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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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しかご これが私の世界樹の葉っぱ(笑)

 原点なひとに対するファンってのはもっとぴゅあ☆なものであるべきだと思いつつも、だってあーた(誰)、ワタクシですよ?そんなの愛憎入り乱れてのオチはらぶ☆に決まってるじゃないですか。とか言いつつ、旦那(※和央ようか…まだ「氏」でいいんじゃないの(笑)選ぶ舞台的に…)に対してはそのオチのらぶ☆が結構あからさまである。いいの。だって好きなんだもん(これでもだいぶてらいなく言えるようになったクチなのである。その昔は言えなかった…)。

 今日は朝一番にタイトルのような状態になる事態が起きまして、もうべっこんべこんにヘコんだのでありましたが(握りつぶされたアルミ缶のようだ)、夜のシカゴを楽しみに生き延びてきました。別名、考えると死にたくなったから思考停止したとも言う。それはもういいおいとこう。

 っつーわけで日本語版『CHICAGO』を観てきましたよ~。ていうか、そもそもシカゴという話自体、映画のDVD持ってるのにも関わらず、観るの初めてだという…。こういう話だったのか!と目から鱗の連続ですよ。

 主要キャスト3人がもう畑が違うのが丸わかりで、得意分野ではものすごく輝く人々なだけに面白すぎました。具体的に言えば、河村氏は芝居というか台詞がちょっとアレだが、歌はすんげー良い。米倉嬢は、見た目のキュートさと演技は物語を推し進めるのにぴったりのハマりぶりだけど、ダンスと歌はいささか微妙。あ、旦那はいつもの旦那でした、むしろ素っぽいところ入る。そらオンナノコだからな。ちなみに私はそれぞれ歌畑、ドラマ畑、舞台畑ととらえてます(笑)。でもって、脇の人々がまた巧いのなんのって…。舞台としてはだいぶ完成度が高いのじゃないでしょか。幕開いて2日目、2回目の公演にしてはよくこなれてたと思います。18日にまた観るのでたーのーしーみー。

 結局、私は旦那という役者に惚れてうっかり14年経っちゃうわけで、そこまで好きかと自分に問いかけほぼ毎回そこまで好きだという結論に達しているのです。つまり、なんだかんだいっても最終的には奴がいるだけで良い(盲目的ー!)。や、よろしくないところは山のように言いますが、言っても大好き、むしろ大好きだからとことん言うというか。ファンの欲目で言えばかわいかったですが、全然知らんひとから見たらやっぱりあの肩幅には違和感を抱くのではないでしょうか(笑)。まあ立派な肩と二の腕でな!あの筋肉で嫁を持ち上げ振り回していたのかと思うと超納得なんですが、いやー、ミラクルファイブぶりのあの肩やら腕やら脚やらの出しっぷり…。そしてなんというか、あの色気の無さ(笑)。や、そりゃ旦那の持ち味なんだが。色気が一番あるのが大体思いっきり着込んでる時だったもので、剥けば剥くほど色気がどっかに無くなります。胸とか、あいつ引き出しに仕舞いっぱなしで無くしちゃったに違いない(笑)。ひとりだけ谷間がない(爆)。全然問題ないがな!それでも私は可愛いと思ったし、結局のところヴェルマという役には色気がなくってオッケーなんだよ、色気がないけど可愛げは実はある女が真面目に超がんばってるのがすげー可愛い役じゃんアレって。と、舞台しか観てない奴がほざくわけです。どーしよー、映画観てみてそういう役柄じゃなかったら。

 一番良かったのはママとのデュエットです。ま、得意分野ではある。でもあれかやっぱり年の功なのか、その年に見えないけどそんな年だもんなぁ(笑)。

 明日はゆるくがんばる日です。ゆるるる。
 予定よりも早く本日より開始。ってなわけで今日は博品館劇場にて『D 永遠という名の神話』を観てきましたよ。オギー(※荻田浩一氏)演出の、主演は東山義久さん。つっても私のお目当ては違くてですね、作品と、ろめのオロドレスのモデル(爆)朝澄嬢です。

 話はジェームス・ディーンの話なんでございますけれど、ワタクシ漠然としかジェームス・ディーンを知りませぬもので、えーそーだったのーな話があちこちに。『エデンの東』はちゃんと知ってて『理由なき反抗』は半分くらい知ってて、『ジャイアンツ』はさっぱり知りませんでした。交通事故で死んだのは知ってたけど、生きてる間に公開された映画が1本こっきりだったのも知りませんでした。へぇえええ!

 しかし、オギーのやりたい舞台構成は結局アレックスなんだな…。なんか物凄く、既視感というにはちょっと違うんですけど、1幕観た私の感想が「これは…アレックスだね!」というようなもんで(爆)、彷彿とさせる構成でした。うん。あれがやりたいことかぁ…そら一般受けしないっていうか逆に一般受けするのかも。うむむ。

 そして朝澄嬢はいつまでもオギーの「夢の女」のようです。主人公の理想・幻想を体現する存在をだいたいやってる。美味しいとこもってくなー。まあ、そんなミューズがいるというのは羨ましくもありますが。

 それでは明日も仕事帰りに飛び出して、私の原点に会って来ます。ぎゃー。
 弁慶も泣くヨ~!って、あのお方は非常に楽しそうに元気でした。ていうかパレードで投げキスてあーた。おかげで2階席は幕が閉まるというのにキャーという黄色い声が飛び、客電が点いてからもキャーという黄色い歓声が止まってませんでしたとも。おんなのこって凄い(お前も女だろうが)。てなわけでまた観てきましたスカーレット・ピンパーネル。

 久々?に観たら、2回目なのもあるし2階席だからなのもあるし、もう公演自体最後に近いからってのも勿論あるでしょうが…前より舞台のパーシーが可愛くて臆病者とヒーローなところのバランスがなんかずきゅんときました。そしてマルグリットも可愛くて仕方ない。結婚してからすったもんだやってる夫婦ですが、あのひとたち愛しい。そしてショーヴランはもう、やーもう、あの子は生まれた時代と育った環境が悪かったんだよ、そうなんだよ…(涙)。(おいおい)

 歌の良さがなんか素直に感じられました。…2階席だから?群集の動きとかも良く見えて、ああこういう風になってたんだ、面白~い、としげしげ観ました。ああ、頭痛くて少々気もそぞろだったのが逆に良かったのかもしれません。ごちゃごちゃ考えずに素直に観たっていうか…。歌詞がちゃんと頭に入ったっていうか…。ああでもいつも思うんだがショーヴランや、「よみがえらせば」は変だと思うんだよ…。「よみがえらせ「れ」ば」だろう…?やー曲的に無理なのは分かりますが。や、そして「よみがえらせば」でも意味は充分わかるんですが。文法的にどうよ、というか違和感の問題?

 リクエストをひとりじめしないという寛大なお言葉を頂いたのでアップしたい、んですが、すんませんちょっと頭痛がピーク…寝ます。もうもう低気圧のばかばかばか~ぁっ。ああ、さよなら9月。
 と言えばワーグナーのオペラで有名になりました円卓の騎士のパーシヴァルですけれどもおいちょっと待てお前の本名はそれか普段のアレは通称かそうなのか、よぉおぉぉ!?なサー・パーシー・ブレイクニーまたの名を紅はこべつまりスカーレット・ピンパーネルってなわけで『THE SCARLET PIMPERNEL』観てきましたよやぁっと観れた!!

 ワタクシ原作をこよなく愛するだけに、ベツモノ別物と暗示かけつつ観てきました。確かに別物ー!でも面白いっ。原作と舞台どっちも一長一短って感じ?そらま、あの原作そのまんま舞台でやるには無理があろう。映画ならともかく。

 あのパーシーには原作のような過去はあるまい。確かに、ちゃんと愛し方を知ってる愛されて育ったひとに見えるもん。まあその分素直っていうかコドモなところもあって、マルグリットへの疑い方はまさにコドモとしか言い様がございません。怖がってないでちゃんと確かめなさいよね。でも新婚だから仕方ないっかぁ…。しかも最後の夫婦の会話は家でやれでちゃんと反省していたようだから良しとしますか。原作だと大分虚無的な上司的な感じですから、仲間に対しても…や、原作のあのひと何気に超ワンマンだよね?それで言うとアットホームなピンパーネル団で良いんじゃないでしょうか。秘密守れてない感ひしひしと致しますが。それも良かろう、だってショーヴランが素直ないいこだから(笑)。あんな青々しい戦いだとは思ってもみなかったわ!だって年齢全然違うし、いやすごーく美味しいんだが!本当に!

 ショーヴランが本当に純粋に素直ないいこなので、ラストはうわー微妙ーとか思いました。でも辛うじて逃げ道あるっていうか、一応「グラパンがスカーレットピンパーネルでした」と伝わってて「んでこれがそのグラパン、スカーレットピンパーネルです」ってショーヴランが連れて来られるわけでしょ?んでもグラパンとショーヴランが一緒にいたところはばっちり目撃してるわけですから、図式としてはスカーレットピンパーネル=ショーヴラン、グラパン=ショーヴランの部下みたいなことになってるわけで、限りなく黒に近い灰色扱いなわけですよね。しかし、パーシーがスカーレットピンパーネルですってのはまず信じてもらえませんね。そして自分の無実を晴らすのも超難しいですね。そうであるってことを証明するより、そうではないってことを証明する方が大変です。……ショーヴランやい、君って子は本当に素直っつーか純粋っつーか単純っつーか…ちろっと思ったのはどっちにしろ何にせよ、ロベスピエールの部下である以上、先行きすげー暗いってことでしょうか。

 原作はそこまで決定的にやらかしてはいませんが、騙し騙され欺いて、正々堂々勝負ではない以上、結局紅はこべは王道なヒーローではないのですよ。まあなんていうか、舞台のパーシーがスーパーマン(ちょっと待てー!?)だったとしたら原作のパーシーはバットマンだよね(おいおいおい)(最近何してるのか丸分かりな発言)。んな戯言はさておいて、聞いてたけど、知ってたけど、本人の口から「パーシヴァル」って名乗られるとなんかずきゅんときちゃいましたよ。

 パーシヴァルと言えば聖杯の騎士パーシヴァル。ガラハッドが完全無欠の完璧神的聖杯の騎士だとしたら、パーシヴァルは何せ聖なる愚者ですから、まだちょっと手の届きそうな聖杯の騎士。しかも彼は版によっては聖杯の乙女ブランシュフルールと結婚して(この名前がまた微妙にネタだよ(笑))ローエングリンをもうけてますからね。なんてまぁ地位も名誉も全てを手に入れてしかも生き残ってるんだ、パー坊!(そんな呼び方するなぃ)(だって私はガゥが彼の父派)(そんなまた3世代癖出さんでも…)そんな彼賛歌はともかく、騎士パーシヴァルは聖杯の騎士という栄誉を後に手に入れることとなりますが、そもそも宮廷に初めて来たときは世間も常識も知らない、無垢すぎる愚か者。彼の愚かなところは「無知」でありました。

 今回舞台でパーシーがパーシヴァルと名乗っててすごく思ってしまったのは、原作を原語で読めてないので何とも言いがたいところもありますが、もしそれが本当に彼の本名であるとしたら、小説の登場人物の名前としてそれを決めるあたり、何かこう物語的作為を非常に感じるぞ、というところです。小説上ではもちろん読者は読み進めてマルグリットと共にサー・パーシーが紅はこべであることを知るわけですが、もしもパーシー=パーシヴァルが結びついていたなら、あの愚かしいサー・パーシーの振る舞いを眺めながら、「しかし彼は後に偉大なことを成し遂げる」という一種奇妙な確信を覚えるひとがいたって良いと思うのです。こっそり紅はこべ示唆というか。や、それも考えすぎだろって話なんですが。でもほら、有名人の名前ってやっぱりその有名人のイメージが強くていろいろ考えるじゃないですか。とりあえずパーシヴァルは説にもよりますけどちゃんと聖杯探求を成し遂げた騎士の名として知られているわけです、英語圏キリスト教徒には。ですからそんな小説上の仕掛けがあってもいいんじゃん?などと、ぐちゃぐちゃと。

 今回舞台上ではそれ名乗るのがルイ・シャルルに対してなんですよね。そら単にフランス王太子に敬意をはらってちゃんと通称でなくて本名名乗っただけかもしれませんが、もし(まあ超~可能性は低いんですけど)王太子が聖杯の騎士パーシヴァルを知っていたとしたら、もうなんかこのひと絶対助けてくれるっていうか騎士さまだ!みたいな確信を抱いてもいいと思うんです。何せパーシヴァル(こだわるな~)。

 そんな妄想はさておき…。どこの宮廷かと言われる広い庭園での恋人同士の寄り添い方品評会みたいなあの場面も好きですし、「私もシマウマのドレスを作れば良かった!」と言い放つマルグリットには超どっきゅーんときました。パーシー、パーシーちょっとそこのおバカさん!あなたの妻あなたのことをなんかすごく愛してるんじゃありませんこと!?と肩掴んでガクガクゆすぶってやりたくなりました。えええ。なあ。あんたがシマウマ着てるからって私もシマウマ着るわと言っちゃうかわいこちゃん、たとえそれが異国に嫁いで初めての王室ご招待の舞踏会で何着たらいいのかよくわかんないという不安=夫と合わせときゃ平気だろ的考えから8割方来ていたとしてもだ!ある意味すごい愛ではないのか、おい!……あ、歌いながら着るテキトー上着のシマウマも結構好きです。ピンクのおリボンが特にアホらしくて(笑)。でも舞踏会のシマウマ結構かっこいいよね(笑)。

 原作と一番違うのは、登場人物の性格もさることながら「時間」だと思うのですよ。パーシーとマルグリット、新婚早々あんなにどばどば事件が起きて真相が知れて、っていうかスカーレットピンパーネル団結成遅っ!(いや正確に言うと増員)ってな感じなので、まだ二人の愛も修復効くっていうか、愛にはつき物の最初の荒波っていうか(だってさくっと結婚してるんだろ、このふたり?)。ま、ある意味三角関係で、結婚したけど夫婦としてもまだ全然なんにも何も…って感じの、正直言ってすごく若いふたりなだけに、まあ今後もいろいろ起きるかもしれんが大丈夫なんじゃないかな、とりあえず、今から愛し始めればいいよ、とか思いました。

 ………私、原作で好きなのはやっぱりあの夫婦のすれ違いっぷりというか、おいこら修復せずに(できずに)2年も経ってたのかい、というところなんですね(えー)。だからある意味超わかりやすい舞台でのいざこざは、「あー」という感じであんまり反応しなかったんですが(しかしシマウマには反応(爆))。逆に、というか、比較してみておかげで、原作の何にきゅんきゅん来てるのかは分かった気がします。面倒な話なので「つづき」で。紅はこべ読んでなきゃ面白くもなんともない(笑)。いつものエセ論文ちっくな語りになりますから。

 ちなみに今日は帰ってきたら父上に「出かけてたの?」とビックリされ(えー今3時なんですけど、よもや父は私が今まで寝てたとか思ってるのかよー)、その後空耳姉の新居(また引っ越しました)にグレゴリーで行く最中に大雨降りだし雷は鳴りまくりのタイヘンなことになりつつ荷物運びに専念しました。やだもう明日が近いっ。…がんばります。

 さてつづきは私はなぜ原作『紅はこべ』が好きなのか語ります(あらら)。
 ………タイトルでお分かりの方はお分かりでしょうが、『デトロイト・メタル・シティ』を観てきましたよ♪

 そもそも大学時代に澤渡がワタクシに貸してきたマンガ、それがDMCでありました…というわけで映画化の話を知り、ポスターを駅で見かけるにつけ、これは澤渡と行かなくては…是非とも行かなくては…と念じ続けておりました。念願叶って行って来たよ、ひゃっほい。

 結論。笑った。笑いまくった。面白かった!そして、あのオチ!そりゃ~いいオチだ、ああ!……そしてクラウザーさん実写版だと意外にカッコ良かった。そして根岸は実写版だと、想像以上にキモかった。イタい上にキモい。何あれ(笑)。あ痛~なとこ満載でしたが、アレがクラウザーさんになるんだもんなぁ…。自分のやりたいことと才能の乖離ぶりがハッキリ出てて、予想より人情モノで、楽しめる映画でした。…ロックっつか爆音が平気なら。そんなスゴすぎないんですけど、苦手なひとにはキツいだろうなぁ…。

 休日です。だらだらしてます。食べ過ぎて夕飯後しばらく倒れてました。バカすぎる。
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