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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 間男殿と7時間カラオケでした。しあわせ☆ なんか4ヶ月会わない間に美人になってて駅で一瞬誰だかわからなかったなんて秘密です(言ってる言ってる)。ところで母息子のアレはジュウレンジャーでしたよ?私の方はよくわからんが。

 私はほんとに高校時代から成長がないっつーか…創作姿勢に関してはさらに深くウザくクドくなった気はいたしますけれども、それっていいことって言うより…どうなの?そして話を際限なく延々と語り続ける癖も相変わらずです。間男殿の歌が始まってるのに語るのをやめない私。自分の歌の最中に(間奏に)喋りかける私。いい加減お黙りなさい。でも超しあわせでした。大体フィンウェさんの話しかしてなくてごめんなさい。でも今ほらインディスがインディスでインディスなんで(何?)。もうなんか考えれば考えるほどこんないいこがなんであんな男好きなんだろう。世界の謎だ。ミーリエルはいいの。あれで。

 そして夜は夜とて母上と『バンテージ・ポイント』観てきました。いやぁ、人間っていかに自分の見たいものを見たい解釈で見てるかって感じですね。パンフレットはラストまでネタバレてるので買うひとは要注意です。誤解は誤解を呼ぶ。うん。見たもの聞いたものがズレるのなんかよくあることで…かつそれぞれはそれぞれの理由があって動いていて…。カーチェイスがあるんですが母上言う「主人公のクルマって頑丈ね~」………母上、前にしか進めないんでいいんだったらクルマってのは結構頑丈なヤツです。オートマだったらとりあえずギア入れてアクセル踏めば動きます(乱暴な意見)。しかも交通法規無視でブっ飛ばしていいんだったら大体の車が動かせますとも…。え、私?もちろん安全運転で帰ってきましたとも(レイトショーは大体私の運転で映画館へ参ります)。

 今日話したからでしょうか、大分スッキリしてきました。表面張力な気分。さくっと飽和してもらいたい。
 はや積み果てつ。ってなわけで『舞姫―MAIHIME―』(森鴎外原作「舞姫」より)を観てきました。花組青年館公演です。私の大ッキライな豊太郎を結構好きかもしんない愛音羽麗氏がやる。わくわく。という心持で行って来ましたことよー。

 結果。私はまぁ「ちょっと豊太郎を見直した」。っつーかな、突き詰めていけば好きなタイプだと思うのよ、豊太郎。でもなんかムカつくから好きじゃないのよ、豊太郎。むしろ私は相沢謙吉さんが大好きだ。そりゃもう大好物だ。好きすぎる。相沢さんはいいやつだと思うんだ…!そしていい男だと思うんだ…!たとえ豊太郎とエリスからすればふたりの仲を引き裂いた悪魔のよーな化け物のよーな男であったとしてもだ!まぁ、豊太郎がちょこっと恨むのも納得はいきますが、いやしかし本当に奴のような良い友はまずいまい。

 ………かような次第で(はい?)「舞姫」が原作な以上カッコ悪い相沢さんが出てくる可能性はゼロに等しいわけで、ええ、そらもう素敵な相沢さんでしたけど、違うんだ今回の目的は相沢さんじゃないんだ!豊太郎なんだ!!……ええ、ちょっとですけど見直しました。納得っつーか、いや私は高校の時に現国でやったし、教育実習で拒否ったし(爆)(「3年の舞姫やる?」「絶対やです」)まがりなりにも国語教職持ってる以上解釈だのなんだのやれなきゃいかんし実際やれるし豊太郎の心情は~だのこの当時の日本社会の考え方は~だのさんざっぱらやったわけですけれども、うーん、芝居で観ると余計感情移入しやすいからなんかすっごくストンっと納得いくのです。真面目なひとなのよね。んでもってエリートがちょっと道を逸れるとイヤンなことになるという。

 今回観ていてすごく「おお!」と思ったのは「エリスには豊太郎の考え方が理解できない」という主旨がしっかり打ち出されていることと、脇の話の方で自費留学してる画家の日本人君がいるのですが、彼は肺炎で死んじゃうんですが、熱に浮かされてる時にはもう日本語しか出てこなくって、ドイツ人の彼女に「ドイツ語わからないのっ。変な日本語ばっかりうわ言言うの…!」と言われてるシーンでした。そらそうだ。切羽詰ったら母語しか出ないよ、たぶん。

 ……おそらく、演出家の植田景子先生も豊太郎はキライだと見た(笑)。で、キライだから好きになれるように努力したんだ、作家の妄想力で!んでキライなんだけど、よく考えれば好きになるポイントはたくさんあるからそこを最大限に乙女チックに膨らませたんだ、そうに違いない!とかいうのが総合の感想です(爆)。

 はーなんだか3月が飛ぶように過ぎていきますことよ…。あちこちネタは出るのにどーにも纏まりません。明日からは最終手段の一枚チャートに突入してみようかと思います。紙を中心から書いて書いて埋めてくんです。キーワードとか台詞とか人物関係図とかで。一度フィンウェさんでやってみたことあるんですけど、あれ、整理されて纏まるんですよね~。まとまりますようにっ。
 ブンガクを勉強する時に悩むところ。作家と作品はどこまで関連づけて考えるべきなのか?………そのひとが書いた時に何を考えていたのか考えるのは、作者の意図を知る上では重要でしょうが、意図がそのまま物語の正解とは限らず…作者本人も「読み」を楽しんでいるかもしれず…読むひとによって読み方は千差万別で…んでもって結局作者に聞くしか「正解」はない上に下手すると作者の言も「作者の言」であって「正解」ではないかもしれず…。

 『WILDe BEAUTY(ワイルド・ビューティ)~オスカー・ワイルド、或いは幸せの王子~』を観てきました。博品館劇場にて。うっしろの方の席だったんですが、キャンセルが出たとかで前の方に変更になりました。見やすかった。

 何というか、出演者のひとりと演出家目当てで行ったわけですがぁ…(朝澄けい嬢(※個人的にこのひとの男役は私の中のオロドレスのイメージだ(笑))と荻田浩一先生)。なんていうかもう相変わらずな彼ら…!オギーの舞台におけるかよこのイメージはいつも「儚げで清楚で物静かなおとなしい女、と見せかけといてその実芯は強すぎるくらいしっかり者」なんだなぁとか思って苦笑したり、いつものオギーワールド全開で、なんとも耽美かつ薄っすら暗い(笑)。あとチラリズムを熟知したエロさってのはやっぱダンサーの体にあしらわれる衣装だからこそかと納得したり。サロメのあまりの美しさにブったまげたり。なんか大変な3時間でした。

 自己弁護すら弁護になってなかったりする時もあるし、ましてや作家に至っては何が本当やら嘘やら。本当って何?嘘って何?愛って何?とドツボにハマってる人種。変わり者がいい職業、普通のひとだよと言い張る職業。そんな彼らに作品を解説なんて無理だと思う今日この頃。何が書きたかったのかわからない作品もあるし、何が書きたいわけでなく書いた作品もあるし。読んだひとのご自由に、でも私が伝えたかったのはコレですよ、ってさらっと言えればいいんだけど、かといってそれが読んでて伝わるかどうかは別のところ。………分析されたらどういう結果が出るんだろ。すっごくすごく気になるのです。
 友人の芝居『スキナヒト』を観に行ってきました。男って…!(男子って…でも男の子って…でもいいんですけど)話がフラれた男とその友人が元彼女と付き合う、……かと見せかけて、ってのなので、もう完全に日常起こり得る事態、リアルが求められる感じです。この劇団の2回目の公演なんですが、前回も今回も、セットは変わらず、ひとつの部屋でいろいろ起こるんですね。前回は映画の撮影セットに借りてる暴力団の事務所、今回はひとり暮らしの男の部屋(彼女(すでに劇中では元彼女)侵食中)でした。またこれがリアル…!うんもう何ていうかとにかくリアルでした…。

 しかしですね、ここで私の考えはまた妙な方向に向いたりして。

 フラれたんならまだいいさ、相手が生きてれば「あいつは悪いヒトだった」と言ってすっきりすることもできる。だけど相手が死んじゃったらどうしよう??

 などとぐるぐるぐるるんと考えてまたドツボにはまってます。もーーーーやーーーーー
 名古屋からこんばんは。ホテルにLANポートがあると知った瞬間、タケハヤ(※パソコンの名前)を荷物に入れました。だって今回グレゴリー(※車の名前)で来てるから。絶対一泊じゃない量の荷物抱えてAM4時半起床、大風により案の定フロントガラスが凍ってるのでぬるま湯ぶっかけまして、5時20分出発。東名でだらだら行こうと思ったのでまずは川崎まで出て…なんかバイト圏内を車でうろちょろしてんのー私…とか思いながら、ヒトのいるガソリンスタンドが見つからずおろおろしているうちに高速突入。ヒトがいないと困るんです。だってガソリン半端だから。私グレゴリーが何リッターで満タンか分からんのですよ。……ていうかセルフのアレは奥まで入れておいたら勝手に止まってくれるのですか。謎きわまりません。

 ともかくも高速をぶっとばしながら途中でパーキングエリアとサービスエリアとガソリンスタンドマークの謎に頭を悩ませつつ、ガソリンを補給して、一路西へ。だいたい早朝出発なのでぐーすか助手席で眠ってらっさる母上様がぼやっと起きて「浜名湖は通らないのー?」などとご質問。ナニ?浜名湖止まってほしいのか?ご要望にお答えして浜名湖で休憩してみました。私がせっせと頭のワルイ・カーナビ君と格闘している間にキティラーの母上は浜名湖限定のキティの根付を捜しに行って、まんまとたんまり買って来ました。うなぎの赤ちゃんキティがなんかやたらと可愛いです。

 ほぼ予定通りの10時半にホテル到着。うーん、正しくこんなに空いてても6時間かかるのですね。でも6時間ならたぶん近い方だよなぁ。

 名古屋に来てる理由は宝塚花組の中日劇場公演の『メランコリック・ジゴロ/ラブ・シンフォニーⅡ』を観に来たってのなんですが、今日は午後公演観劇なので、まずは熱田神宮にお参りに行ってみました。で、熱田神宮の正門前にある蓬莱屋というお店でひつまぶしを…☆

   ひつまぶし
   どーんと☆

 超・美味しゅうございました♪るんたったー。11時半にお店にたどりついたら、すでに1時間半待ちだったんですが、そりゃ逆に都合が良いとばかりに熱田神宮がっつりお参りです。宝物殿はちょうど維新時代のものが多く展示されてたりして、なんだかんだと盛り上がりました。で、店に行ってみたら都合よく名前が呼ばれたりして、並んでる人々尻目にうまうまと食べて参りました。んっまー♪

 さて、栄の方に戻って来てからは、今日のメインイベント花組公演です。ま、まさか壮一帆氏(※花組3番手男役・今回の公演は2番手役)のために名古屋デビューすることになろうとは…。基本的には旦那のためにあちこちの劇場に出没してる私ですが(そしてドラマシティデビューはもうほとんど可能性ナシになってしまった(笑))、…まさかなぁ。中日になぁ…。母上殿なんかは今年で3年連続ですが(爆)。

 で、『メランコリック・ジゴロ』ですよ。我が家ですりきれるほど見たビデオのひとつの再演ですよ。この『メランコリック・ジゴロ』、宝塚特有の「分類」(演出家が勝手につける(笑))は「サスペンス・コメディ」。副題を「あぶない相続人」と申します。……音声で聞くとなんか妙にすでにそこで笑えるんですよ。「サスペンス・コメディ、メランコリック・ジゴロ、あぶない相続人」……何の話だ!

 初演をナマではないもののビデオが擦り切れるほど観た(ただしカット版(爆))身としては、曲が、台詞が、行動が、刷り込まれたものが勝手に脳内再生しておるわけですが、そしてまた役者の違いから出るキャラ立てが違うとやっぱ物語の印象が違うわけで、様々新発見でございましたが、(お前絶対ジゴロ向いてないよ真面目な奴だなぁなダニエルとか神経質で夜逃げすんのにやたら細かく服畳んでるスタンとか頭良さそうな顔してんのに致命的に頭のめぐりが遅いバロットとかうっかり惚れそうになるフォンダリとか)一番新鮮だったのはタイトル台詞。「ゆっくり歩こう」。

 唯一脳内再生されなかった台詞でしたが、その前の流れを聞いた瞬間に「あ、次「ゆっくり歩こう」だ」と思ったとたんに「ゆっくり歩こう」。予想と違うような予想できてなかったような、好きな台詞なのになんだってヤンさん(※安寿ミラ嬢・初演時主役)の声で覚えてないんだろうとか思いつつ、なんかやったら新鮮で、ツボりました「ゆっくり歩こう」。

 あー。明日ちゃんと観れるといいなぁもっかい聞きたい。そして帰ったらビデオが観たい。みーたーいー。
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