ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言
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ということはこれは即効で寝るに限る!そうだ!太陽は沈んでしまったのだ!人間は自然に逆らわない方が良い!余裕があるなら。
今日も節電策で会社を追い出されました。今月の業務は滞りまくりですが、きっと私のせいじゃないわ。覚えきってないからいちいち確認と手順を探してる時間がもったいないんだろうけど、それよりも耳鳴りがするほど鳴りまくってる電話だから仕方ないんだわ。
そうそう、今日は仙台支店がやってきました。たぶん週明けからは仙台支店が東京本社の中にある状態になるのでしょう。みなさん無事でよかったー。
つづきにまたぞろ突発的現パロ。
今日も節電策で会社を追い出されました。今月の業務は滞りまくりですが、きっと私のせいじゃないわ。覚えきってないからいちいち確認と手順を探してる時間がもったいないんだろうけど、それよりも耳鳴りがするほど鳴りまくってる電話だから仕方ないんだわ。
そうそう、今日は仙台支店がやってきました。たぶん週明けからは仙台支店が東京本社の中にある状態になるのでしょう。みなさん無事でよかったー。
つづきにまたぞろ突発的現パロ。
「ロウエルって呼んでくれないか」
わりと真剣な顔でルーエル・キーンは言った。エリエン・ルスコは大きな紅い瞳を瞬いた。
「人間風ね」
「留学生なんだ。ある意味「人間」だろ、ルサンドル?」
からかうような声音のルーエルに、エリエンはその見事な赤毛をかきあげて見せる。
「エリエン……は、人間風なら?」
ルーエルは軽く首を傾げた。
「エリー」
囁くと、エリエンは華やかに笑った。
「じゃあ私はロウって呼ぶわ」
ルーエル・キーンは“エルフ”読みの自分の名前は嫌いではなかった。むしろ好いていた。歴史の中にある読みでもあるのだし。ノルドール王家に、というよりもフィンウェに仕えた料理人の名をルーエルと言う。かの「料理帖」を残した人物だ。
自分はどうしたって“エルフ”にはなれないのだから。そう思っていたのも間違いではない。
エリエン・ルスコはルサンドルと呼ばれるのも嫌いではなかった。天地がひっくり返っても、ルスコの名が示す通りに自分の血筋は変えられない。堂々とした赤毛も変えられない。歴史の中のことと片づけられないはっきりした記憶を呼び起こす存在である。
それを忘れたい。そう思っていたのも間違いではない。
「エリー」
「ロウ」
けれども、それよりも、なによりも。
遠すぎず、近すぎず。
初めて得た、謎に迫る同志の呼び名が“エルフ”ではないというのは、とても面白く思えたのだ。
わりと真剣な顔でルーエル・キーンは言った。エリエン・ルスコは大きな紅い瞳を瞬いた。
「人間風ね」
「留学生なんだ。ある意味「人間」だろ、ルサンドル?」
からかうような声音のルーエルに、エリエンはその見事な赤毛をかきあげて見せる。
「エリエン……は、人間風なら?」
ルーエルは軽く首を傾げた。
「エリー」
囁くと、エリエンは華やかに笑った。
「じゃあ私はロウって呼ぶわ」
ルーエル・キーンは“エルフ”読みの自分の名前は嫌いではなかった。むしろ好いていた。歴史の中にある読みでもあるのだし。ノルドール王家に、というよりもフィンウェに仕えた料理人の名をルーエルと言う。かの「料理帖」を残した人物だ。
自分はどうしたって“エルフ”にはなれないのだから。そう思っていたのも間違いではない。
エリエン・ルスコはルサンドルと呼ばれるのも嫌いではなかった。天地がひっくり返っても、ルスコの名が示す通りに自分の血筋は変えられない。堂々とした赤毛も変えられない。歴史の中のことと片づけられないはっきりした記憶を呼び起こす存在である。
それを忘れたい。そう思っていたのも間違いではない。
「エリー」
「ロウ」
けれども、それよりも、なによりも。
遠すぎず、近すぎず。
初めて得た、謎に迫る同志の呼び名が“エルフ”ではないというのは、とても面白く思えたのだ。
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