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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 『異人の唄―アンティゴネ―』を観て来ました。新国立劇場10周年記念のギリシャ悲劇から3本やろう、という企画、らしい?(わかってないんかい)

 話自体は翻案してあるので全く違うんですけど、しかし、ベースがアンティゴネ。アンティゴネご存知です?オイディプスの娘です。オイディプス…は、マザコンの語源になった男です。……説明しようかと思ってちょっと確認のためウィキ見てみたんですけど、なんてーか、ソポクレースの「オイディプス王」の要約の部分、…非常~に訳し方がシルマリルちっくっちゅーか、ぶっちゃけ私がメルリンダレ書く時に意識してる感じの…訳だー(笑)翻訳って、それしか訳し様の無いものがありますよね。「なんとなれば~」とか。好きですけど、何回も出てくるとクドい…。

 じゃなかった。んで、オイディプスの娘アンティゴネ、このひとの話は言うなれば「人間としての情」と「人間の決めた法」との対立みたいな感じなんですね。これに本当は信仰、神への義務、そういったものが絡むはずなんですが、私よくわかってません(おい)。で、アンティゴネの話っていうのは定められた死を語るものであるからして…ド暗いです。…でもギリシャ悲劇ならマシな方なのかなぁ。でもでもでも、アンティゴネ、そもそも生まれがあのオイディプスの娘ってことは生まれからして呪われてるわけで(あの兄妹4人全員そうだけどな)、う~ん、でもオイディプスの方が悲劇な気が…とか、いろいろ考えてしまうわけですが。

 それはともかく、今日のはまたごちゃっと混ぜた結果ワケわかんなくなってました。どのひとが誰にあたるのか、よくわからん…。まぁわからなくって良いんですけど。話自体は閉鎖的な「村」という環境とよそ者の慣習対決みたいな感じで、そこによそ者の子供(異能者)としてやってきたスゴい歌手とその家族の因縁がぐるんぐるんとして…。結局ワケがわかりません(笑)。ともかく、最後の唄がすごかった。すごかったとしか言えない…。

 ああもう、今日ぐっちゃぐちゃ(笑)。

 あ、ひとつ、宣伝でっす!JK姉の友人、「ellie」さんが『日産CUBE CMソングアーティスト オーディション』に出ます~。土曜(24日)つまり明日のテレビ東京の『イツザイ』に(深夜24:55~)から。↓
http://itsuzai.com
 なんか、投票もあるようなので、気が向いたら投票してもらえると嬉しいです♪
 エリーさんの歌声、JK姉も大好きですが、私も大好きです。いや~、いい曲書かれるんですよ!よろしくです!

 今日の百人一首。

 誰をかも知る人にせむ高砂の松も昔の友ならなくに
 (長く長く生きてきたけど、友を亡くし、今はひとり!)

 作者・藤原興風(ふじわらのおきかぜ)。歌意がなんかちょー微妙ですね(爆)。これは興風さんが年取ってから詠んだ歌なので、「時は過ぎ去り、今は誰を友としよう!同じく長生きしているこの高砂の松ですら、昔からの友ではないのだから…」みたいな気持ちが正解です。さみしいよー。死に遅れた感じ…。そんなんです。

 興風さんは、古今東西、カノジョの質問ベスト5くらいに入るであろう「私のこと、どのくらい好き?」に「田子の浦に立つ波の数くらいだよ!」と答えた野郎です。なかなかやるな(笑)。しかし、今まで読んだものの中で最高に好きな答え方は、魔女の宅急便のとんぼさんの答え方です。通じ合ってるね!うん(ひとり納得)。…ていうか百人一首からはズレにズレまくっている…。
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