台詞の力

　シェイクスピアはもう台詞の力に唸らされるばかりでございます。

　今年もやってきました。
　http://blog.drecom.jp/hasuhakoniwa/monthly/200507/2
　こちらの７月１６日に詳しいことは書いてあるんですけど(そんな横着な)(去年、旦那が怪我する日あたりまで書いてた日記ブログです(笑))。

　毎年夏に観に行っている「子どものためのシェイクスピア」。なんと４年ぶりに本拠地(今やジャニーズのもの)東京グローブ座での上演でした。今年の演目は「リチャード３世」。(ちなみに来年は「夏の夜の夢」！)シェイクスピアの王家シリーズは(勝手に呼んでる)１個だけ読んでもやっても、絶対に今現代日本に生きてる人には理解不能なところがある話でして、しかしシェイクスピアは基本的に、脚本を２０回読むよりもいっぺん演じてるの観た方がわかりやすい、ていうか演劇とはそもそもそうあるべきなのですけれど、シェイクスピアは特に、その傾向が強い。で、案の定このカンパニーがやる仕事ですから、とってもわかりやすかったのですよ。

　で、す、が、今年もどうやらどっかの大学の課題に出たみたいなんですよね。……君ら、劇場マナーがなっとらん。映画館じゃないんだぞ。どうして始まってるのに声を潜めもせんと喋るのだ(怒)。

　そして何よりもありえないと思ったのは…あのさ、君たち、レポート課題が出てるんだろ？(会話聞こえりゃそれくらいわかるわい)………だったらさ、あのさ、パンフレット、買いましょうよ。たかが900円じゃないですか。あのパンフお得なんですよ。カンパニーのことも今日やる劇のコンセプトも全部わかるんですよ。なんだったら売り場のおねーさんに言って、中身覗かせてもらうとか、そのへんの考えも回らんのかいっ！(ぜーぜーぜー)

　一番タメイキが出るのは、おそらく、彼女らが年下だってことですかね…。見た目だけなら絶対年上に見えるが、…いいのか、それで…？

　…まぁ、普段見慣れてるのがミュージカルばっかり(笑)なので、久しぶりにストレートプレイを観ますと、なおさら台詞の力を思いますよっと。…結局小説もストレートプレイみたいなところはありますし。特に私のは。精進しーましょ～。

　…………だめだ、あれを考えるとごきげんになれない…。
　落ちてきた怖いひとびとでもネタ帳にメモって、寝ましょ…。