になってわかれば、『遠雷』のサビなんかさらっと大変なことになってたりしました。なはははは。

　そういえば、先週はずっと仕事中に頭の中にバンプ・オブ・チキンの歌が鳴り響いていまして、ぐーるぐるぐーるぐるエンドレスリピート。考えたいこととまるで別なのが奇妙でした。あんなに歌詞特徴的な歌じゃなくったっていいのに…。もっとこうよくわかんないこと歌ってるような歌の方が仕事にはいいと思うんですけど。

　あと、会社までとか家とかまで歩いてる最中に頭の中にはよく曲が流れてます。たまに歌ってます。小声で(笑)。いや、歌うの好きなので。あんまりうまくはないですが、ふんふふふ～ん♪と、集中してない時とか(爆)。

　今日面白かったことと言えば、１回ちょろっと歌った谷山氏の歌の時に、父上に「ボイスチェンジ機能でもついてるのか(マイクに)」とか聞かれたことですか。違いますー地声っていうか歌声ですー。父上はどっちかっていうとドスの聞いた声で中島氏の歌ばっかり歌う私しか知らなかったらしく、かわいい感じの声でららら～♪と歌う私は新鮮に尽きたようです。それは得意技だ。