忍者ブログ
ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



[46]  [47]  [48]  [49]  [50]  [51]  [52]  [53]  [54]  [55]  [56
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 『わらしべ夫婦双六旅』を観て来ました。新橋演舞場、初めて行きましたがなかなか楽しい劇場で。右のすみっこから観てたんですけど、客席を貫く仮花道が面白かったです。で、話はどうかと言うと、笑いすぎておなかがよじれました。や、ボロ泣きもしたんですけどそれ以上に大爆笑。もー!苦しいー!!母上は自分の誕生月に大好きな藤山直美さんを観るのが長年の夢だったらしく、今日はもうつやつやと二人して微笑みながら帰って来ました。ふっふっふ…。

 でですね、わらしべ長者っぽい物々交換をしながらの双六旅を前半けっこうしてるわけなんですが、わらしべ長者をふと考えた時に、ん、ちと待て基本エルフはわらしべ長者なのか?とか思いました。だってお金ないし。アレですよね、何かがなくて困ってるマエズロスにほいっとその何かをあげたりしたら、普通にフェアノールの作った装飾品とか返ってきそうですよね。まさに本人にとってのみ等価交換。こっちはわらしべだ!(また謎発言)ってことは好意とか自発的衝動を抜きにして考えるとエルフのモノって、職人さんに材料費+αな分の何かをあげる→職人さんが完成品をくれる、なのが基本?物々交換になるともっと単純でこれあげる→じゃあこれあげるなノリだけど。お互い納得すればオッケー。

 んで、すごろくはすごろくでくるくる回ってすごい楽しい妄想に浸ってます。そもそもすごろくの古い形はバックギャモン、それより古くなるとセネト。うん、納得。んですごろくってボードゲームではないですか。盤を使って出来るゲームを今ちょっとネタとして捜してまして、チェスっぽいけどチェスじゃない奴捜してたら、すごい素敵なの見つけました。その名はアリマア。平たく言えば、自分のうさぎをうまく守って相手の陣地にたどり着かせるゲームです。このゲームの素敵なところって、自分のうさぎが全部いなくなっちゃっても「負け」じゃないとこ。勝ちの条件は自分のうさぎのうちどれか一羽でも相手のゴール陣地に入ればいいんですけど、自分のうさぎが全部いなくなっちゃったら絶対勝てませんよね。でもゲームは終わらずに続きます。相手のうさぎも全部いなくなっちゃったら引き分け。負けるのは、打つ手が本気でなくなった時か、罠にかかりまくって自分の駒が何もなくなった時。引き分けって素敵ですよね。ふふふふふ(危ない)。何がいいって、うさぎな所ですけど(おい)。

 もし話書いててアリマア使う時はチェスで言うとキングとクイーンにあたる駒、象と駱駝を変更したいところですが、片方は鷲でいいとして、……もう片方候補はエントなんですけど、そこまで考えてちょっと硬直。……アマンにエントいましたっけ?なんか考えれば考えるほどいない気がする…ってことはアマンのエルフ=エント知らずってことで、じゃあ使えないわぁあああああ!そしたら何だろう…。象を残すか?まぁ、それでもいいかもしれない…。ついでにやるのがエルフなんだからとかいう偏見で駒の動きもちょっと特殊だったりするといいのかもしれない。実際そんなことしてやれるのかどうかは別問題(笑)。創作者の嘘はけっこうつきます。
 『スウィーニー・トッド―フリート街の悪魔の理髪師―』を観てきました。面白かったです(一言かよ)。ミュージカル俳優ゼロなだけあって、非常に俳優のミュージカルな映画でよろしゅうございました(意味が不明です)。

 ………今父上殿が風呂に入れとうるさく言ってきたのに叫び返したら感想全部忘れました(死)マジありえない私のマシンガン思考を返してくれ親父殿。いっしょうけんめい考えましたが本気で思い出せませんかろうじて思い出せたのが「ギリシャは稚児なんだ…」とかそれだけってなんだよ終わってるよ。

 ……タイトルからどうにか想像するに、たぶんジョニー・デップの途中の顔、妄想シーンの中の何かを考え込んでいるような少々不機嫌な顔がツボったってことだと思われます。

 あと帰りの車の中でアラン・リックマンが提督に見えると母上が言い出したので、それは多分パフュームで見た記憶が残ってるんだよと訂正してあげたことというか。

 あ、あとアレだ、トールキン教授は母性的な女を描くのが苦手っていうか彼にとって母性ってなんだったんだろうな問題にちょっと踏み込んで考えたくなるような母息子的なシーンにつらつら思ったとか(日本語が乱れきっている)。母息子がしっかり描かれてるのってどこだよ。アレゼルとマイグリンか?それだけだよね。あと何気にさくっとスルーとか。そんな。

 それから考えるとアルウェンってキャラは教授的には珍しくああいうタイプでいっぱい描いてみた女なのかも。他は皆ヒーロータイプな女だもん。ぶつぶつぶつ。

 …………………………もういいやそんなのは(そんなの呼ばわり)。今日最大のビックリはスウィーニー・トッドの開始前の予告編にあった『紀元前一万年』の主演がスティーヴン・ストレイトだったことだ。予告編みながら「あ、この好みの表情するこいつは絶対どっかで見た、でも名前わからん誰だ」と思ってた、奴が、そうか、奴か…。ちなみに私はわうわうでやってた『スカイ・ハイ』で彼を目撃後、また数ヶ月後にまた『スカイ・ハイ』をうっかり見かけて「もっかい見よ。彼も見たいし」と思ったくらいに気に入ったわけですけど、そうか、アレに出てたか、っていうかあの時も目当てのひとつだった奴か、奴なのか…。観に行かなきゃ?(くえすちょん・まーく)
 といった感じにJK姉上が「笑い」のレッスンをしておりますマジ怖いです、っていうかマンガとかでよくある役者志望のひとがアパートとかでレッスンしてて大家に怒鳴りこまれるシチュエーションが今身をもってわかった気が。私は家でレッスンしない子でしたから、そんなことはなかったわけで。いやーマジ怖いほんともう…なにあの狂気の笑い。やっぱ「笑い声」って狂気が滲むとほんと怖いコワイ…。

 それはともかく、そんな狂気ってる姉上と本日は『タン・ビエットの唄』を観に行ってきました。………ここここんな話だったのかぁっ!?ベトナム戦争を題材に南ベトナム解放民族戦線の兵士たちと村民虐殺の生き残りの姉妹との話なんですが、…いやなんとも。ヤンさん(※安寿ミラ嬢)相変わらずいい芝居選ぶなぁ、とかこのひと女だと金に困らない役ばっかりだなぁ男役の時はあんなに金に困るか後ろ暗い過去があるかいろいろ大変だったのに…とか思います(どんな感想だよ)。

 ……ぜいきんなんかなければいいのにかくていしんこくとかほろびろっていつもおもうんですけどあれだきょねんはははうえががんばってたからわたしはやらなかったんだけど、いやみすてるのもあとあじわるいからがんばりますけれども!も!

 たたかってきます。ああそうだ今日の芝居観ててまたまたまた「母は強し!」とかぐるぐる回り出したんですけれどもウチのマエズロスはぶっちゃけネアダネルの一番偉大なところは「産んでくれたこと」になってそうだなぁとか思ってみる…ウチのマエズロスは何かといっちゃ出産シーンに立ち会ってる…ウチのマエズロスはなんていうか思考が乙女だ…ウチのマエズロスは…あー、好きだな。
 今日も今日とて『A-“R”ex―如何にして大王アレクサンダーは世界の覇者たる道を邁進するに至ったか―』を観てきました。どうしたことか明後日もっかい観ます(笑)。そして前回、私、どーっしても眠くて一瞬意識が飛んだ瞬間があったのですが、あろうことかそれが本当に肝心要の台詞の時だったことが分かりました(爆)。アレックスがグレた原因になった台詞が、母上のあの台詞が…見事に寝てました。瞬間的に。いや、そんなこと言われたらグレるわ。でも母上側の気持ちがわからなくないから困る…。つぅかよく書く…。っていうかもうあれだよ、その間逆と見せかけて何気に近いところがある台詞が昴で書いた「一日に一度は顔を見たいよ。それくらいには恋しい」だなぁとか(おいおいおい)。

 アレックスはやたらと主題歌が好きなんですけどね。もともと私はあさこちゃんとみほこちゃんのデュエットって大好きなんですけどね(月組はかなり多めなんだけど、私の基準がうっかりタカハナなので(爆))。今回の主題歌はなんと、みほこちゃんのパートの方が分量多い(笑)。サビ突入が娘役先って、そらまた珍しいと思うんですがどうでしょう。

 ………シラバスを考えていて笑みが止まりません。ついでに妄想も止まりません。旅行準備しながらニヤける今日この頃です。
 卒業論文を出して教員免許の発行申請をして締め切り間際に来てない友人家に久々のイエデンしてどもって急遽別の友人と『エル・アルコン―鷹―/レビュー・オルキス―蘭の星―』を観に行ってきました。星組公演です。ああああもうすでに卒制の校正ミスをみっつも見つけてしまったぁああああクヤシー!

 エル・アルコンは同名の青池保子氏のマンガが原作でございます。エル・アルコンだけでなくてあのシリーズまるっと入れて纏めてすととととん!って感じです。原作をしっかり把握してると「えー」とか「マジでっ!?」とか爆笑ポイントとかが妙にあって、終了後にちょっと蹲って笑ってたら友人に心配されました。当然か。

 なんつか、スターウォーズでした(はい?)。音楽がやたらと心地よくて、それはなんでかっていうと、曲自体の美しさと歌い手の巧さもさることながら、ミュージカルっぽいというよりオペラっぽい曲の使い方、もっと言えば映画みたいな音楽の運びだったからです。ていうかよく見たら映画音楽専門の方招いてるのね…だからか(笑)。映画っぽい、そう感じる原因はキャラクターごとのテーマ曲があり、それがことあるごとに出てきて、とりわけ戦闘シーンにうまく使われてることです。ほらスターウォーズなんかその典型でしょ。戦場に幾度ダース・ヴェイダーのテーマ(帝国軍のマーチ)やスカイウォーカーのテーマや愛のテーマ(ハン・ソロとレイア)が流れてたことでしょうか。そんな感じで、ああこの曲が入ってきたってことはヤツが来るな!?とかそういう予想が微妙にたっちゃったりして、……改めて考えるに舞台で戦闘シーンでキャラクターのテーマ曲ってどんだけ新しい試みなのか。そもそも他のミュージカル舞台ではまず戦闘シーンで殺陣やるってあんまりない気がする(勘違いの可能性大)…ていうかほんとに、テーマ曲が混じってくるとかって滅多にない気がする。オペラっぽいなーっていうのはやっぱそのテーマ曲からきてて、オペラはテーマになる旋律をいかに変化させて組み込むかって感じだから…ぶつぶつぶつ。

 まぁ、原作からかなりズレてるわりに、人間関係は原作読んでないとちょっと辛いところがあるってのはマズいと思いますが、全体的には楽しい舞台でした。やっぱ曲がいいよもっかい聞きたいよだからもっかい見たいなー、とか。

 そういえば見覚えのある衣装がわんさと出てきました(笑)主にお宙の「炎にくちづけを」の時にいろいろ着てた衣装なんですが、一番様変わりしてた旦那の初登場時の白い衣装、あの青の首飾りがないと大分印象違うなーとか。いや、あの衣装の時って青首飾り&帽子ばっかり眼についてたなーというか。嫁さんの喪服ドレスはやっぱドレス自体が可愛い&着るのがスタイルいいあすかちゃん(※遠野あすか嬢)ということで余計に可愛い…

 ショーの方はかなり好きです。私好きだあのショー。ただ、あんまりにもタンゴタンゴタンゴタンゴ…なので飽きるとか眠いとかは仕方ないのかなぁ、とか。有名すぎるタンゴ曲ばっかりなのも原因かも?同じ曲の別のシーンがちらつくのです、目の前に。

 ちなみに明日はまたアレックス観て来ます。

 今日の百人一首。

 あらざらむこの世のほかの思ひ出に今ひとたびの逢ふこともがな
 (死に逝くこの身の思い出に、もう一度だけ、逢いたい!)

 作者・和泉式部(いずみしきぶ)。平安時代の情熱的な歌人と言って名前のあがる筆頭でしょうな。恋多き女です。小式部内侍の母です。

 夫のいる身で親王と恋に落ち、その親王が亡くなった後に親王の弟に愛され…さらっと書いただけで何やら凄い遍歴ですね、改めて。うん。親王との恋に関しては『和泉式部記』に綴られていますが、『和泉式部日記』を和泉式部本人が書いたかどうかは謎です。

 この歌は、病の床に臥せった和泉式部の詠んだもの。今私は死に逝く身、最期の望みはただひとつ、あなたにあいたい!………なかなか直球です。まぁ、死に瀕した身であまり技巧を凝らされても引くでしょうが(爆)。そういった情熱、開けっぴろげな方向性の情熱って、直球ゆえに、なんかイイです。

 ……百人一首、百首全部語り終えました(にへら)。卒業制作も書けました。うわーぁー、継続って、力だなぁ…。かみ締めつつ熟睡したいと思います。ぐー。
忍者ブログ   [PR]
 
PR