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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 『チェーホフ短篇集2』を観てきましたよ。

 んでもってもういっこ読んでたチェーホフを思い出したよ『賭け』!賭けは読んだ。うん読んだ。そんでギャフンて言った(笑)。いやはや。明日私はチェーホフの短編を何かしら買って帰って来るんでしょうなぁ。うんうん。

 2は1とも違う構成で不思議な感じでした。『賭け』の中にあと短編5つ入りこんでる。そして振り出しに戻る…けどちょっと違ってて、歪んだ合わせ鏡っつーか?まあそれは1もなんですけど。1は「くしゃみ」から2コ抜いたのを再構成、ってな感じで、旅芸人一座?がおそらくはどこかの野外舞台で芝居を始める…てな気分だったと思うのですが。とりあえずNHKで5/28に放映してくれるそうなのでウキウキ録りたいと思ってます。だっておもしろかったのぉー。

 『鏡の中の鏡』というのはミヒャエル・エンデの作品ですが、これは本当にショートショートが沢山続く、けど前の話を受けて後の話があり、同じモチーフが出て来るものの続きではなく、人物すら同じではなく、少し歪んで続いていく、そして挙句元に戻る、というにはすこしおかしな終わり方。そんなところがそっくりです、今回のチェーホフ短篇集は。結局のところ話の終わりというのは振り出しに戻る、そして延々とぐるぐる…しかし少しは螺旋なのかもしれません。少し違う。そして重なりあいつつどこかへ進んでいく。成長と似ていますね。

 ああ、寒い。4月とか、しかも4月も下旬とか、嘘だろぉ…。
 『チェーホフ短篇集1』を観て来ましたよ。明日は2観ます。感想はそこでまとめて…かな?こどものためのシェイクスピア・カンパニーがやるチェーホフ。しかも有名どころの長編戯曲でなくて短編戯曲。なんか元はイギリスでやった「くしゃみ」っつー短編集らしいのですが。

 そういえばチェーホフは私、さっぱり読んでないひとです。いや、厳密に言えばいっこだけ読んだ!「かわいい女」を!面白かった。うん。ていうか別にロシア名もカタカナである以上超守備範囲内なんだからこれを機に読むべきではないのか、私。そんなわけで「かもめ」も「ワーニャ叔父さん」も「三人姉妹」も「櫻の園」もタイトルだけ知ってて中身知らず。読もうかなぁ。

 今日はアフタートークがついてまして、清介さん(※役者、というよりも演出家の山崎清介氏)と小田島恒志氏が話してくれました。んで第一声が「チェーホフの登場人物は本当にKYですよね」って…!まあ確かに驚異のKYがいっぱい出て来ましたけど!(特に「ドラマ」のおくさんと「プロポーズ」の娘)そしてさらに恒志氏つづけて「最近学生がよく使う表現で、これまたぴったりなのがあるんですよ。普通の日本語なんですけど、最近、新しい使い方をする」「それは?」

 「残念なひと、です」

 ………ああ、よくわかる。そりゃ残念だ。うん。残念なひとたちだったわ登場人物…。

 あ、超面白かったのは保証します。
 『ソルフェリーノの夜明け―アンリー・デュナンの生涯―/Carnevale 睡夢-水面に浮かぶ風景-』を観て来ましたよ。雪組公演でやんす。ユミコ(※彩吹氏)のサヨナラ公演でやんす。

 えー、と。

 幕が閉まっていくのを見つめつつこう思いました。「アンリー・デュナンの生涯………生涯ッ!?何!?たかだか数カ月、ていうかむしろ何日か分しかアンリー・デュナンさんについて語られてないんだが!!」ええ、いえ、ツッコんだら負けでした。主題歌ひとつでそれを延々と歌い続けられたのでショーまで観終わっても芝居の曲しか出てきやしねぇ。うん、うん、これホントの副題は「ジャン・エクトールの信念と愛」とかの方がしっくり来るんじゃないか。あと音月氏テンション高っけぇとか。この舞台には迫りも盆もなかったんだっけかとか。この時のオーストリアの皇帝フランツなんだよなそう考えるとイタリア統一戦争ってずいぶん最近だよなーとか。あ、幕切れはこの方にしては珍しく柴田的な終わり方でした。話の途中の盛り上がったところでブッタ切る!…『皇帝』とか『国境のない地図』とかもそうでしたか。あんまり珍しくないか。

 ショーはショーでなんかとっちらかってるなぁ、と。あ、でもこれも北イタリアだね。モテモテだね、フェリシアーノ(ネタが混ざってる混ざってる)。まあ南イタリアに関しては『落陽のパレルモ』とかで扱ったもんね。たまたま今回北イタリアがわんさと出て来ただけよね…。ところであの兄弟、私的に名前のイメージからして兄弟で肩車してて、頭の位置の名前なんじゃないかと思うんだが、どうだろう。そしたら兄ちゃんローマなのが納得っつーか。ヴェネツィアとローマやん?フェリシアーノが暴れん坊なんやな。のけぞってるんだな(笑)。

 超それた。そうだよショーだよ。カルネヴァーレだよ。何やらオペラやら有名所のクラシックが溢れてて(天国と地獄、仮面舞踏会、シェエラザード、真珠採り…)ぶっちゃけ眠くなってしもうた。そしてとっちらかっていた…。これだったらボレロの方が好きだったかも。うーんうーん。

 それはさておき(さておくの!?)今日は幼なじみとショッピング♪でした。バーゲンとショッピングです。きゃっきゃウフフな女子ショッピングです。買いました。買いましたよ。ああもう、自分が確かに母姉妹と血がつながってるのが確信できる買いっぷりでしたよ。目覚めちゃったんだっ。

 今日一番のお高い買い物は、普通はカードで払うよね?な価格でしたが、アレだ、引き落とし口座と貯金口座が分かれてる私としては、引き落とし口座から後で落ちてギャと叫ぶよりは、貯金口座から出しちゃって「ああこんなに少なくなってる@_@;補充しなきゃー」と収穫倉庫かよ、みたいな感想抱く方が精神的に楽なのでキャッシュで買いました。っかー買い物したーっ。

 ……たのしかったの。
 『シャングリラ―水之城―』を観てきましたよ。お宙これって何の本公演?な東京特別公演です。なにせ抜けてるのが若手だから、いやマジにメンバーが…つか、メンバー無駄遣いっていうか…(爆)。

 ええと。エコ訴えのチャリティでミュージカル作っちゃいました☆ネタを盛り込んだらたるくなりました☆的なたるさでした。ええもう…。万葉集を期待して行ったら出て来たのは新古今和歌集でした☆ってな感じの。……たるかったんだよぅ…。もちっと演出なんとかならんのかぁあア。

 キャストムダ遣いすぎて少々笑えましたよ。うん、方々の感想に納得だよ。確かにスター級ひとりいなくていいよ(笑)。そいでもって王様はもーっと下級生がやるべきだと思うですよハイ。あと霙が好きな理由はよくわかりました。うん。私も好きだよ。

 というか、あの行動にてキャラ確立に成功したね、霙は。むしろセンセイの中であの子は「こういう退場の仕方」としか決まってなかったんだろうなぁ。まあ、あらすじ読んでとってもラノベ的☆と思った通りとんでもラノベでしたが。私はラノベを愛しているのです。だから別に不満はない。ただ…ただなんつーか、あんまりにも予想範囲内の舞台すぎてだな!予想外のズキュンとかドキュンが全くないってのはこれまたな!仕方ないから息苦しい感じにたまに踊ってるときぽかんと口開けてるうひにニヤニヤしときましたよ(この変態め)。まあ、アレです。お宙観てる時に一番フッ飛んでる私の中のファン魂ってやつは、うひすみ出てればもうそれでいいっていう(爆)。もう余計なこと考えない!だってこの芝居食いったら、パンフ読んだ時点で8割方話が分かり、水源地に向かった時点でオチまで予想してしまったんだからな!ああ、予想範囲内だったとも!霙を除いて!(霙ちゃんは納得行くんだけど、ごめんどうなるか考えてなかったの)

 絶叫してどーする。まあ、面白かったんですけど1度でいいかなっていう。きっとDVDは買いますが。だって春のボーナスでカサブランカとシャングリラはどっちも買えるだろうよ…。なんか出たからさあー。

 それから。今日は、従妹が夢の一歩を踏み出した日。おめでとう!おめでとう!
 『噂のモーガン夫妻』観て来ましたよ。

 えと。面白かったです。ただ、わりと淡々と?進むので…う~ん、ちっと、ダレるかな。かといってどっかのエピソード抜けるかっていうと、抜けない気が。んむ。あ、コメディなので楽しくすっきり頂いてしかしビターでシリアスなネタも混じり~の、面白い映画でしたよ。あんまり頭使わないで普通に面白いし。よかよか。

 総括して言えば、「まあ話し合えよ☆」ってことですかね。アメリカの都会と田舎のトンデモ落差も素敵です。あと砂原の風景と何もない平野が、ぷわーって感じでした(どんな感じだよそれ)。

 ところでちょっとしたことで、全然関係なく無性に涙がばたばた出たりしたんですが、お湯オフなマスカラは涙で微妙オフでした(笑)。でも溶けなくて剥ける感じ、つまりパンダにはならない。ひゃっほぉーい。

 テンションおかしいのは春のせいなんです。…つ、つかれてるのかもぉ…。
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