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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 けしからん!もっとやれ!

 『美しき生涯―石田三成 永遠の愛と義―/ルナロッサ―夜に惑う旅人―』を観てきましたよ。ダントツ好きコンビの宙組公演です。うふり。観る前からうふり。観たらもっとうふり。ああでも芝居のサブタイトルは間違ってるよね。『美しき生涯―石田三成 着せ替えショー―』でしょ?(爆)

 実は初観劇は7月10日でした。感想を書けずに今に至る。おいおい。なんで2回目らしく余裕で、今日は↓こんなもんに手を出す始末。

 ←今回の公演デザート

 『三ツ成』って言うんだぜーっ。はっずかしーっ…!

 けど「みつなりください」って言って買って食った私は、あまりに久々に公演スイーツを食べた自分に驚いていた。うん。和風だけど餡子とかないので洋風と言い張れば言い張れるのかもしれん、いや白玉にわらびもちに黒ゴマプリンに抹茶くずもちだけれども…。そりゃ和風だろ!

 まあ、そんなスイーツをはさみつつもカンゲキしてきた超珍しいタカラヅカでの戦国物。ちょっと考えてみたんですが、とりあえず本公演で戦国武将が主役っての、30年くらいは確実にやってないんじゃないか?(それ以上遡るとタイトルじゃどんな話かわからんのだよ…)他公演まで含めても、「ささら笹舟」まで遡っちゃうんじゃないか?ささら笹舟は00年、ちなみに主役は明智光秀、ってこの武将選択がタカラヅカならではだよなあ…。そんな頃に光秀といい、今に三成といい…。主役を武将に限らなかったらもちっとありそうだが、にしたって「花吹雪 恋吹雪」か…?(※主役は石川五右衛門)

 さて、そんな戦国武将は昨日言いました通り、(雰囲気)美人で(衣装が)ド派手で(行動が)真面目なくせに(役者が)エロい三成です。あとヘタレてると言うよりは不器用で天然と言っておこう。うん…。私お茶会行ったからさ…。大空氏に惚れたきっかけブルース君思いだしちゃったからさ…。あんなに純情ではない、っていうか本人はエロいけど今回そんなエロ作りではないけどさ…(エロ作りってなんだよ)。うん…ああチクショウ!ってじたばたしたくなる感じでさ…。いや…正論なんだけどあんたもうちょっとこう、って感じは目の前に出てこないのに、なんかひしひしと伝わってくる感じでした。そういう脚本だからなあ。わざと七本槍と会話ないもんなあ。若干KYでもあるだろう。んでひとりぼっち(笑)。

 でもこれ成り立つのって、野々嬢の演技力あってだよなー…てな感じで姫らしくワガママかつ、あら可愛い、な、お茶々さまでした。個人的には押して押して押しまくる茶々×あわあわオロオロする三成、が観れて満足です、ってここで終わっちゃならん。忍び殿。凰稀氏の疾風ですよハヤテ。大空氏と凰稀氏は驚異のやってきた役被りすぎだろ、なトップと二番手なんですが、芸風の違いがモロ出っていうか。例えば大空氏はエロキャラ(キャラ言うな)ですから「本命は心尽くしてもちろん、他にも関係がたくさん…」系ですが凰稀氏は「本命に指一本触れず」系だとか。今回も触れたくて躊躇って、とか、心情吐露している間に背後で三成と茶々が地味にラブいちゃしてたりしてます(笑)。でもここ一応男の友情的な。「力を合わせた覚えはない!」って真顔で言い切る三成が面白すぎますが。(そんで即座に「ならばこれから」って返せる疾風はイイオトコだよなあ)凰稀氏がちゃんと血振りしてから納刀したのになんか感動した。大空氏はもちろんしません。だって斬ってないもの。つらつらつらっとな。あと疾風は退場の仕方が最近あんま観てない、そうだなあ、「マリポーサの花」のエスコバル以来のカッコイイ2番手の終わり方だったと思います。美味しい。

 なんか妙にツボってるのが「裏切ったな!」なんですよ。裏切ったな!普通コレ怒り的な感じで言うもんだと思います。あんまり怒りって感じじゃない。怒りよりは…もうこの人心底驚いて、悲しくなっちゃったんだろうなあっていうか…。まあ役が清廉なおひとだ、それでいいんですけど、いやあ見事。

 ちなみにショーはデュエットの挙句にキスシーンやらかしてくれたりしてヒギャー!ってなりましたけしからんもっとやれ!ちなみに今日観た感想では全体的に2階がお勧めでした特にショー。フォーメーションが綺麗なのよ~。

 タカラヅカしてる公演でした。特に芝居。もう超タカラヅカ。やだ恥ずかしい。でも面白い。あああでもやっぱり恥ずかしいぃいい(笑)。ああもうけしからんもっとやれー!ってな。うん。
 遊び過ぎてぶぁったりっって感じ。(たおれふす)

 あー映画面白かった…。これなら自信持って母上と観れる…。

 そしてもう…脳味噌まわってない…。ぐっだぐだやねん…。

 寝よ。

 あああああとにかく可愛かったもう1は可愛かった可愛すぎるどうしよぉおおおお(どうもせんわい)。
 映画館でついに公演スイーツをっ…!

 なんて口走りたくなる感じで『ゲキ×シネ 薔薇とサムライ』を観てきましたよ突発的に。だぁって誘われたんですもん♪釣られましたともー。いやあ面白かった!2,500円でお釣りがくるわぁ~。観たいところ観せてくれて、観なきゃいけないところもバッチリ!たぶん生で観るより楽しいわ。特にごひいきがいないから。

 芸風って変わらないよね(笑)。女になってもビルな感じな天海嬢。この方の現役ジェンヌ時代を生で観ているワタクシとしましては、「なあ、これミーマイだよなあ…」ってあちこち思いました。ふふふふふ。あえての小ネタと芸風に変化なしという普遍の真理によりネタ化した現象。いいじゃない、王道貴種流離譚なんだから。ばっちり新感線しておりましたが。

 特筆すべきは森奈嬢であるかと思われます。このひと観るために観ても悔いはない。トップは伊達ではないのです。

 そして浦井氏が出て来るだけでこんなに笑いがこみあげてきたことが今まであっただろうか、いや、ない。いいのか二枚目。

 つづきで拍手おへんじです~。
 帝国劇場100周年記念ミュージカル『三銃士』を見てきましたよ。

 元(というわけではホントはないんだけどね)陽気な伯爵さまと哀愁アクジョがらぶらぶと言えなくもなかった。よかった。ああよかった。ホントよかった。おかげで立派な哀愁アクジョやった瀬奈嬢…。いや~原作通りだったら原作通りの悪女には絶対にならないだろうから、あの方の芸風。その強引な芸風力技も観てみたかったような気もいたしますが(笑)。今回の哀愁アクジョは瀬奈嬢の芸風もありましょうが、それよりもまず脚本がそういうアクジョよね。うん。

 そして主人公ってのは輝かしいテノールが似合うなあ、と思った。やっぱねー、テノール、男の高い声というのはなんというか「輝かしい」という形容詞が似合うよね。もちろん低い声大好きだけれども、青年の真っ直ぐな情熱にはおそらく「輝かしい」テノールが似合うのだよ。井上氏、そういうネアカなテノールだからな~。和音嬢も珍しいネアカな声質の持ち主でありますから、このふたりのデュエット、いかにも若い、始まったばかりの恋人たちらしくてなんか良かった。そんなそれこそ「輝かしい」恋は断ち切られてしまうのですが。

 輝きに満ちた主人公カップルとは違って、「暗い過去を持った」元陽気な伯爵さまと哀愁アクジョのカップル。こちらはネクラな芸風がよくお似合いです。って、語れるほど私ぁ橋本氏に詳しくない。哀愁アクジョが哀愁漂う恋に一途すぎるヤンデレタイプでしたので、それに対してわりと粘着と言えなくもない引きずりっぷりの元陽気な伯爵さま。お似合いなんだけどなあ。哀愁アクジョの罪は原作ではともかく、舞台の上では理解しにくい罪でありまして(とはいえ、原作だってあの厳格なカトリックが支配する世界観であることを理解できなくては、焼印が不当に思える)、そういう終わりでいいのか、いやこれ以外ないだろうなあ、というか。ていうか原作より好きよあのラストは!!原作あまりに「え…あ…」だったんだもん~。

 カップルはもう一組、そしてこのカップルのすれ違いが修復される話、と言えなくもない。上記ふたつが別れているだけに、余計にここがおさまって良かったなあ、と思える陛下とおきさきさま。私、なんか今氏の陛下好きだなあ~。ああいうへたれさんは役柄としてわりと好き。おっとり感か?

 ロックコンサート開いていた枢機卿な山口氏はもうなんていうかダントツ美声で、知ってるんだけど、よーく知ってるんだけど聞いたら「おおぉ…」って思う。いつも思う。そんでその枢機卿に尻尾ぶんぶか振りまくりのロシュフォールさんの吉野氏。かわいい。何あのロシュフォールさんマジ可愛い。ラストの輝きっぷりがマジ可愛い。途中の「ばぁ~~~か!!」も可愛い。

 食いキャラを前面に押し出した岸氏。投げるの上手いな~。食いキャラで笑いをとりつつ、きっちり三銃士してたなあと思います。ポルトスって和むよね。んで、元陽気な伯爵さまこと原作では酒びたってた舞台ではめっちゃ熱唱してた橋本氏。あれこのヒト短気キャラだっけか。とちょいと思いましたがなんか佇まいがカッコいいから許す(ナニサマ)。ほんでほんで、三銃士並べると女顔なのがよくわかるぜー、な石井氏。アラミスは正解だと思いますです。そうだよなあ、モリーナやってたひとだもんなあ…。

 公爵サマの伊藤氏と和音嬢が並んでるとそれだけでなんかおかしいのは、関係なさそうなふたりが大小で並んでるからでしょうか。和音嬢がてくてく歩くのがちまっこくて可愛いのです。

 ダイヤの胸飾り(ってゆーかブローチ?)が首飾り。あ、そうだったコレ、「三銃士」であって、「ダルタニャン物語第一部三銃士」じゃないんだ。いいのか。舞踏会で話が終わってしまっても、単発の舞台ならば仕方ない!ていうかその方が話として盛り上がる!…いいんだな。いいわ。

 すぺくたくるしてたと思います。進行役であり召使でもある坂元氏がキッチリ押さえた解説的な進行してくださってましたので…わかりやすかった。うんそりゃもう。あのお面がリアルタイプなのに似てるのが笑える。

 哀愁アクジョは哀愁ただよってたなあ…。超肩入れしたくなったもんねあの哀愁アクジョ。でも剣もったら強かったわ~。どや顔かわいかったわああ~。

 あー。寝よ。
 『ノバ・ボサ・ノバ―盗まれたカルナバル―/めぐり会いは再び-My only shinin’ star-』を観てきましたよ。星組公演です。

 っていうかノバは12年ぶり再演ですとっ!?いや…あの、ナマで観てます前回の再……何回目の再演だったんだろ(笑)。まあ、なんていうか、そこのトップ様柚希氏の初舞台公演ですよ(改めてスゲーな)。

 前回は雪月続演で、雪はビデオで月はナマでかなり観たのでした…お、覚えてる、覚えてるよぉおお。まあ中学生の記憶力なんて、最も舐められないですわね。その頃しっかり覚えちゃったことって今でもがっつり残ってるもんね…。

 萌えとか。

 オチがつきかけてるところで怒涛の感想いってみよーうっ。

 ノバボサノバから昭和のかほりを抜いたならばこんなにキモチワルイんだな…って思いました(いきなりそんな感想!?)。いいえ、私の観たのだって平成の再演であったのだし、別に今だって出演者に平成生まれ…あっ!?いるか!いるのか平成生まれ!ヒェエエエ。えーと。てなわけで(絶対それだけが理由ではないが)、なんだか現代的なノバボサノバでした。まあ演出とか、編曲とか、編曲とか編曲とかあるよね(よっぽど編曲に不満らしい)。なんていうかさ。ムーディ。

 ヘンにムーディなの。いやムーディでいいのかもしんないんだけど。でも…私は…っ。とりあえずソールの歌いだしの前奏は「チャラらチャラららチャラららチャラららちゃらららちゃらららちゃったーったーちゃららちゃらららちゃらららちゃらららちゃらららちゃらららラ!」が良かったんだーっ(何も伝わってないがな)う~みが~あおぉくぅ~~うう~ううっぅ~(あの歌難しいよな…)

 柚希氏は低音がホントまあ出るようになって。かつ本気で踊れるひとなので、ソールの振りってこういうんだったのか…!って思いました(爆)。んでびっくりしたのが夢咲嬢で。いや、踊れるコだってのは知ってたんですけど、いやはや、あんなに踊れるんだな…っていうか、あんなに踊ってたんだなエストレーラ…!12年前はオーロマールブリーザが踊り狂ってる(特にブリーザ)のしか観てなかったようだ(笑)。

 観たことあるし予習ナシで行ったんですけど、さすがあの頃の記憶は本当にもう覚えてるもので。場面の順番も意味もこの役の名前も物語もほぼカンペキ!でした。台詞も歌詞もほとんどバッチリさ(笑)。……なので、ナニに引っかかったのか自己規制なのかわかりませんが、変わった歌詞に超不満。さらっと歌っておけよ~。あの歌詞だからいいんじゃないか~。もはや私の頭の中でアレでしか再生されない以上「えっ!?」度が高くてよろしくありませぬ。

 ………ここで書いた記事ふっとばしちゃった(爆)。

 ええと。なんだ。あのシチュエーションでのアマールアマールはどの役者でも泣けるものだし、シナーマンはぞくぞくっとくるものですが…なんでしょうかね時代でしょうかね…ちょいと消化不良なまま幕間に突入。んで芝居。

 私、芝居食い。そしてこの原作での別の芝居を観たことがある=話は知ってる。超・王道!王道バンザイ!

 前情報とかチラ見できっと好みだろうな、と思っていた「表も裏も陰険なおにいさま」は堪能させていただきました。涼氏のビジュアル勝負、ダイスキ!。髪型とかたたずまいとかツンデレっぷり(デレは行動には足りないけどたまの表情がちゃんと色々出てる・口とんがらしてるのも可愛いけどね)とか。うまうま。いや、アホ可愛い肉煮込み氏とか、正しくヘタレ系メガネの萌えを表しておった脚本家氏とかも美味しかったんですけど。

 夢咲嬢。私ぁビックリしたよ。あなた、そういう役だと可愛いんじゃないっ…!夢咲嬢がちゃんと可愛かったので、余裕!の柚希氏が余計にかっこよく見える☆てなわけで主役のふたりを楽しく観ました。ええもう、贔屓がいない組での正しい見方よね、これって。あ、でも誰かひとり選べって言われたら間違いなくおにーさまを選びます。もう超楽しい。

 小柳先生、デビュー作☆ってことでしたけど、あの大劇場空間はなかなか上手く使えてたんじゃなかろうか?立体も結構使ってたし。脚本も悪くないし~。欲を言うならもっと人間関係を絡ませてもいいと思ったんだけど、アレ以上絡ますと収拾つかなくなっちゃうんだろうな~。婚約者候補たちが完結しすぎてるのがアレでしたが。ううんでも絡ますとなあ~…。

 総合的にはショーの不満を吹っ飛ばす芝居の楽しさ!でした!あ~よかった☆
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