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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 1日費やしてジャンルほぼ問わず状態な異世界トリップ夢話を読みまくってみた(なんて阿呆な休日だ)。んでもって、そしたら結論つか思ったことは「ウチのフィンウェさんは異世界トリップしてきた現代日本人が身近にいたら大分救われちゃうなぁ…」だった。なんて罠だ!あのヤロウ!いつだって私の脳内にいやがるね!

 そもそもあのひとがウチの設定において不幸なところはきっと教祖の恐怖感なんか普通わかるわけねーよ、というところなんだ。あのひとは設定にどう頑張っても足掻いても「王」が消えない(しかも「最初の」王)、しかもこれまた民の方がすげー盲目的な信頼を寄せていてだね。(理想的な君主制においては民の王への信頼はもち必須だと思いますのでそれはまぁいいっちゃいいんだが。本当いうと信頼より信用の方がいいよね。王から民へは信頼であるべきだが)んでもってこれが本当に盲目的なもんでもはや王っつか神?

 例えばそれは、フィンウェさん自身が「じゃあ私が間違えたらどうするの」って訊いたら「間違えないから大丈夫ですー!」っていたって無邪気に答えられちゃうような盲目度なわけです。本人が「んなわけあっか」と思っても、そう信じ込んでそうじゃない可能性なんか微塵も考えない、どころか多分明らかにおかしい言動をとっても「間違うはずがないんだから」って何とか無理やりにでも正当化するような理由をでっちあげられてしまうような盲目度。……気持ち悪いよ。なんていうか、自分でもまったく信じていない宗教をでっちあげた教祖がだね、その信仰がひとり歩きしていってるのを眺める恐怖に似ていると思う。とめられないあたり。良かれと思ってしたことが、そりゃ良いことなんだが、恐怖感じてる本人には全く救いにも何にもならない上に増長させてしまう羽目になるあたり。

 孤独感漂いまくりのウチのあのひとではございますが、間違えたらはいクビね、な王様だったら多分全然悩まないしむしろ気楽にやれたんじゃないかと思う。そうじゃなくって、間違えられない状況、頭良すぎるから余計にわかる間違えたらすっごい大変なことになるっていう焦燥感?挙句には間違えても正当化される(しかも勝手に)なこの恐怖。そういうひとは、後世の歴史研究の方々にどういう評価下されても動じませんね。むしろ嬉しがるかもしれない。物凄く軽く言うなら、渾身のボケに誰もツッコまずにスルーっていうか賛同された状態で放置ですから(軽く言いすぎ)。

 気が狂ってしまえば楽だったでしょうが、あいにく彼はいたって正気です。そんなところが好きですが、面倒だなとも思います。

 さてその王なんですけど。(一昨日ふっとばしてしまった記事をなんとかもう一度書きたいこの気持ち!さあ今度は気をつけるぞっと(爆))ミーリエル死去の前と後で「王」という言葉とフィンウェさんの存在にかかる感覚は大分違うんじゃないかなーと思うのです。ミーリエルに去られるまで、フィンウェと王は同じものだったんです。イコール王。分離してない。それは周囲の目からいってもそうだし、多分、フィンウェさん本人の意識の中でも分離してなかった。言うなれば王は位じゃなかった感じ。位の概念が確立してたかも微妙ですが。王が位なら譲り渡せるわけですよね。

 インディスの強みの一番大きなものは、実はヴァンヤールであるってことなんじゃないかと思います。彼女はフィンウェさんの民じゃない。ミーリエルはフィンウェさんの民でした。ノルドールですから。たとえやりたくないとかノルドールなんか滅びちまえとか思ってたとしても、フィンウェさんはノルドールの王で、王は民を守るもので、実際フィンウェさんはノルドールを守り続けてしまったわけで、結局のところミーリエルに対してもどこかで王として接する気持ちがあったのだと思う。お互いそこがヤだったのにね。で、ミーリエルに去られてフィンウェさんはビックリですよ。このアマンにあってさえ「死」が存在するということに。そして、しかも、あの頭の良すぎるあのひとは、ミーリエルが絶対に、二度と、確実に、現世には戻ってこないことが分かってしまったのです。絶望。同時に、薄ら希望。じゃあ私が死んだらどうなるのかな、と。で、考えてみて考え付く。ああ、王は、私じゃなくったっていいじゃないか。そしてあの良く動く脳でせっせと考えるのです。王を引き継ぐためにはどうしたらいいのかを。あの非常~に盲目的な民を納得させて捨てるにはどうしたらいいのかを。(捨てるってあんたそんな薄情な)(奴に薄情もデフォルトだと思うの。冷酷でもいいさ)

 結論としては「じゃあ私のこどもだったら文句ないだろ!」なんですけど(しかしこれって見事にこどものこと考えてないよね酷いよね(笑))、あいにくひとりだけいる大事な最愛のこどもは、致命的なまでに王には向いてない(爆)。少なくとも、フィンウェさんが王やめますっていって円満に引き継げるような王には逆立ちしたって無理。それにそこまで考えつくまでに大分育ってるから今さら軌道修正しようがないし、そもそもミーリエルの息子だから王位継がせようなんて微塵も思ってないかもしれない(笑)。……ウチのフィンウェさんはそういうとこフェアノールに甘いですが息子にはきれっぱしすら伝わってない気がする(爆)。で、そしたら、こどもつくるにはどしたらいいんじゃいって話になります。

 そこで明確な再婚の意思を持ってヴァラに駆け込み訴え、したわけでは、ない、気がするんだよなぁ。今まで再婚とかいう例はないし、そもそも結婚=こどもをつくりましたな感じの事実としての結婚しかなかったわけで(もう本当に結婚したらこどもをつくるの当たり前、むしろこどもつくったら当然結婚でしょなどっちが先かも混沌としてたかもしれんよ)、フィンウェさんには「王位を継げるこどもが欲しい」っていう明確な意志はあったかもしれんが、その為の手段っていうのは考えなかったのか本気で思いつかなかったのか、そのへんは灰色ですけど、とにかく自分で思いつく前にヴァラに丸投げしたんだと思う。思考停止さんの純粋な疑問というか。

 ミーリエルが帰ってこないのは、フィンウェさんには100パーセント確定事項で覆りようのないことで、勿論ヴァラはそんなこと分かっちゃいないもんだから、多分マンウェあたりに無邪気に「え、だってミーリエルは?」って訊かれて「ミーリエルは二度とかえりません…」っていうやりとりしちゃうような放心気味の訴え(?)だったと思うんですよ「私のこどもつくる相手の妻が二度とかえってこないんですけど私はこどもが欲しいんですけどそしたらどうしたらいいんでしょう…」って(改めて言ってみると真っ当なのかそうじゃないのか微妙に判断つかない…)。突き詰めていけばすごい私利私欲に走った発言なんですが「こどもほしい」って。でも何故こどもほしいかって言ったら私やめるけど(これ確定)放り出してくのも悪いからっていう奴なりの責任の取り方(んなとこで責任取ろうなんて考えてんじゃねぇよ(笑))であって…。

 結局、フィンウェさんは単に鬱病なんじゃないかって気がしてきました。やだもー鬱持ちさんばっか書いてない私?

 ああきっと論旨がぐちゃぐちゃだ。それはいつもか。
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