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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 たなからぼたもち。

 違います。今日は、えー、お題からいかに一行文を作ったか、ということで一行文紹介なんぞしようかと思いますけど…その、アレです、実際ソツロンに使った順でカンベンしてくださいね…。しかも番号ふりません(鬼)。

《かれゆくものは心のどこかにあった泉のような気がした》
《寂しい戸が大気に立ち向かっている》
《月に涙を拭う手があればその頬に触れていただろうに》
《この地上、この身がそぐわないことは知っている》
《その後の心境はと言えばすいぶん凪いだ、としか言い様がない》
《乱れた髪を静かに撫でるのが好きだったのは誰だった?》
《もう一度あいたいと思ってた、そう、囁いた》
《それは、昔の花の咲き匂う庭》
《来る道、繰る道だ。呟く。》
《あんた、昔ばかり見ているな》
《……雲から射す月の光を、我らの言葉では精霊の梯子と言う》
《逢えたのだから、良いだろう?聞こえていなくても構いやしない》
《生きながらえたなら今度こそ育む者になろうと思った》
《今はもう去り行く種族だ》
《零れる真珠が床を埋めてゆく。ほろほろ、ほろほろ、ほろほろと》
《白に惑う。埋もれて、手も足も何もわからなくなる》
《寝転んだまま、物悲しい声を聞いていた》
《こうやって、葉の心を聞いている。彼が帰ってくるまで》
《それくらいなら誓言を破る。思ったのに、なぜ、私の手は動かなかった?》
《忍べぬ思いだと、知っていたのに》
《そう、この季節が私を苛む》
《――今日も淵に立つ》
《私はひとりで、火色の水を見つめ続ける》
《独り寝など、慣れている》
《空しく過ぎる時というものは私には何も残してくれない》
《灯火を見つめていると心が休まる》
《じりじりと心が炙られている。――海へ。海へ!》
《船を出して、行こう。すっとそう思った》
《私の袖はとにかく濡れてしまう。塩辛い水に》
《帰ろう。私は再会を待ちたい》
《憂いの庵、それはまた似合いの名ではないかと思い笑いがこみあげた》
《名は朽ちてゆくもの。名と同時に、私も朽ちていっているのかもしれない》
《この嵐はあまりに長く続く》
《年月と身がうまく合わせられない。私の心は倦み疲れる寸前なのだ》
《楽な道を請いはしない》
《来ないひとを待っていると風がからかう。――いや、彼は来る》
《訪問者の声が耳について離れなかった》
《久しぶりに織った布は乱れ模様の渦を巻いていた》
《確認を、どうか、させてくれ》
《お前の来ない朝を待つことなど慣れている》
《祈りの行方がどこかなど考えもしないでただ祈った》
《凍える音だ。――当分、誰も来ないだろう》
《夜更けの霜は月の下で眼に染み入るましろだ》
《お前は私を思ってくれているのかと夢に問う》
《名ばかりが歩いている。私は身じろぎもしない》
《言うなれば、それは不滅性の愛》
《鉄壁の守りなんてものは心には備わっていない》
《絡む葉に春の訪れを知った。私は歌った》
《―――奇妙なことにその噂は目を騒がせた。おれの目にはその姿が見えた》
《出会い、別れ、また出会い、きっと別れ、……もう、どうでもいい》
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きのう悠樹と、遍
きのう悠樹と、遍歴するはずだった。
BlogPetのフィンウェ URL 2008/01/19(Sat)10:47:52 Edit
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