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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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うちのケレブリンボールが最近しっかり固まったのは良いんだけどなんだか非常に花畑級です。というのもあの子は父とおじ連中にたいそう可愛がられて育っていて、自分がとても愛されていることを分かっていて、そして一番大きな理由は火精家が「奪われたる者たち」なだけに彼に王位は絶対来ない。ていうのがあるんだなと。何が言いたいかって?こっから久々でろでろと語りですよ。フィンウェさんのばかー(何)。

 ハトコ組並べて考えるの好きなんですけど、この場合は第2紀に絞るからケレブリンボールとエレイニオンを考えることになる。性格のゆるさというかやわらかさは二人とも似たようなもん。だけどケレブリンボールがぼっけぼけで、エレイニオンが穏やかな方だけどきりっとしてるのは、実際のところ上級王であるか否か、むしろそうなるべく育ってきたか否かが一番作用してる。

 ノルドールの上級王ってのは変な地位で、一応そういうふうに数えられますが、フィンウェさんは本来上級王とは言わなくていい筈。逆に、というかそこで全エルダールの王であるイングウェは「上級王」と呼ばれますね。フィンウェがノルドールの王で、オルウェがテレリの王だから、ヴァンヤールの王でありかつ全エルダールの王であるイングウェは上級王。下に王がいる場合の呼称として使ってるはずですハイキング。

 ナイトフォールあたりまでにフィンウェさんの3人息子の地位がかなりしっかりほぼ王状態であるから「上級王」と数えても良いのかもしれませんが…実際のところ、フィンウェさんはただ「王」であるべきでした。ていうかノルドールにとっては「王」って言ったらフィンウェさんを指すの。他の誰も指さないの。

 で、その王は永遠だと思ってた。

 それが「王位」になった辺りがノルドールの、ていうかフィンウェさんのめんどくさいあれやこれやがあるわけですが、それは置いといて。

 ノルドール内で分裂してる、各勢力があるがゆえに「上級王」という地位は「全体のトップ」となります。これがもう揉めるのなんのって。とりあえず2代目がフェアノール。しかしながら纏めるどころか「いらんわ!」ってぶった切っての中つ国帰還。3代目はマエズロス。ここは異論もございましょうが、その後引き継ぎをしていることから実質3代目と呼んでいいと思います。在位中ほぼ虜囚でしたが。で、4代目がフィンゴルフィン。ここでフィンゴルフィンにパスしたことによって、以来フィンゴルフィン家は上級王のおうちになったわけです。あ、フィナルフィンはフィナルフィンでアマンにて思っても見なかった王位につく羽目になってるわけですが、あっちの苦労はまた別問題なのでこれも今回は置いておきます。

 ろめではエレイニオンはフィンゴンの息子説を採って話を進めております。というわけで4~7代目までは全員フィンゴルフィン家。父→長男→次男→長男の長男という流れですね。フィンゴンからエレイニオンにダイレクトにいかないのは、エレイニオンが若いというよりもむしろ幼い範疇に入る年齢だったことが関係していると思います。王子が幼いゆえに叔父が王位を継ぐ(or後見)というのは基本だしなー。まあ結局にっちもさっちもいかなくなって…即位するわけですけど…。

 こうなっても王位はフェアノール家には戻らない。所業はともかく男子の数で言ったならどう考えても戻った方が確実なのにね。ちなみにその頃フィナルフィン家はと言えばガラドリエル残して全滅していたりしますなんてこったい。

 さて、フェアノール家には王位は来ない。対してフィンゴルフィン家には王位がほぼ必ず来る。来てしまう。実際かなり若くして即位する羽目になったエレイニオン。名前も象徴的ですがね。ケレブリンボールはその頃ナルゴスロンドからの避難民だったりします。とはいえ完全にナルゴスロンドと同化したというよりも父と伯父の民の頭みたいになってた筈ですけど。

 上級王ってのは王たちをまとめる王なのです。おかげでエレイニオンはたいそうバランス感覚に優れた子になりました。激動の第1紀終わりから第2紀。最終的に同盟。名君じゃない筈がないのです。

 一方ケレブリンボールはそういう意味での重圧はほぼないと言って良い。家系に対するもろもろの思いはあるだろうけど、結局築いた都もおそろしく趣味に走ったものだし、ああ、そういうイメージからうちのは花畑級なんだなと…。

 結論がわからなくなった(爆)。

 まあ、最近もそういうこと考えてます。
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