ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言
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エルフのおかーちゃんは未来をみるようなことがありますが(母名現象「この子こんな感じになりそー」な予感?)、ぼーっと読んでてもたまに出てくる「予見」。…母親がこども産んだ時だったり、見る当人が死ぬ間際だったりするといい感じにわかるらしいですけど、未来。………過去がわかる、ってな能力はない、のよね?
過去が丸わかりってのも、不確定な未来を見ると同じくらい厄介なものかと思いますが、はっきりわかるんでなくても、過去を知ってその経験則から未来を予想する、こういうタイプの予見はやってる方がいますよね。賢者と呼ばれる方々です。
そのへんの違いを探るべくまた原作読み返し始めたら…(シャーペン片手に)(ほんとアホらしい書き込みも多いんですけどー)、何を血迷ったか「○○の息子□□」を囲み始める始末。っつーかフェアノール、あんた、窘められる時にさんざっぱら「フィンウェの息子フェアノール」って言われまくってますな…。これってやっぱり「誰かを怒る時はフルネーム」なイメージからなんだろうか。そら彼らには苗字無いから、フルネームに値するのは「○○の息子□□」でしょうな。うん。まあ、威儀を正して何か言う時には基本のキでしょうけど。
今日の百人一首。
このたびは幣も取りあへず手向山紅葉の錦神のまにまに
(この美しき紅葉でごカンベンを、神様!)
作者・菅家(かんけ)。菅原道真です。うっわ道真に殺されそうな訳をしてしまった…。大学受験の時にはお世話になりました(はい?)大宰府まで行きました(マジで!?)。今日の歌、学生が聞けばまず必ず「まにまに」に笑いが出ます。食いつきます。特に男子。まにまにが一時教室でブームになったりします。まあ、なんか気になる語調ですよね。まにまに。「御心のままに」っつーことなんですけど。イルーヴァタールのまにまに。これ、間違ってない用法ですよ?…ぷっ(笑うな)。…やばいどーしようウチの子のメルリンダレで言ってる台詞、まにまにじゃん。
それはともかく、トンデモ訳してるんでちゃんと解説を…。この歌は、道真が宇多上皇にくっついて、奈良の方へ12日間大旅行に行った時に詠んだものです。手向山という名前の峠にさしかかった時、道真は「神様に旅の安全をお祈りしまっす!」と言ってこれを詠みました。「この度の旅では(掛詞)幣(ぬさ)も整えられませんでしたけど、この手向山(山の名前からして神へ捧げ物をするにふさわしいので)の美しい紅葉の錦をお供えするので、どうぞ幣のつもりで御心のままにお受け取りください!」とな。…いや、素晴らしいです、道真。錦織に見立てたくなるようなすんばらしー紅葉に出会った時は「神のまにまに」とか呟いてみるのも良いかもしれません。百人一首知ってるひとなら頷いてくれるでしょう。知らないひとなら「まにまにって何さ」と突っ込んでくれるかもしれません。どっちにしろ、会話のチャンスです(いやチャンスって…)。
過去が丸わかりってのも、不確定な未来を見ると同じくらい厄介なものかと思いますが、はっきりわかるんでなくても、過去を知ってその経験則から未来を予想する、こういうタイプの予見はやってる方がいますよね。賢者と呼ばれる方々です。
そのへんの違いを探るべくまた原作読み返し始めたら…(シャーペン片手に)(ほんとアホらしい書き込みも多いんですけどー)、何を血迷ったか「○○の息子□□」を囲み始める始末。っつーかフェアノール、あんた、窘められる時にさんざっぱら「フィンウェの息子フェアノール」って言われまくってますな…。これってやっぱり「誰かを怒る時はフルネーム」なイメージからなんだろうか。そら彼らには苗字無いから、フルネームに値するのは「○○の息子□□」でしょうな。うん。まあ、威儀を正して何か言う時には基本のキでしょうけど。
今日の百人一首。
このたびは幣も取りあへず手向山紅葉の錦神のまにまに
(この美しき紅葉でごカンベンを、神様!)
作者・菅家(かんけ)。菅原道真です。うっわ道真に殺されそうな訳をしてしまった…。大学受験の時にはお世話になりました(はい?)大宰府まで行きました(マジで!?)。今日の歌、学生が聞けばまず必ず「まにまに」に笑いが出ます。食いつきます。特に男子。まにまにが一時教室でブームになったりします。まあ、なんか気になる語調ですよね。まにまに。「御心のままに」っつーことなんですけど。イルーヴァタールのまにまに。これ、間違ってない用法ですよ?…ぷっ(笑うな)。…やばいどーしようウチの子のメルリンダレで言ってる台詞、まにまにじゃん。
それはともかく、トンデモ訳してるんでちゃんと解説を…。この歌は、道真が宇多上皇にくっついて、奈良の方へ12日間大旅行に行った時に詠んだものです。手向山という名前の峠にさしかかった時、道真は「神様に旅の安全をお祈りしまっす!」と言ってこれを詠みました。「この度の旅では(掛詞)幣(ぬさ)も整えられませんでしたけど、この手向山(山の名前からして神へ捧げ物をするにふさわしいので)の美しい紅葉の錦をお供えするので、どうぞ幣のつもりで御心のままにお受け取りください!」とな。…いや、素晴らしいです、道真。錦織に見立てたくなるようなすんばらしー紅葉に出会った時は「神のまにまに」とか呟いてみるのも良いかもしれません。百人一首知ってるひとなら頷いてくれるでしょう。知らないひとなら「まにまにって何さ」と突っ込んでくれるかもしれません。どっちにしろ、会話のチャンスです(いやチャンスって…)。
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