腐女子ですが、何か。

　あたしの萌えが具現化されてるーっ!?

　てな感じで観て来ましたよ『シャーロック・ホームズ』…。

　実はけっこう楽しげに感想書いたんですけど全ふっ飛ばししました。なにコレ自重しろってこと？無理。

　そういうわけでワタクシ今度から理想のワトソン像を説明するに一言で済ませようと思います。「ジュード・ロウのワトソン」で。はい。そりゃもう。完全私の理想のワトソン、いわゆるお間抜けなイメージでは全くない良い男！でも原作読んでホームズの「上から」ぶりに幻滅しまくった私としては、ワトソンのいい男ぶりに癒されたし、好みから言っても最愛、何の疑問もありませぬ。や、友人諸氏からは「ドンピシャじゃなくない…？わからなくはないけど」とか言われそうなんだが、いやいやいや、語るとウザいから語らないだけで相当アレですよ大好きですよ。素直に。

　やー、パンフの某方の解説に「これって腐女子狙いだよね」って書かれてて…ねねね狙われてる!?だが、本望だ！(爆)みたいな気分でした。楽しかったー☆けど、腐女子の本懐ってのはきっと、萌えを萌えだけに留めずに、火のない所に煙を立て、あまつさえモエ広がって大火事起こしてその結果、何やら得体のしれない創作物を生み出すところにあると思うのですよ。そういう点では生まれそうになかったです私的に。まあ、何て言うか、きっと私が書かずとも誰かが書くだろ読みたいなー楽しみだなー的な。萌えって奴は需要はあるけど供給がないのが多いので、最終的には自給自足に走ったりしますが、いやこりゃイケるだろ(おい)。そのうち探そう。

　そんなのまとめてポイしても実に理想形のおふたりでございました。いやあ、愛すべき男どものなんか言い表しにくい関係。関係なぁ…。友情と言うには何かがアレだし、恋とは言わねーし、相棒なんだけど、相方って方が合いそうだし、家族と言えばそうなんだけど(同居人だからね)、うん、頼って頼られてお互い認め合ってて尊敬しててぶん殴りたくなって(笑)、要は真っ当に仲良しだったと。ていうかむしろ、コレ原作に忠実ですよね？うん。探偵と医師ラブラブじゃん？楽しかったわ～。

　原作に関して言えば、あれはワトソンの手記＝語り手ワトソン、という基本条件を考えるに、ワトソンはマイナス補正、ホームズはプラス補正がついてる筈なんですよね。ワトソンそういうひとだよ。だから語り手ワトソンを外して外から見た場合のふたりっていうのは、こういう映画で描かれたような関係なんじゃないかなぁと、妙に納得いたしました。満足まんぞくぅ☆