ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言
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『SILVER ROSE CHRONICLE』を観てきました。雪組公演です。シアター・ドラマシティ…つまり東京にては日本青年館公演。うっわ青年館久しぶり!『A/L』ぶりですね。てことは半年ぶりです(笑)。んで、雪公演、主演はユミコさん(※彩吹真央氏・雪組二番手)なわけですけど、相変わらずなんともまぁ、…上手い。もともと好きな芸風ではありますし、たっぷり楽しみました。顔が良くてスタイルも良いひとがダサくなるためには服のセンスがイカれてるくらいしかないんですが、しかし、縦ストライプのシャツに水玉模様のネクタイで上にベスト(しかもシャツの裾が片方出ている)は激しく笑えました。で、製薬会社の庶務課社員ですんで、メガネに腕カバーなの。ベタだ…!
それはどうでも良いんだ(や、良くはないか)。話自体がものすごく王道なヴァンパイアと人間の恋愛物ですんで、王道な展開で王道でいいんですけど、にしてもものすごーくマンガチック。そらこの先生はデビュー作がスラップスティック・コメディを作るひとびとの話だったわけで、その系譜はがっちり続いている…うーん、やっぱデビュー作って何かを表しますよね。で、ポスターやら何やらから受けた印象とは違って、コメディでした。笑いまくりました。一応オチはシリアスに格好よく終えてました。そして私は思い出しました。
高校時代、文芸部で長編連載していた私ですが、文化祭号のみは何が何でも読みきりを書かねばなりませんでした。そして私は2年のとき、ルネサンスの光と闇というテーマで、友人とふたりで連作短編を書きました。友人の選んだネタはヴァンパイアでした(&解剖劇場と神曲)。私の選んだネタは三大巨匠でした(&女体化と天使と芸術至上主義)。どっかで交差させようねぇと言ったが最後、私の主人公ミカエル嬢はヴァンパイア氏に言い寄られ、告白され、迫られ、殺伐とした恋愛遊戯の後にフりました。「お前と一緒にはいけない」と。
ヴァンパイアと人間の恋愛モノって書いたら、終わり方は3パターンくらいしかないと思います。①死に別れ(人間、先に死ぬ) ②一緒に生きる(人間、ヴァンパイアになる) ③子孫と恋愛する(生き別れ?) 今回の『シルバー・ローズ・クロニクル』おそろしいことにこれ3つ全部やりました(笑)。祖父と死に別れ孫と恋愛し、孫は年取った後ヴァンパイアになり(都合よく若返り(笑))ふたりで幸せに夜を生きていくことにしたようです。丸ごとやられるとは思わなかった、すげぇ、と思った。いや、ほんと、そこまでやるか。
私の性格として、そういう場合に一緒に行くという選択をするキャラを書く確率はすごく低い。あ、これ、逆だったらいいんですよ。ヴァンパイアが人間になるんだったら可。命の有限→無限の転換は、なんでしょうか、何かズルい、もしくは凄い罪業な気がするんですよね。そういう選択したひと書いたら間違いなくその後不幸にしてしまいそうな気がします。………うぁ、トゥオル、どうしよう(そこ!?)。
今日の百人一首。
秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ
(実りの秋、取り入れ時には田の近くで寝ずの番をするのですけれど、どうでしょう、仮小屋の屋根は苫葺き、たいそう目が粗いので、隙間から滴る夜露に、私の袖はとにかく濡れてしまうのです)
作者・天智天皇(てんじてんのう)。中大兄皇子です。大化の改新の立役者です。天皇がなんでこんなバリバリ農民な歌詠んでるかと申しますと、これにはふたつばかり説があったりします。そのいち、天智天皇、「寝ずの番かぁ、大変だなー」とばかりに農民になったつもりで詠んだ。そのに、もともと農民の労働歌として詠まれたものだ、伝わる際に「天皇さまが詠んでくれたことにしたらハク付くんじゃ?」という考えから↑のようなエピソードがついた。
……どっちでも良いんですけど、んー、天智天皇、どういうキャラかな~。中大兄皇子と言いますと、私、タカラヅカで上演されました『あかねさす紫の花』のイメージが強烈でして、まあ平たく言えば鬼畜…。どうなんでしょうね。うん。ところで天智天皇と言えば、日本で初めて時間を計った方です。水時計をつくって、決まった時間に鐘を叩かせて時を知らせたのです。それから考えるとすごーく頭良くてキッチリした方って気がしますが。
それはどうでも良いんだ(や、良くはないか)。話自体がものすごく王道なヴァンパイアと人間の恋愛物ですんで、王道な展開で王道でいいんですけど、にしてもものすごーくマンガチック。そらこの先生はデビュー作がスラップスティック・コメディを作るひとびとの話だったわけで、その系譜はがっちり続いている…うーん、やっぱデビュー作って何かを表しますよね。で、ポスターやら何やらから受けた印象とは違って、コメディでした。笑いまくりました。一応オチはシリアスに格好よく終えてました。そして私は思い出しました。
高校時代、文芸部で長編連載していた私ですが、文化祭号のみは何が何でも読みきりを書かねばなりませんでした。そして私は2年のとき、ルネサンスの光と闇というテーマで、友人とふたりで連作短編を書きました。友人の選んだネタはヴァンパイアでした(&解剖劇場と神曲)。私の選んだネタは三大巨匠でした(&女体化と天使と芸術至上主義)。どっかで交差させようねぇと言ったが最後、私の主人公ミカエル嬢はヴァンパイア氏に言い寄られ、告白され、迫られ、殺伐とした恋愛遊戯の後にフりました。「お前と一緒にはいけない」と。
ヴァンパイアと人間の恋愛モノって書いたら、終わり方は3パターンくらいしかないと思います。①死に別れ(人間、先に死ぬ) ②一緒に生きる(人間、ヴァンパイアになる) ③子孫と恋愛する(生き別れ?) 今回の『シルバー・ローズ・クロニクル』おそろしいことにこれ3つ全部やりました(笑)。祖父と死に別れ孫と恋愛し、孫は年取った後ヴァンパイアになり(都合よく若返り(笑))ふたりで幸せに夜を生きていくことにしたようです。丸ごとやられるとは思わなかった、すげぇ、と思った。いや、ほんと、そこまでやるか。
私の性格として、そういう場合に一緒に行くという選択をするキャラを書く確率はすごく低い。あ、これ、逆だったらいいんですよ。ヴァンパイアが人間になるんだったら可。命の有限→無限の転換は、なんでしょうか、何かズルい、もしくは凄い罪業な気がするんですよね。そういう選択したひと書いたら間違いなくその後不幸にしてしまいそうな気がします。………うぁ、トゥオル、どうしよう(そこ!?)。
今日の百人一首。
秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ
(実りの秋、取り入れ時には田の近くで寝ずの番をするのですけれど、どうでしょう、仮小屋の屋根は苫葺き、たいそう目が粗いので、隙間から滴る夜露に、私の袖はとにかく濡れてしまうのです)
作者・天智天皇(てんじてんのう)。中大兄皇子です。大化の改新の立役者です。天皇がなんでこんなバリバリ農民な歌詠んでるかと申しますと、これにはふたつばかり説があったりします。そのいち、天智天皇、「寝ずの番かぁ、大変だなー」とばかりに農民になったつもりで詠んだ。そのに、もともと農民の労働歌として詠まれたものだ、伝わる際に「天皇さまが詠んでくれたことにしたらハク付くんじゃ?」という考えから↑のようなエピソードがついた。
……どっちでも良いんですけど、んー、天智天皇、どういうキャラかな~。中大兄皇子と言いますと、私、タカラヅカで上演されました『あかねさす紫の花』のイメージが強烈でして、まあ平たく言えば鬼畜…。どうなんでしょうね。うん。ところで天智天皇と言えば、日本で初めて時間を計った方です。水時計をつくって、決まった時間に鐘を叩かせて時を知らせたのです。それから考えるとすごーく頭良くてキッチリした方って気がしますが。
ナニユエやらねばならんことの多い日に限ってネタばかり多いのでしょうか。しりあがり寿氏の初授業にて「怪獣の名前はとりあえずゴン付けとけって感じですね」とキッパリ言われた瞬間、フィンゴルフィン家の男子がみんな怪獣になりまして、「っフ!」と吹いた拍子にカーテン引っ張って壊した悠樹ですこんばんはっ。
『MAHOROBA―遥か彼方YAMATO―/マジシャンの憂鬱』を観て来ましたよ。月組公演です。4作目にしてやっとの王道ボーイ・ミーツ・ガール…!感動的なまでに笑い転げてきました。面白いから。っていうか皇太子殿下、熱血変人すぎるくせに格好良いってどういうことだコノヤロウ。主役ふたりはすごい良い味出してました。ああ、やっと…!やっと…!月のトップコンビはかなり好きなので、いっつも演目に軽くヘコんでました(笑)。いやぁ、トップコンビがこれだけちゃんと絡むのが良いですよね!うん!(勝手に納得)
今回は、ショーが前モノでして、和モノと言い切るには不思議極まりないショー…。や、和モノは和モノなんですけど、日舞・王朝・それ以降ではなくって、古代大和・記紀・っつぅか葦原水穂国…!神!ヤマトタケル!うわぁい!って感じのショーでした。ふっはっはっは。いやぁ綺麗な黒髪・他の色の髪がいーっぱい…(てれてれ)んでもって古代日本系のショーの衣装ですから、もう…あれこれと妄想が羽ばたきます。ぱたぱた~。いや、昔からなんですけど、最近とみに娘役ちゃんの髪飾りとか食い入るように見つめてます。特に長髪鬘の時の結いとか飾りとか、もうじーっ…と。絵描きだったら描いてるんですけど(爆)。後姿にきゅぅんってくる率が非常~に高いのですが、当たり前の話で、写真は前向きです。顔が命です。資料になりそうなものはしこたまございますが、私は残念ながら絵描きではありません(はっはっは…)いや顔も好きですよ?ただ、くるくると回る姿に髪飾り拝見したり衣装の翻り方にニヤニヤしたり、舞台見ながらそんなことばかり。いや、それ抜きでも楽しかったです。ていうか日本神話好きだしな!
で、芝居がこれまた面白かったのっ。うーん、やっぱり正塚先生の芝居、好きです。偶然が偶然を呼んで奇跡状態になる話なんですが、王道・ボーイ・ミーツ・ガールなので、大好きな所にぴたっとハマることこの上ありません。ちなみにタイトルは『兎も小鳥も出ません/命をかけたりしません』という主題歌中の歌詞が私の頭の中で混ざり合って出来た産物です。でも、シルクハットからこうさぎがひょこひょこ出てきたら、可愛すぎて悶えます。間違いなく。
お知恵ちゃんのきりぺたを溜めてます(爆)。ネタはきっちりあるんです。一応きり番もネタで設定してるくらいなんです。か、書くヒマが…!とりあえずは明日を乗り切ればちょっとはヒマになるはずなので…!あうう…!
メールも出せてません。突然チキンな自分に呆れるばかりです。くっ。
今日の百人一首。
心あてに折らばや折らむ初霜のおきまどはせる白菊の花
(あてずっぽうで折ってみようか?…ムリだね!ほらご覧よ、初霜で真っ白の庭、見事に真っ白な菊を!)
作者・凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)。頭まっしろなんでまっしろな歌選んでみました(爆)。初霜の庭では地面も白い、白菊もちろん白い、折れませんて。…菊が出てきたあたりが非常~に古今な歌ですね、これ。万葉集には菊が詠まれません。一首もないんです、菊を詠んだ歌。古今集から菊は詠まれはじめますが…。
作者の躬恒さんは早詠みの天才で、質問にも即座に歌で答えちゃって、そのごほうびに着物をいただいたら、いただいた場で着物を肩にかけてまた歌を詠んで喜びを表す…とかやってたというエピソードが残ってるような人です。紀貫之の親友でライバル。しかし躬恒さんは全然出世できず、いつまでたっても貧乏なまんまだったとか…。人生、ままならないものです。
『MAHOROBA―遥か彼方YAMATO―/マジシャンの憂鬱』を観て来ましたよ。月組公演です。4作目にしてやっとの王道ボーイ・ミーツ・ガール…!感動的なまでに笑い転げてきました。面白いから。っていうか皇太子殿下、熱血変人すぎるくせに格好良いってどういうことだコノヤロウ。主役ふたりはすごい良い味出してました。ああ、やっと…!やっと…!月のトップコンビはかなり好きなので、いっつも演目に軽くヘコんでました(笑)。いやぁ、トップコンビがこれだけちゃんと絡むのが良いですよね!うん!(勝手に納得)
今回は、ショーが前モノでして、和モノと言い切るには不思議極まりないショー…。や、和モノは和モノなんですけど、日舞・王朝・それ以降ではなくって、古代大和・記紀・っつぅか葦原水穂国…!神!ヤマトタケル!うわぁい!って感じのショーでした。ふっはっはっは。いやぁ綺麗な黒髪・他の色の髪がいーっぱい…(てれてれ)んでもって古代日本系のショーの衣装ですから、もう…あれこれと妄想が羽ばたきます。ぱたぱた~。いや、昔からなんですけど、最近とみに娘役ちゃんの髪飾りとか食い入るように見つめてます。特に長髪鬘の時の結いとか飾りとか、もうじーっ…と。絵描きだったら描いてるんですけど(爆)。後姿にきゅぅんってくる率が非常~に高いのですが、当たり前の話で、写真は前向きです。顔が命です。資料になりそうなものはしこたまございますが、私は残念ながら絵描きではありません(はっはっは…)いや顔も好きですよ?ただ、くるくると回る姿に髪飾り拝見したり衣装の翻り方にニヤニヤしたり、舞台見ながらそんなことばかり。いや、それ抜きでも楽しかったです。ていうか日本神話好きだしな!
で、芝居がこれまた面白かったのっ。うーん、やっぱり正塚先生の芝居、好きです。偶然が偶然を呼んで奇跡状態になる話なんですが、王道・ボーイ・ミーツ・ガールなので、大好きな所にぴたっとハマることこの上ありません。ちなみにタイトルは『兎も小鳥も出ません/命をかけたりしません』という主題歌中の歌詞が私の頭の中で混ざり合って出来た産物です。でも、シルクハットからこうさぎがひょこひょこ出てきたら、可愛すぎて悶えます。間違いなく。
お知恵ちゃんのきりぺたを溜めてます(爆)。ネタはきっちりあるんです。一応きり番もネタで設定してるくらいなんです。か、書くヒマが…!とりあえずは明日を乗り切ればちょっとはヒマになるはずなので…!あうう…!
メールも出せてません。突然チキンな自分に呆れるばかりです。くっ。
今日の百人一首。
心あてに折らばや折らむ初霜のおきまどはせる白菊の花
(あてずっぽうで折ってみようか?…ムリだね!ほらご覧よ、初霜で真っ白の庭、見事に真っ白な菊を!)
作者・凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)。頭まっしろなんでまっしろな歌選んでみました(爆)。初霜の庭では地面も白い、白菊もちろん白い、折れませんて。…菊が出てきたあたりが非常~に古今な歌ですね、これ。万葉集には菊が詠まれません。一首もないんです、菊を詠んだ歌。古今集から菊は詠まれはじめますが…。
作者の躬恒さんは早詠みの天才で、質問にも即座に歌で答えちゃって、そのごほうびに着物をいただいたら、いただいた場で着物を肩にかけてまた歌を詠んで喜びを表す…とかやってたというエピソードが残ってるような人です。紀貫之の親友でライバル。しかし躬恒さんは全然出世できず、いつまでたっても貧乏なまんまだったとか…。人生、ままならないものです。
昨日のヘコみぶりに我ながら驚くばかりではありますが、それより何よりそれでも何かしら単語を覚えてるお知恵ちゃんにビックリしました。なんだい君の向上心は。
本日は奇しくも「夢」がそこかしこに潜む劇をふたつばかり観ました。
そのいち。母校文化祭につき、母校の演劇部の劇。『BUDORI~眠れぬ夏の月~』
脚本切るの手伝ったこともあって、どーいう仕上がりになったかな、と心配してはいたんですが、どうしてなかなか、がんばってるじゃないですか。しかし問題は、コンクール提出作品なのに、本日の上演総時間85分。コンクールの規定は55分です。ぅおいっ、30分も切るんかーい。
夢と悪夢と思い込みと狂人、そして劇また劇及びファミコンリセットボタンな話でした。面白かったです。いやぁ、オチ知ってても面白かったです。がんばったね。しかし今日一番の笑いどころは「ファミコンです」に「ファミリィ・コンプレックス?」と返したあのボケ方でした。かんべんして!直結したから!ああ、私の書く奴らにはファミコンが多いさ!多いとも!!
そのに。こんにゃく座オペラの「OPERA CLUB MACBETH」。マクベスです。マクベスなんですが、こちらも劇中劇仕立て。そして甘い悪い夢を見るのです。団塊の世代がモチーフになってる「男」が、飲んだ帰りに立ち寄ったクラブで、「マクベス」を観る。観るうちに、男はマクベスになっていき、男の妻、家にいる妻、家に帰りたくない男の妻はマクベス夫人として現れ…。オチもおぉ~う、な出来でしたが、何よりもマクダフの妻と息子の殺害シーンが衝撃的でした。ぎゃああ。首がかっくんといくのはまだ良しとしよう(息子君は人形なのです)。しかし、はらわたが。あああ。母の悲鳴が、また良く通って納得、なのに、その母の顔に、はらわたが。ぎゃああ。客席でぽかんと口開けたままにするのなんて、久しぶりでした。
オペラですから(しかも日本語オペラ)美声で美しい合唱をあれこれと聞くわけですよ。だからかなのか、客入れ音楽も客出し音楽もございません。っていうかピアノとフルートとパーカッションで生演奏ですし。音といったらその音楽、そして歌、及びセットのすれです(笑)。舞台ならではのハプニングー!とかもございます(剣、曲がった、とか…)。しかし、意味がダイレクトに分かる言語での歌って、強烈に頭にぐいぐいぐいーっと入って来ますね。いいは悪いで悪いはいい…。
悪い夢見ても、眠れないで起き続けるよりかはマシだと思うんですよね。んー、確かに、悪夢に魘されつづけるのも相当ですが、眠らないよりは。うん。半ば気絶でも。
エルフって、夢の小道方式で眠ってる時ってのは、絶対夢見てるわけじゃないですか。ていうかアレは夢という名のついた休息交換条件みたいなものですよね。夢見なきゃ休息できない。で、私としましてはあれはもう究極の超切羽詰ってる時にやらかす眠り方なわけで、日常は普通に眠ってるという考え方なんですね。だったら悪夢も見るよね、と思うのです。
フェアノールはストレートに強烈に悪夢を見そうな気がしますが、フィンウェさんは非常に性質の悪い甘い悪夢を見ていそうな気がします。これって、ろめのフィンウェさんとイルモの仲が微妙だからでしょうか。悪いわけじゃないんですけど、フィンウェさん、ヴァラ相手の誰に一番及び腰かって、ウチの場合、間違いなくイルモです。いろいろあったのね、って感じ(どんなんじゃい)。最初はねー、仲良いのかなーって思ってたんですよ。普通に、むしろベタ甘なくらいに。だけど、またあちこち読み返してたら、またも見落としてた事実に気づきまして。
ミーリエルが去る時、ですね。フィンウェさん、最初の相談相手はどうも、…マンウェなんですね。で、マンウェがイルモに相談してる。私、ここにマンウェが挟まってるとは思いませんでした。むしろこちらの関係も脳内修正。マンウェとイングウェってのはサクっと想像つくんですが、妙なことに、マンウェとフィンウェさんは私の中ではものすごく微妙な関係しか思いつかなくて。とりあえず、最終手段のような。他のヴァラにはかなりイロイロ言ったりしたりするのにマンウェは最後のような。……逆か。と。むしろとても・非常に・物凄く気安いがゆえに最後なのか!?と。
………いや別に、イルモとの関係もね、間違っても殺伐とするわけではなく、だけど何ていうかむしろ条件反射的に「おこられる!」と思ってるので極力顔合わさないように、逃げ回るというか(何?)。間違いなく掴まったらお説教から開始ですからね(笑)。ろめのイルモは常々フィンウェさんの普段の生活に物申したいことがたっくさんあります。先行でいっぺん来た時にさんざん面倒みたあの子の最近の生活はどうも目に余る、と。
ん~。漠然と思っただけだからなぁ。結論出ないや。マンウェもイルモもどっちも好きな方々ですから、意外なイメージ修正ポイントになりました。はっはっは。
本日は奇しくも「夢」がそこかしこに潜む劇をふたつばかり観ました。
そのいち。母校文化祭につき、母校の演劇部の劇。『BUDORI~眠れぬ夏の月~』
脚本切るの手伝ったこともあって、どーいう仕上がりになったかな、と心配してはいたんですが、どうしてなかなか、がんばってるじゃないですか。しかし問題は、コンクール提出作品なのに、本日の上演総時間85分。コンクールの規定は55分です。ぅおいっ、30分も切るんかーい。
夢と悪夢と思い込みと狂人、そして劇また劇及びファミコンリセットボタンな話でした。面白かったです。いやぁ、オチ知ってても面白かったです。がんばったね。しかし今日一番の笑いどころは「ファミコンです」に「ファミリィ・コンプレックス?」と返したあのボケ方でした。かんべんして!直結したから!ああ、私の書く奴らにはファミコンが多いさ!多いとも!!
そのに。こんにゃく座オペラの「OPERA CLUB MACBETH」。マクベスです。マクベスなんですが、こちらも劇中劇仕立て。そして甘い悪い夢を見るのです。団塊の世代がモチーフになってる「男」が、飲んだ帰りに立ち寄ったクラブで、「マクベス」を観る。観るうちに、男はマクベスになっていき、男の妻、家にいる妻、家に帰りたくない男の妻はマクベス夫人として現れ…。オチもおぉ~う、な出来でしたが、何よりもマクダフの妻と息子の殺害シーンが衝撃的でした。ぎゃああ。首がかっくんといくのはまだ良しとしよう(息子君は人形なのです)。しかし、はらわたが。あああ。母の悲鳴が、また良く通って納得、なのに、その母の顔に、はらわたが。ぎゃああ。客席でぽかんと口開けたままにするのなんて、久しぶりでした。
オペラですから(しかも日本語オペラ)美声で美しい合唱をあれこれと聞くわけですよ。だからかなのか、客入れ音楽も客出し音楽もございません。っていうかピアノとフルートとパーカッションで生演奏ですし。音といったらその音楽、そして歌、及びセットのすれです(笑)。舞台ならではのハプニングー!とかもございます(剣、曲がった、とか…)。しかし、意味がダイレクトに分かる言語での歌って、強烈に頭にぐいぐいぐいーっと入って来ますね。いいは悪いで悪いはいい…。
悪い夢見ても、眠れないで起き続けるよりかはマシだと思うんですよね。んー、確かに、悪夢に魘されつづけるのも相当ですが、眠らないよりは。うん。半ば気絶でも。
エルフって、夢の小道方式で眠ってる時ってのは、絶対夢見てるわけじゃないですか。ていうかアレは夢という名のついた休息交換条件みたいなものですよね。夢見なきゃ休息できない。で、私としましてはあれはもう究極の超切羽詰ってる時にやらかす眠り方なわけで、日常は普通に眠ってるという考え方なんですね。だったら悪夢も見るよね、と思うのです。
フェアノールはストレートに強烈に悪夢を見そうな気がしますが、フィンウェさんは非常に性質の悪い甘い悪夢を見ていそうな気がします。これって、ろめのフィンウェさんとイルモの仲が微妙だからでしょうか。悪いわけじゃないんですけど、フィンウェさん、ヴァラ相手の誰に一番及び腰かって、ウチの場合、間違いなくイルモです。いろいろあったのね、って感じ(どんなんじゃい)。最初はねー、仲良いのかなーって思ってたんですよ。普通に、むしろベタ甘なくらいに。だけど、またあちこち読み返してたら、またも見落としてた事実に気づきまして。
ミーリエルが去る時、ですね。フィンウェさん、最初の相談相手はどうも、…マンウェなんですね。で、マンウェがイルモに相談してる。私、ここにマンウェが挟まってるとは思いませんでした。むしろこちらの関係も脳内修正。マンウェとイングウェってのはサクっと想像つくんですが、妙なことに、マンウェとフィンウェさんは私の中ではものすごく微妙な関係しか思いつかなくて。とりあえず、最終手段のような。他のヴァラにはかなりイロイロ言ったりしたりするのにマンウェは最後のような。……逆か。と。むしろとても・非常に・物凄く気安いがゆえに最後なのか!?と。
………いや別に、イルモとの関係もね、間違っても殺伐とするわけではなく、だけど何ていうかむしろ条件反射的に「おこられる!」と思ってるので極力顔合わさないように、逃げ回るというか(何?)。間違いなく掴まったらお説教から開始ですからね(笑)。ろめのイルモは常々フィンウェさんの普段の生活に物申したいことがたっくさんあります。先行でいっぺん来た時にさんざん面倒みたあの子の最近の生活はどうも目に余る、と。
ん~。漠然と思っただけだからなぁ。結論出ないや。マンウェもイルモもどっちも好きな方々ですから、意外なイメージ修正ポイントになりました。はっはっは。
あーめはふったらどーしゃぶりー♪(テキトウ歌)
降り出したと思えば土砂降り。かんべんしてよ。降れば土砂降りとは悪いことは続くもの、とかいう意味らしいですが、まぁ別に悪いことがあったわけではありませぬ。ちょいと良いことかな?どっちかってと。
それはともかく突発的に『KEAN』観て来ました。日生劇場で。シェイクスピア役者エドモンド・キーンの生涯、っていうには超一部なんですけど、を描いたミュージカルです。……ええと。コメディ…と言い切るにはシリアスなんだけど…そしてオチがオチてないっつぅか…面白いとこもあったけど全面的に面白い!とは言いがたい…ような…。
キーになるのが『尺には尺を』なんですけど、日本だとかなり上演回数少ないと思うんですよね。尺には尺を。私けっこう好きですけど、シェイクスピアはメジャー所は超メジャー、マイナー所はマイナー一直線じゃないですか…。ああ、メジャー(尺)なのにマイナーとはこれいかに(笑)。
尺には尺を、を観た時には、どうにも公爵閣下が可愛くて仕方なくて(あの作戦はホントどうかと思いますけど)、しかーし観客の一部のマナーが悪すぎて微妙~な気分で帰ってきたものでした。今日は客マナーは普通だったけどね~…日生劇場はいつ行っても人魚が出て来そうだと思います。客席が。
……ろめのトゥアゴンの性格にはかなりの部分で私自身の性格が反映されてるのですが、それというのもJK姉が非常にフィンゴンな方で(何!?)、昨日も風呂場で2時間ばかり姉妹ぶっちゃけトークで人生相談など受けたりしたり致しました。すげー大好きです。
で、その名残でろめのフィンゴンは非常~に和歌詠むのが上手くなりそうです。これというのも、万葉集辿ってると「おおぉこれフィンゴン!」って思うのが多いからいかんのだ。や、いいと思うのよ。和歌上手でも。んでマエズロスが詠むの下手(だという本人基準)で引用上手、しかしその引用がトゥアゴンのばっかりで、最終的にはイヤな感じのやり取りしてればいい。っていうか書いたらすげー楽しかった。どういうこっちゃ。そら私がフィンマエ前提のトゥアマエ(と言い切るには非常に微妙な関係)を書くの大好きだからに決まってますね。推奨コンビですから。必ず殺伐としますが。うん。
降れば土砂降り人生だけど、めげるな!(ダレが?)(いや、トゥアゴンもマエズロスもね)
降り出したと思えば土砂降り。かんべんしてよ。降れば土砂降りとは悪いことは続くもの、とかいう意味らしいですが、まぁ別に悪いことがあったわけではありませぬ。ちょいと良いことかな?どっちかってと。
それはともかく突発的に『KEAN』観て来ました。日生劇場で。シェイクスピア役者エドモンド・キーンの生涯、っていうには超一部なんですけど、を描いたミュージカルです。……ええと。コメディ…と言い切るにはシリアスなんだけど…そしてオチがオチてないっつぅか…面白いとこもあったけど全面的に面白い!とは言いがたい…ような…。
キーになるのが『尺には尺を』なんですけど、日本だとかなり上演回数少ないと思うんですよね。尺には尺を。私けっこう好きですけど、シェイクスピアはメジャー所は超メジャー、マイナー所はマイナー一直線じゃないですか…。ああ、メジャー(尺)なのにマイナーとはこれいかに(笑)。
尺には尺を、を観た時には、どうにも公爵閣下が可愛くて仕方なくて(あの作戦はホントどうかと思いますけど)、しかーし観客の一部のマナーが悪すぎて微妙~な気分で帰ってきたものでした。今日は客マナーは普通だったけどね~…日生劇場はいつ行っても人魚が出て来そうだと思います。客席が。
……ろめのトゥアゴンの性格にはかなりの部分で私自身の性格が反映されてるのですが、それというのもJK姉が非常にフィンゴンな方で(何!?)、昨日も風呂場で2時間ばかり姉妹ぶっちゃけトークで人生相談など受けたりしたり致しました。すげー大好きです。
で、その名残でろめのフィンゴンは非常~に和歌詠むのが上手くなりそうです。これというのも、万葉集辿ってると「おおぉこれフィンゴン!」って思うのが多いからいかんのだ。や、いいと思うのよ。和歌上手でも。んでマエズロスが詠むの下手(だという本人基準)で引用上手、しかしその引用がトゥアゴンのばっかりで、最終的にはイヤな感じのやり取りしてればいい。っていうか書いたらすげー楽しかった。どういうこっちゃ。そら私がフィンマエ前提のトゥアマエ(と言い切るには非常に微妙な関係)を書くの大好きだからに決まってますね。推奨コンビですから。必ず殺伐としますが。うん。
降れば土砂降り人生だけど、めげるな!(ダレが?)(いや、トゥアゴンもマエズロスもね)
ろめのエルダールは和歌詠みますが(単純に私の趣味の「湖文学」(笑))、さてではマエズロスがフィンゴンに、トゥアゴンがフィンロドに、それぞれ違う(ような、同じような)シチュエーションで同じ歌詠んで返すとしたら、その詠まれる歌は誰作が良いのでしょうか…。悩んでます(爆)。単純にどっちかが先に詠んだのを聞き及んでいて、引用してるのか(そしたら確実にトゥアゴンが詠んだのをマエズロスが引くだろ~なぁ~。ろめだもん(どういう理由だよ))、それとも古典として習ったものの中からたまたま同じの引用したのか…。どうしよっか、なぁ。
昨日言ったとおり、今日もお宙観劇でした。役替わりでハッキリしたのは前キャストが正統派脚本通りとしたら、今キャストは根暗ロドリーゴ(でも浮名は流れる)とちょいと冷静ラモン(冷静にあの後にイサベラを口説く、かもしれない)ってところでしょうか。侮れん、なんかちょっと面白くなってきた、『バレンシアの熱い花』…まぁ、先生が先生だから嫌うわけはあまりないのですが。大概ツボに嵌るからなぁ。
コール大学の話ですが(まーた唐突な話題転換を…)あれは、冷静に考えると「大学」っぽいことしてる「教育機関」でしたね。だって読み書きあるし…。そう、あるのよね。書写学部。もうなんか学部分けするのも軽く阿呆らしいけど。だってさー、本当にさー、フェアノールが開発するまで流通する文字がない、っていうその現実が、しかしどうやらそうとう文明的には高かったであろうというその予想が…恐ろしい。それは一体、どういった記憶力なんですか。脳みそ見せてください(見てもわかんないけど)。
ところで、やっとこさ『地球へ…』を買いました読みました。ハズミがつかないと動けません。………私の場合ジョミーがフィンウェさんだよな、と思ってしまった辺り、激しくやはりズレている。わかってはいたが。わかってはいたが。が。
昨日言ったとおり、今日もお宙観劇でした。役替わりでハッキリしたのは前キャストが正統派脚本通りとしたら、今キャストは根暗ロドリーゴ(でも浮名は流れる)とちょいと冷静ラモン(冷静にあの後にイサベラを口説く、かもしれない)ってところでしょうか。侮れん、なんかちょっと面白くなってきた、『バレンシアの熱い花』…まぁ、先生が先生だから嫌うわけはあまりないのですが。大概ツボに嵌るからなぁ。
コール大学の話ですが(まーた唐突な話題転換を…)あれは、冷静に考えると「大学」っぽいことしてる「教育機関」でしたね。だって読み書きあるし…。そう、あるのよね。書写学部。もうなんか学部分けするのも軽く阿呆らしいけど。だってさー、本当にさー、フェアノールが開発するまで流通する文字がない、っていうその現実が、しかしどうやらそうとう文明的には高かったであろうというその予想が…恐ろしい。それは一体、どういった記憶力なんですか。脳みそ見せてください(見てもわかんないけど)。
ところで、やっとこさ『地球へ…』を買いました読みました。ハズミがつかないと動けません。………私の場合ジョミーがフィンウェさんだよな、と思ってしまった辺り、激しくやはりズレている。わかってはいたが。わかってはいたが。が。