ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言
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『宋家の三姉妹』を観てきましたよ。長女に安奈淳、次女に安寿ミラ、三女に森ほさちの、空耳姉が面子知った瞬間に「観にいく!」と叫んだやつ。ちなみに京胡の演奏が入ります。ウー・ルーチンさん生演奏です…京胡って一弦なんですね。すごい見てて楽しかったです。
なんだか奇妙な舞台でありました。そんでもって強烈でした。三姉妹ひとりひとりに長い長い長いひとり語りがあり、三人の場面もあり。……うまく言えませんが脳みそガクガク揺さぶられた感じです。
ひとり語りって、役者の色がもろに出るなぁ…と。かけあいが普段上手い方がひとり語りはいまいち単調だったりもする。うにゅー。
妄想は果てませんがさすがに連日連夜何かしらしてると辛くなってきました。寝ましょ…ぱたっ。
なんだか奇妙な舞台でありました。そんでもって強烈でした。三姉妹ひとりひとりに長い長い長いひとり語りがあり、三人の場面もあり。……うまく言えませんが脳みそガクガク揺さぶられた感じです。
ひとり語りって、役者の色がもろに出るなぁ…と。かけあいが普段上手い方がひとり語りはいまいち単調だったりもする。うにゅー。
妄想は果てませんがさすがに連日連夜何かしらしてると辛くなってきました。寝ましょ…ぱたっ。
『忘れ雪』を観てきましたよ。雪組青年館特別公演…一言で言うなれば、『カラマーゾフの兄弟』の裏番組です(笑)。あっちに出てないメンバーがこっちに出てます。
いやあ、面白かった!話が、超王道ピュアラブストーリーなんですよ。フラグ立ちまくりの伏線はりまくりのお約束満載ストーリー。来てほしいところに来る。なんて爽快(笑)。こだまっち(※演出家・児玉氏)は演出はいっつも素敵ですが、脚本がなんだかいつもとんでもないので、当たればすごく面白いのに外す時はぼろぼろです。そんな彼女がついに、とうとう、原作つきに(笑)。……結果は大分花マル系だと思われます。だって面白かったんだもん。イケメン鑑賞してる間に終わったとも言うが。
とりあえずチケ代のうち2千円分くらいはこの場面にかけてもいいやと思えた、桜木(主役)と鳴海(2番手)の掛け合いですが、普通に笑った(桜木に可愛いコが告白してもすぐ振ってしまう件について)「男子はお前のことホモなんじゃないかって言ってた。もっとも流したのは俺だけどな!」とか(鳴海んちに招かれて行ってみたら捨て猫がみゃーみゃー鳴いてて餌もちっとも食わんと困り果ててた鳴海に対して)「だってお前がやってたのは明太子。猫は食わない」とかはバッチリ原作にありました。これから読みます(そこチェックしたんかい!)。
ところで原作読んでたら絶対思わないであろう笹川→鳴海→桜木の流れをひしひしと感じたのは役者のせいですかね。当たり前ですね。
腐った話はともかく、あんまり話が超王道突っ走ってるから原作はいったいどんな小説なのかと買っちゃいましたようっかり。そしたら予想外の分厚さで、中身もかなり読んで面白い重厚感で、予想外に良かったです。わーい。なんか、普段経済犯罪小説を書いてる作者が突如書いた恋愛小説だそうで、うん、それならこんな王道ぴゅあぴゅあラブストーリーも納得です。筆力がある方が物語の骨組はスッキリするのよねー。
そんな小説原作舞台化の成功例を観つつ、思い返すに失敗例(?)はカラマーゾフの兄弟も宇治十帖も似たようなもんだな…とか思いました(爆)「いまいち」と思ってしまうあたり。原作あり舞台化がフツーに続きますが…(次は大王四神記と逆転裁判)。
ところで私今週はずっとチーム・バチスタを…延々と…海堂さんの小説…つまりは桜宮市シリーズを読んでたんですが、バチスタ、ナイチンゲール、ジェネラルときて今日ジェネラル・ルージュの凱旋を読み終わったりしたのです。んで、そこまで読んだら感想を書けとseigaから厳命されてまして…。だけどさ、あのさ、私今日観てたのがそんな小説舞台化成功例だったからかな、「ジェネラル・ルージュの凱旋」はハッキリ言ってタカラヅカで舞台化しちゃえば?とか思いました。や、できるよ、たぶん。すっごいぶちあげ型ロマンだもん。ていうかロマンチックだもん、やたらと。
解説で言及されてましたが、確かに京極夏彦的キャラ立ちのハッキリしたシリーズ形式なので、非常に感情移入がしやすいというか、続けて読みやすいです、桜宮市シリーズ。そんなわけでとっても楽しく読んでます。私の一番好きなキャラは誰かなんて超わかりきったことなので言わないことにします。好み考えたら丸わかりでしょ…(笑)(自覚あるだけに少々ヘコむ(爆))。
いやあ、面白かった!話が、超王道ピュアラブストーリーなんですよ。フラグ立ちまくりの伏線はりまくりのお約束満載ストーリー。来てほしいところに来る。なんて爽快(笑)。こだまっち(※演出家・児玉氏)は演出はいっつも素敵ですが、脚本がなんだかいつもとんでもないので、当たればすごく面白いのに外す時はぼろぼろです。そんな彼女がついに、とうとう、原作つきに(笑)。……結果は大分花マル系だと思われます。だって面白かったんだもん。イケメン鑑賞してる間に終わったとも言うが。
とりあえずチケ代のうち2千円分くらいはこの場面にかけてもいいやと思えた、桜木(主役)と鳴海(2番手)の掛け合いですが、普通に笑った(桜木に可愛いコが告白してもすぐ振ってしまう件について)「男子はお前のことホモなんじゃないかって言ってた。もっとも流したのは俺だけどな!」とか(鳴海んちに招かれて行ってみたら捨て猫がみゃーみゃー鳴いてて餌もちっとも食わんと困り果ててた鳴海に対して)「だってお前がやってたのは明太子。猫は食わない」とかはバッチリ原作にありました。これから読みます(そこチェックしたんかい!)。
ところで原作読んでたら絶対思わないであろう笹川→鳴海→桜木の流れをひしひしと感じたのは役者のせいですかね。当たり前ですね。
腐った話はともかく、あんまり話が超王道突っ走ってるから原作はいったいどんな小説なのかと買っちゃいましたようっかり。そしたら予想外の分厚さで、中身もかなり読んで面白い重厚感で、予想外に良かったです。わーい。なんか、普段経済犯罪小説を書いてる作者が突如書いた恋愛小説だそうで、うん、それならこんな王道ぴゅあぴゅあラブストーリーも納得です。筆力がある方が物語の骨組はスッキリするのよねー。
そんな小説原作舞台化の成功例を観つつ、思い返すに失敗例(?)はカラマーゾフの兄弟も宇治十帖も似たようなもんだな…とか思いました(爆)「いまいち」と思ってしまうあたり。原作あり舞台化がフツーに続きますが…(次は大王四神記と逆転裁判)。
ところで私今週はずっとチーム・バチスタを…延々と…海堂さんの小説…つまりは桜宮市シリーズを読んでたんですが、バチスタ、ナイチンゲール、ジェネラルときて今日ジェネラル・ルージュの凱旋を読み終わったりしたのです。んで、そこまで読んだら感想を書けとseigaから厳命されてまして…。だけどさ、あのさ、私今日観てたのがそんな小説舞台化成功例だったからかな、「ジェネラル・ルージュの凱旋」はハッキリ言ってタカラヅカで舞台化しちゃえば?とか思いました。や、できるよ、たぶん。すっごいぶちあげ型ロマンだもん。ていうかロマンチックだもん、やたらと。
解説で言及されてましたが、確かに京極夏彦的キャラ立ちのハッキリしたシリーズ形式なので、非常に感情移入がしやすいというか、続けて読みやすいです、桜宮市シリーズ。そんなわけでとっても楽しく読んでます。私の一番好きなキャラは誰かなんて超わかりきったことなので言わないことにします。好み考えたら丸わかりでしょ…(笑)(自覚あるだけに少々ヘコむ(爆))。
本公演よりもスターの無駄なきらきら感が無い分、話が逆によくわかるってままあることで。うん。
というわけで新人公演『夢の浮橋』観てきました。なにやってんだい。本公演でどーっしても和物化粧がコムちゃん(※朝海ひかる嬢)に見えるよぅ…と思ってたみりお(※明日海りお氏)が匂宮で、オサ(※春野寿美礼嬢)に見えるよぅ…と思ってた光月るう氏が薫です。わー、私の本公演このイケメン知ってる現象も捨てたもんじゃないわな(え)。
今日は本公演でも思ってた突っ込みを明確に感じなおしました。「薫はどこだ」ってどえらいマジな声で第一声言っときながら「舞姫に見惚れました」とか大ウソこいて誤魔化すなよ匂宮様…とか、「そなたとは違うのだ!」とキレる二宮様に勝手に「フクちゃんだ…」と感心してみたりとか、光君と薫と匂宮の関係ってああなーんだフィンウェさんとフィナルフィンとマエズロスかーとか納得してみたりとか…(こないだカラマーゾフの兄弟の兄弟関係がマジにフェアノールとフィンゴルフィンとフィナルフィンだと突っ込まれたのが尾を引いているとみた)。無駄なことばっかり考えてますなー。こら。
しかし、この脚本でありながら、新人公演はむしろ原作に近い感じ…。私の原作宇治十帖の匂宮感想って、「薫が好きだから薫のもんに手を出してみたら思いのほかマジギレされてあまりの剣幕に恐れをなしてすいませんってなった」宮様なわけですよ。かなり軽い気持ち。ハマる気なし。……ええ、軽かったっていうか、非常に明るかったですよ、みりおの宮様…。まあ、アサコちゃん(※瀬奈じゅん氏)の芸風が暗いと言えばそうなんですけど。でも暗い方が一途だよ。(ああ、その昔ワタクシは瀬奈じゅん氏と彩乃かなみ嬢がコンビを組むと分かった時に「なんだその根暗コンビ」と暴言吐いたものでございます…間違ってなかったよ!(爆))
まあ、なんだかんだと楽しく観ましたよ。
んで、だ。家に帰って来たらJK姉が今日のバーゲンの戦利品でマネキンになってみたり(あらまー可愛すぎてムカつくくらい似合ってて可愛い)、私の服を増やしてたりするわけです。髪留めくらいかわいくしようと最近目覚めたので、純粋にうれしいですが、なんだか疲れ果てました…。
そしてコフミは相変わらずダメな子です。ムキー!去年インストールできたものがなぜ今年はできない!!ていうか手順どおりやってるし再起動もしっかりやってるのになぜエラー!しかもエラーメッセージが英語(余計やる気なくす…)。タケハヤをくるんで仕舞ってる成果がでるやもしれません。どきどき。
ところで今日はサボテンが休みだったのですよ。1日ハッピーでした。暇でしたが。暇なので「フィンウェ・レポート」を考えてました。もうあれだよ認めたよ、きっと改装したら今度こそフィンウェさん部屋ができるよ、その方が良さそうだ…。今日の結論としては、あんまり教授的にはキャラクターとして思い入れがなく、話を進める上でポジションとしてこれをやるひと、そういう観点で現れたひとであるだけに象徴性が高く、明確に居場所はわかるのに、それをいざひとりの人格としてつじつまを合わせようとするとなんだかとってもヘンな奴になるという、まさに神話の登場人物的な、時代によって性格だいぶ違います的な何かが私の琴線にじゃすとみーと!ということになりました。あはははは。ちゃんとつじつま合わせきってやると妄想に燃えてます。にしても私の描写は夢みすぎだと思うけど(笑)。いいんだ。
というわけで新人公演『夢の浮橋』観てきました。なにやってんだい。本公演でどーっしても和物化粧がコムちゃん(※朝海ひかる嬢)に見えるよぅ…と思ってたみりお(※明日海りお氏)が匂宮で、オサ(※春野寿美礼嬢)に見えるよぅ…と思ってた光月るう氏が薫です。わー、私の本公演このイケメン知ってる現象も捨てたもんじゃないわな(え)。
今日は本公演でも思ってた突っ込みを明確に感じなおしました。「薫はどこだ」ってどえらいマジな声で第一声言っときながら「舞姫に見惚れました」とか大ウソこいて誤魔化すなよ匂宮様…とか、「そなたとは違うのだ!」とキレる二宮様に勝手に「フクちゃんだ…」と感心してみたりとか、光君と薫と匂宮の関係ってああなーんだフィンウェさんとフィナルフィンとマエズロスかーとか納得してみたりとか…(こないだカラマーゾフの兄弟の兄弟関係がマジにフェアノールとフィンゴルフィンとフィナルフィンだと突っ込まれたのが尾を引いているとみた)。無駄なことばっかり考えてますなー。こら。
しかし、この脚本でありながら、新人公演はむしろ原作に近い感じ…。私の原作宇治十帖の匂宮感想って、「薫が好きだから薫のもんに手を出してみたら思いのほかマジギレされてあまりの剣幕に恐れをなしてすいませんってなった」宮様なわけですよ。かなり軽い気持ち。ハマる気なし。……ええ、軽かったっていうか、非常に明るかったですよ、みりおの宮様…。まあ、アサコちゃん(※瀬奈じゅん氏)の芸風が暗いと言えばそうなんですけど。でも暗い方が一途だよ。(ああ、その昔ワタクシは瀬奈じゅん氏と彩乃かなみ嬢がコンビを組むと分かった時に「なんだその根暗コンビ」と暴言吐いたものでございます…間違ってなかったよ!(爆))
まあ、なんだかんだと楽しく観ましたよ。
んで、だ。家に帰って来たらJK姉が今日のバーゲンの戦利品でマネキンになってみたり(あらまー可愛すぎてムカつくくらい似合ってて可愛い)、私の服を増やしてたりするわけです。髪留めくらいかわいくしようと最近目覚めたので、純粋にうれしいですが、なんだか疲れ果てました…。
そしてコフミは相変わらずダメな子です。ムキー!去年インストールできたものがなぜ今年はできない!!ていうか手順どおりやってるし再起動もしっかりやってるのになぜエラー!しかもエラーメッセージが英語(余計やる気なくす…)。タケハヤをくるんで仕舞ってる成果がでるやもしれません。どきどき。
ところで今日はサボテンが休みだったのですよ。1日ハッピーでした。暇でしたが。暇なので「フィンウェ・レポート」を考えてました。もうあれだよ認めたよ、きっと改装したら今度こそフィンウェさん部屋ができるよ、その方が良さそうだ…。今日の結論としては、あんまり教授的にはキャラクターとして思い入れがなく、話を進める上でポジションとしてこれをやるひと、そういう観点で現れたひとであるだけに象徴性が高く、明確に居場所はわかるのに、それをいざひとりの人格としてつじつまを合わせようとするとなんだかとってもヘンな奴になるという、まさに神話の登場人物的な、時代によって性格だいぶ違います的な何かが私の琴線にじゃすとみーと!ということになりました。あはははは。ちゃんとつじつま合わせきってやると妄想に燃えてます。にしても私の描写は夢みすぎだと思うけど(笑)。いいんだ。
『ラースと、その彼女』を観てきました。母から噂を聞いて、気にはなったものの予告すら見てないという不思議な映画(笑)。ひょんなことから思い出しまして魔法の箱(※パソコン)に聞いてみたところ、都合のいい時間に池袋でやってるじゃーあーりませんか。本当は今日は父上が早くのお帰りなので観に行くはずではなかったのですが、母上ったら、なんたる行動力よ…。昼には「映画行くよ!」というメールが。あらまっ。
さて、どんな話かというと、非常に内気な27歳男性がある日「彼女を紹介するよ」と兄夫婦に紹介したのは……人形でした。というものです。等身大の人形で、マネキンぽいですが、可動部もそれなりにあり、実を言うとそんな用途にまで使えるくらいリアルなつくりの人形…だそうです。というか、実在するらしいですその人形会社。ぎゃふん。世の中いったいどんな商売が成立するのかわかったもんじゃないですな。等身大人形を溺愛と言えば江戸川乱歩の「人でなしの恋」なぞ想像しますが、そんなふうではなく、妄想に付き合う形で町全体がその人形、ビアンカと言いますが、ビアンカを生きている人間のように扱うという…。ラースは愛されてますなぁ…というのが第一感想でした。
これ以外にオチようのないラストで、納得はいきます。生かすも殺すも心次第だな、とか。テディベアへの心臓マッサージと人工呼吸による“蘇生”とか、受け入れるセリフの数々とか、パンフにもあったとおり、「マトモ」ってなんだろう?ってな気分になります。みんなマトモじゃないっていうか、みんなヘンっていうか。みんなそうなら良いんじゃないっていうか。
ちなみに一番うずうずしたのは、ベテランの女性たちが「待つ」時に、ひとりは棒針編み、ひとりはかぎ針編み、もうひとりは刺繍を持って、それぞれに手仕事してたとこでした。手仕事って、そうよ、そういうふうにやるものよ…。
感想として、映画と直接関係があるわけではないのですが、作中ラースは女性恐怖症というか、女性に触れられると痺れのような痛みがはしる、という病状を抱えています。そんな抱きしめる/抱きしめられるのくだりを見ていて思い出したのは、私の中での男性と女性の空気の差を表現する事柄です。思いがけない突発的事項(不幸)が起きた時に、女性であったら、その事件が起きるまでは見も知らない人々だったのに、同じ不幸を経験しているというだけで見つめあいわかりあい、そしてほぼ必ず触れ合う…と思うんですよ。近寄って、腕に触れるとか、そういう。そしてその際、同行した男性たちは静かに目線を交わしあい、大体は目礼などで逸らす。そういう感じ(わかりにくいよ君!)。
やるぞって思った瞬間に息が上がってくる感覚とも近いです(女性)。触れ合いに至るくらいにさっと激情のスイッチが入り、沸点を超える。それに対して男性の感情のうねりというのは、女性から見ればあきれるほどゆっくりで、静かで、その分沸点超えた時の動作が大きいものなのではないかな、とか。
何が言いたいんだか…。まあ、そんなことを思い出したりなどしまして、面白かったですよ、と。
ところで人形を人間と思いこみ(自覚があるにせよないにせよ)扱うのと、無機物に名前をつけてかわいがる感覚は根本的なところで一緒なんじゃないかなと。愛情の発露ですね。ということは、私も場合によってはヘンな奴かもしれないわけで。いいんですけど。だって可愛がりたいじゃない、パソコンとか。
さて、どんな話かというと、非常に内気な27歳男性がある日「彼女を紹介するよ」と兄夫婦に紹介したのは……人形でした。というものです。等身大の人形で、マネキンぽいですが、可動部もそれなりにあり、実を言うとそんな用途にまで使えるくらいリアルなつくりの人形…だそうです。というか、実在するらしいですその人形会社。ぎゃふん。世の中いったいどんな商売が成立するのかわかったもんじゃないですな。等身大人形を溺愛と言えば江戸川乱歩の「人でなしの恋」なぞ想像しますが、そんなふうではなく、妄想に付き合う形で町全体がその人形、ビアンカと言いますが、ビアンカを生きている人間のように扱うという…。ラースは愛されてますなぁ…というのが第一感想でした。
これ以外にオチようのないラストで、納得はいきます。生かすも殺すも心次第だな、とか。テディベアへの心臓マッサージと人工呼吸による“蘇生”とか、受け入れるセリフの数々とか、パンフにもあったとおり、「マトモ」ってなんだろう?ってな気分になります。みんなマトモじゃないっていうか、みんなヘンっていうか。みんなそうなら良いんじゃないっていうか。
ちなみに一番うずうずしたのは、ベテランの女性たちが「待つ」時に、ひとりは棒針編み、ひとりはかぎ針編み、もうひとりは刺繍を持って、それぞれに手仕事してたとこでした。手仕事って、そうよ、そういうふうにやるものよ…。
感想として、映画と直接関係があるわけではないのですが、作中ラースは女性恐怖症というか、女性に触れられると痺れのような痛みがはしる、という病状を抱えています。そんな抱きしめる/抱きしめられるのくだりを見ていて思い出したのは、私の中での男性と女性の空気の差を表現する事柄です。思いがけない突発的事項(不幸)が起きた時に、女性であったら、その事件が起きるまでは見も知らない人々だったのに、同じ不幸を経験しているというだけで見つめあいわかりあい、そしてほぼ必ず触れ合う…と思うんですよ。近寄って、腕に触れるとか、そういう。そしてその際、同行した男性たちは静かに目線を交わしあい、大体は目礼などで逸らす。そういう感じ(わかりにくいよ君!)。
やるぞって思った瞬間に息が上がってくる感覚とも近いです(女性)。触れ合いに至るくらいにさっと激情のスイッチが入り、沸点を超える。それに対して男性の感情のうねりというのは、女性から見ればあきれるほどゆっくりで、静かで、その分沸点超えた時の動作が大きいものなのではないかな、とか。
何が言いたいんだか…。まあ、そんなことを思い出したりなどしまして、面白かったですよ、と。
ところで人形を人間と思いこみ(自覚があるにせよないにせよ)扱うのと、無機物に名前をつけてかわいがる感覚は根本的なところで一緒なんじゃないかなと。愛情の発露ですね。ということは、私も場合によってはヘンな奴かもしれないわけで。いいんですけど。だって可愛がりたいじゃない、パソコンとか。
月組公演『夢の浮橋/Apasionado!!』を観てきましたよ。…今気づいたんですが、ショーのタイトル、!がふたつも付いてるんですかい…。確かにそんな感じのこれでもかこれでもかこれでもかと快速ショーでしたが。私肝心なところで寝こけました(爆)。私…私…で、デュエットダンスが大好きみたいなの…(いやそれ前からわかってるから)。幸いもっかい観るチャンスがあるので、うっとりしながら意識を飛ばさずに目をかっぴらいて観ようと思います。あちこちファッションショーで楽しかったです。最近めっきり予習しないのでどんなシーンかわかりゃしないのですが(笑)さすがに経験がモノを言うというか…このへんで○○が出てくるんじゃないのか?とか思ったらそっちから出てくるとかいう現象は起きてました。にゃははは。あの獣が気になる獣が。赤いの。獣なんだけどかわいい…(かわいいかよ!)。
じゃなかった。芝居食いとしては夢の浮橋の感想をガンガン書かねばならんとこですよ。源氏物語千年紀頌ってことでなんと宇治十帖をやってみましたテヘー☆なこの企画、主役は匂宮でございます。宮さま主役ー!ってことは、なんかすごいイイヤツー!そして敵役にあたるところの薫はちょうやなやつです。もうここまで薫がやなやつな宇治十帖とか珍しいんじゃない?くらいな。宇治十帖自体は読んでるとどいつもこいつもオイオイ…って感想がなんとなく浮いてくるんですが(といっても私流し読みです…源氏好きじゃないんですよ…本編はどうにかなりますけど)、舞台とか映画とか漫画とかにするとすると大体出生とかドラマの書きやすさとして薫が主人公になりますよね。そらそーだろう。で、主役はだいたいイイヤツですよね。そらそうだ。たまに書きたくなるけど、色悪的主役…話が逸れた。んでもって、今回匂宮が主役でそんでもってタカラヅカで主演の瀬奈じゅん氏には嫁(※相手役…トップ娘役)がいない…蓋を開けたらどうだったかと言うと!
一途な匂宮さま☆
「まめびと」は確かに薫でした。宮さま、さらっと素行を判断するならば真面目な人とかは称されないと思う。だけど薫のまめびとさはどことなく胡散臭いっつーか偽善的まめびとなんですが、宮さまは本当言うとすげーまめびとだろうお前…というか…いや、芸風としてはいつもどおりそのまんまっていうか…(瀬奈氏…一見アレですが実を言うとものすごく真面目で繊細・霧矢氏…見た目的にも真面目で達者それは事実)ぶっちゃけ古典の、特に源氏の「まめびと」ってどことなく揶揄の含みがあるっていうか、ほら、風流人の反対語がまめびとなわけでぇ…何言いたいんだワタクシは…。
えーと。ほら、匂宮さまって色好みで派手で…という印象がゴーっとあるわけじゃないですか。なんかやたらと一途でしたよ宮さま。そして感動的なまでに一度も浮舟の名前が出てこないあたりがすごく良かったです。成り立つんだよね。ははは。日本語ってすばらしい(何言ってる)。
何言いたいんだよって話ですね。束帯がちょーお似合いでちょーかっこよかったです。宮さまステキー☆なんだったっけ…今でも日本男子の正装って束帯でぇ…(女子の正装は十二単ですよその場合)それが頭の中にあって余計にきゅんきゅん来ました。
お喋りと同時進行で書いてますのでもうワケがわかりません。空耳姉が帰ってきてるの☆楽しいことこの上ないです。溜まってたお喋りを全開でする感じ。
タイトルの件ですが(笑)。以前書いたかどうか覚えてませんが、私は新聞で「宿直の○○が…」というのを「しゅくちょく」でなく「とのい」と読んだことがあります。ていうか未だに見るたびに脳内ルビは「とのい」です(爆)。……あんた現代人よね?平安の世の人じゃないわよね?と母上に突っ込まれます。ところが最近会社で
ワタクシ自分メモなぞ作っておりまして、メモります「去年の調書を参照…」。しばらくたってメモを見直したならば、私の脳内ルビはこう振られました。「こぞの調書を参照…」
こぞ。
古典現象ー!!(爆死)(自分でショック)きょねんをこぞはさすがにないだろうと思いました…。
じゃなかった。芝居食いとしては夢の浮橋の感想をガンガン書かねばならんとこですよ。源氏物語千年紀頌ってことでなんと宇治十帖をやってみましたテヘー☆なこの企画、主役は匂宮でございます。宮さま主役ー!ってことは、なんかすごいイイヤツー!そして敵役にあたるところの薫はちょうやなやつです。もうここまで薫がやなやつな宇治十帖とか珍しいんじゃない?くらいな。宇治十帖自体は読んでるとどいつもこいつもオイオイ…って感想がなんとなく浮いてくるんですが(といっても私流し読みです…源氏好きじゃないんですよ…本編はどうにかなりますけど)、舞台とか映画とか漫画とかにするとすると大体出生とかドラマの書きやすさとして薫が主人公になりますよね。そらそーだろう。で、主役はだいたいイイヤツですよね。そらそうだ。たまに書きたくなるけど、色悪的主役…話が逸れた。んでもって、今回匂宮が主役でそんでもってタカラヅカで主演の瀬奈じゅん氏には嫁(※相手役…トップ娘役)がいない…蓋を開けたらどうだったかと言うと!
一途な匂宮さま☆
「まめびと」は確かに薫でした。宮さま、さらっと素行を判断するならば真面目な人とかは称されないと思う。だけど薫のまめびとさはどことなく胡散臭いっつーか偽善的まめびとなんですが、宮さまは本当言うとすげーまめびとだろうお前…というか…いや、芸風としてはいつもどおりそのまんまっていうか…(瀬奈氏…一見アレですが実を言うとものすごく真面目で繊細・霧矢氏…見た目的にも真面目で達者それは事実)ぶっちゃけ古典の、特に源氏の「まめびと」ってどことなく揶揄の含みがあるっていうか、ほら、風流人の反対語がまめびとなわけでぇ…何言いたいんだワタクシは…。
えーと。ほら、匂宮さまって色好みで派手で…という印象がゴーっとあるわけじゃないですか。なんかやたらと一途でしたよ宮さま。そして感動的なまでに一度も浮舟の名前が出てこないあたりがすごく良かったです。成り立つんだよね。ははは。日本語ってすばらしい(何言ってる)。
何言いたいんだよって話ですね。束帯がちょーお似合いでちょーかっこよかったです。宮さまステキー☆なんだったっけ…今でも日本男子の正装って束帯でぇ…(女子の正装は十二単ですよその場合)それが頭の中にあって余計にきゅんきゅん来ました。
お喋りと同時進行で書いてますのでもうワケがわかりません。空耳姉が帰ってきてるの☆楽しいことこの上ないです。溜まってたお喋りを全開でする感じ。
タイトルの件ですが(笑)。以前書いたかどうか覚えてませんが、私は新聞で「宿直の○○が…」というのを「しゅくちょく」でなく「とのい」と読んだことがあります。ていうか未だに見るたびに脳内ルビは「とのい」です(爆)。……あんた現代人よね?平安の世の人じゃないわよね?と母上に突っ込まれます。ところが最近会社で
ワタクシ自分メモなぞ作っておりまして、メモります「去年の調書を参照…」。しばらくたってメモを見直したならば、私の脳内ルビはこう振られました。「こぞの調書を参照…」
こぞ。
古典現象ー!!(爆死)(自分でショック)きょねんをこぞはさすがにないだろうと思いました…。