忍者ブログ
ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



[55]  [56]  [57]  [58]  [59]  [60]  [61
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 ヤンさんの『薔薇と棺桶』を観にいったら、あらー!?そこ歩いてるのは朝澄けいさんじゃーあーりませんか!?母よ、よかったねぇ…かよこだよ…ってうわ!席の隣は荻田先生かい!仲いいなぁ…。

 というハプニングはともかく(しかも嘉月さんも来てた。ああ、水曜だ。月は休演日だ)、薔薇と棺桶、面白かったーーー!(笑)

 なーんも予備知識なしで行ったんですが、なんとブラックコメディで(爆)しかし推理モノ的要素も含みつつ(しかも古畑系。犯人の事情を知ってて、探偵(刑事)の推理を見守る感じ)、オチは…うーん、さすがブラックユーモア(笑)。いやー笑った笑った…。背後から響きわたる、かよこのかわいー声にも逆に笑かされましたが。

 というか、ヤンさん、綺麗…!年経てどんどん綺麗になってく方ですが(爆)。初めて観た時からもう12年経つかと思うとビックリです(そんな昔から観てた自分にビックリだよ)。えーと。(こら年齢を考えるな)

 …… で、家に帰ってきて、今度は即母の実家へ。来週月曜、お盆で里帰りですが、里帰り…というか人が招ける状況じゃない(爆)。これをなんとかして片付けなくては…ということで先週水曜も出かけたんですが、片付けきれず、結局今日も出動…。なんていうかまたまたタイヘンでした。ですが、やっとこさ人は招ける… かな?という感じに。

 でもピカールがないのです。困ります。私はピカールで仏具を磨くのを年に一度の楽しみにしているのです(どんな楽しみだよ)。…あ!磨いた真鍮のあの微妙~な金は、ウチの子の髪色に近いかも!(突然なんですか)。

 最悪、買っていくかなぁ…当日。そして磨くのさ!

 イングウェの紋章(捏造)刺繍がやっと最後の色に入りました。地色の紫です。がんばってます。ちくちくちく。次誰にしようかなぁ。さっさとオルウェデザインしちゃおうかなぁ。だって、じゃないと、初代王の仲間はずれになっちゃうじゃないですか…。

 メルリンダレちょこっと進んだのに打ててない。ゼミ誌のネタをやるためにはナイトフォール全曲を読みこまないと無理そうだ。ああ、もう意訳超訳の出番かしら。
 って、テハヌーが原作で言っていたような気がするなぁ、と思って、アイリアンを思い出して、そうね、ジブリのテルーはむしろアイリアンなのだね、と思ってみる(人間と恋におちているあたり)。

 翼がないで思い出したけど、そう、花ファントム観ながら考えていたのは宙ファントムのことで(ダメなひと)、宙ファントムが人間でないのなら、ああ天使だ、と言い切ってしまって(ファンの欲目)、そしたら考え付いたのはトルストイの「人は何で生きるか」だった。

 あれは天使が愛を悟るまで地上に落とされる話であった。一言に無理やりまとめるなら。もっとロシア民話らしいさまざまなアレコレが入ってはいたけど。

 そう、あの銀橋の親子和解(?)で、旦那は自分から抱きつけないから。抱きつきにいく春野エリックを見ながら旦那を思い出して私の頭に浮かんだフレーズは、「おちてゆくから、うけとめて」だった。そんな無茶言うなや。

 わたしにはつばさがないもの。おちてゆくから、うけとめて。

 さてゼミ誌をどうしよう。ナイトフォールに沿った連作短編とかアリかなナシかな。あのゼミならオールオッケーな気もするけど。いかがなもんか。

 そろそろ勉強計画をたてなくては。うー。
 今日も溜息ばっかりついてて母に怒られる。出るものは仕方ない。
 私は好きですよ。
 だけど、酷評されるのもわかる。

 15時公演しか観ないので、空いた時間でちょっと歩いて映画館発見して、飛び込んでゲド戦記観てきました。

 えーと。

 私は、私の原点たる「ファンタジー」が三つありまして、何を隠そうナルニアと指輪とゲドなんですが、…むしろこの3つの中では一番難解だと思うんですよね。ゲド。寓意やらなにやら思想やら全部含めても(爆)。、私にとっては未だに理解できない、というか読み解けないところがありつつ嫉妬しつつ、大好きだけど大嫌いで、読む時にものすごく気合を入れなくては立ち向かえない作品です。きっと、その3つの中では唯一女性作家さんであるというのが一番大きいと思うのですが。ゲドの可愛さというのは全く、女性の描く男性にあらわれるものだと思うのです。そしてテナーの美しさは、女性としてとても憧れるものだと思うのです。そして我がいとしのテハヌーは、……まだ謎です(爆)。結局私は、謎なひとが好きなわけで(おい)。

 で、ジブリのゲド戦記に戻るのですが。

 えーと、酷評されるのは、吾郎さんが監督であることに対する偏見やら期待やら何やらと、ジブリのジンクスだと思うんですけど、…男の子が主人公だからだと思うんですよね。

 私はかく言うように原作派なんでございますが、んー、ジブリの『ゲド戦記』は、原作から角度にして375度ばかりズレていると思われます。375度ばかりズラして、思いっきりジブリナイズしたら、ああなります。いや、普通に面白かったです。エンターテイメント~。でもあれって、(私は見たことないのでなんとも言いがたいですが)……シュナの旅、なんですよね。

 原作が好きなものとして突っ込むなら、最も大きなツッコミどころは、アレンが父殺しをしていること…ではなく(爆)レバンネン×テハヌーになってしまっていることです。ジブリ的ボーイミーツガールに完全になっていることです。あれがいかん。何よりいかん。ていうか、観てて最も突っ込みたかったのはアレだ、他のすべてを水に流してもいいが、あそこで!あそこでテルーが顔を赤らめたりしてはいかんのじゃ!!

 あー、真の名と呼び名が交差してますが(汗)、気になさらず(爆)

 そうですねー…これから見る人に言うならば、まだ原作を読んだことがないなら、見て、楽しんで、ただしアレは『ゲド戦記』だと思わないでください(笑)。あれはゴント…ていうかアースシーと世界観の近い、登場人物の設定が近い、そして名前が近い、別物です(そこまで言うか)。いえでも、ジブリのアニメとして見たらとても面白いんですよ。テーマもあながち間違ってない。そして『ゲド戦記』だと思わないならば、個人の感情としてとてものめりこめるし、よくわかるというか共感できるし、… いい映画なんですよっ!!!(絶叫)ベツモノだと思ってくださいよ!(いや原作つきでそれムリだから)

 で、見ないで読もうという方にアドバイスするならば、ものすごく気合を入れて読むか、でないならさらっと読んで分かったような気になって、見にいって(行けってか)おお、ぜんぜんちげーよ、と感じ取ってください(笑)。いえ、見る方はぜひ楽しんでほしいんですが(爆)

 原作に思い入れのある方は、ゲド戦記を見に行くと思ってはいけません。特に、アレンが出張っているのにも関わらず、「さいはての島へ」だと思ってはいけません。ジブリナイズの「さいはての島へ」+「帰還」+「アースシーの風」でお願いします…ていうか、あれは、「帰還」にアレンががっつり出て、テルーの年齢が上がって、アレン×テルーになったと……。こんなこと言ってる時点でもうゲド戦記とはかなりかけ離れてる気がしますが(爆)。あ、いやでも、ほんとに、映画、面白かったんですって…(あせあせ)

 私はものすごくテナーとゲドの関係が、大好きで大好きで大好きなので、それがかなりはっきりと映画に出ていたのは嬉しいのです。…でも、時間軸としてはあのふたりの関係は、あれでは、「アースシーの風」です!もう、夫婦じゃないの!なのに事件は「帰還」だし!そしてアレンがあそこまで出張るということは間違いなく「さいはての島へ」だし…。わけがわからん(笑)いいとこどりか、そうか。

 ……ベツモノとして考えればいいんですけどね。レバンネンにはセセラクなんだーーーーーーー!!

 と叫びつつも、分けて考えれば、私はテハヌーは好きですから、あのアレンにはあのテルーがちょうどいいのではないかと思います。これぞジブリマジック。ていうかジブリ好きなんだもん…。そういえばテルーの唄は作曲谷山さんだしさ。うっかりカラオケ行ったからがんばって歌ってみました。楽しかった…。

 そんな酷評されるほど酷いことは全然ないと思うんだけどなぁ…。

 私は、ゲドとテナーの関係が(時間軸としては間違っているものの)描かれているのと、テハヌーを呼ぶアレンと、ドラゴンのテハヌーが見られただけで満足です(きっぱり)

 見ないと損、とは言いませんが、ゲド戦記だと思わなかったら、そして原作をまだ読んでないんだったら、普通に見にいって面白いと思います。 

 ……なんで、ほんとに、あんなに評判悪いんだろ…。
 私は好きだよぅ…。 
 年上はーえーらいー♪年上はーえーらいー♪

 幕開きの「カエサルはーえーらいー♪」でドン引きした姉を眺めて楽しく観劇してきました。あはは。私も引いたなんて、そんなことは、ある、けど流石に3回目ともなるともう引くより「皆ノリノリだなぁ…」とか思って観る余裕が出てきますです、はい。

 ……そういえば今日プログラムを開いてみてビックリしたのは(ていうかまだ見てなかったんかい)、プログラムの写真は当然まだ衣装が出来てない頃に撮るから、ありもので撮るのは当たり前なんだけど…。なんだ、なんだ、なぜいきなり某女神のために戦う黄金色のひとたちの最後の12個の砦の下から3番目に住んでる兄の方が13年間なりすましていた方の服みたいな衣装着てるんだ…?(すごい回りくどいが読む人が読んだら一発だ)すんげーびっくりして「くえっ」とか奇声を発してしまいました。ちくしょうやるな。

 で、「カエサルはーえーらいー♪」だの「ブルータスはえーらいー♪」と聞いてると頭の中を回りはじめたのは「年上はーえーらいー♪」(フェアノールあたりがめちゃめちゃ不機嫌になりそうだなぁ)でした。貴族概念が書けてません。む、難しい、の。なんていうかさらっとくだけた気分で一言で言うなら「年上は偉い」ですんだんですが(爆)それをちゃんと説明しようとすると、湖でのどーのこーのアレコレ…と、アマンに来てみてどーのこーのアレコレ…と、王家直系をたどってったら意外なところでストップしてたとか(この場合の直系はまさに長子の長子の長子…です。性別関係なく)、じゃあ拡大解釈して傍系(この場合は長子の次子の…といく)で一番若い子孫までたどっていくとどうなるんだってやってみたらなぜだかドコ辿ってもエルダリオンになったとか(いや実は全く不思議でもなんでもないんですけど)家名も現当主名も決めたけど(ザ・捏造)それどうやって紹介しようか、とかいろいろいろいろ悩むところが出てきて、とんと筆は進みません、と。

 ついでに貴族を説明するならば実はエルダールの政治形態を説明しなければならないわけで、軽く言うと、書類に埋もれられるのは中つ国のノルドールの都のみで(え)多分シンダールの政治形態は違うだろうし、ひるがえってアマンにては、文字が出来るのもまだまだだし(笑)イングウェが「政治」してるわけないので(というかヴァンヤールに政治はおそらく必要ない)、勢いすべてを口頭と記憶力と判断力に頼って政治してるのがフィンウェさんで、しかもおそらくノルドールは独裁で、テレリは議会制だろうなぁとか考えてしまったので…ううん、政治も勉強せねばならんだろうか。苦手なんだよな~…。拡大解釈都合よくしてどうにか体裁だけ整えてしまおうか。実際そんな政治でよくもつな、とかは内心のツッコミにとどめつつ。うむむ。

 というよりもやはり、エルダールの王って、もうとっくに王家とか政治形態とか確立されている状態で玉座につくわけではなくって、集団の長、相談役、裁判官、そういうひとが気がついたら王と呼ばれるようになり、みたいな流れだから、……そうだよな、そうでなくてはウチのフィンウェさんはどうやってミーリエルを口説きおとせばいいんですか(おい)。千日くらい通える余裕がないと困るんじゃー!(余裕がなくても強行しそうだけど(笑))。

 今日も絶賛ぐるぐるした頭です。明日までに最後のレポートを書き上げなくてはなりませぬ。誰が為に鐘は鳴る、ヘミングウェイはロマンチストです。生死観?私に語らせたら「愛」になりますよ?そんなレポートでいいのかなぁ…。とりあえずがんばりましょう。
 と、『笑う大天使』の映画を観てきて思う。

 いやもうなんかベツモノ(筋はほぼ同じだが)(というか『夢だっていいじゃない』だが)だけど、おもしろかったから、いいんだけど、しかし、制服…そして体操服…。なんかもう作為も何もないお嬢様がたが着るだけに、いっそエロいわ!(汗)フィギュアとか出回ってても何も疑問に思わないくらいだわ(……。)ところで笑う大天使って連載開始が1987年だったんですね。私1歳…。うーん、カーラ君、やっぱり、偉大だ。

 カーラ君の漫画にでてくる男女には友情が成立してるんですよ。もっとちゃんと言えば、夫婦や恋人が友人をできている。理想かもなぁ。そういう意味で、広岡さんと高柳さん、キラとナッシュ、ここらへんはもうそのままじゃれあい罵りあう友人でいればいい。なんか、人間ふたりの関係に、というかこの場合は男女であるのが悲しいかな関係を当てはめねばならぬということになってしまっているのだけれど、何も名称はいらない、とかそう思ってしまう関係。友人、が一番しっくりくるけど、確かに友情よりは愛情が存在しているのだろうなと。

 現実逃避ついでになんぞ執筆したいものだけれどあいにく明日は持ち込み不可の、ものすごく乗り切れる自信なんぞない試験。もう寝よう(勉強するんじゃないんかい)。



 …………エルダールの月に一度おいでになる赤い使者さまはどんな扱いなんだろう…。湖では?アマンでは?中つ国のその後では??……お風呂問題とあわせてめっちゃ気になるぅ(おい)。
忍者ブログ   [PR]
 
PR