ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言
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メールのおへんじに書くべき所を、今朝通勤中に天啓が来たので(笑)日記で書いておく。なんつー解決法だ。まあ、論旨からはズレてる気がするし。紋章ネタだし。そして確実に明日は室町ボムで頭がぱーんしちゃうからろめネタは浮かばないだろうし。うんうん。
そして妄想と資料の境目が危うくなってることを実感…あああああしまった乗り手と獣!でもこの思いこみ相当初期からだなあ…私の脳味噌はそっちに染まってしまっている。うぐぐ。とりあえず彼方へ向かってすっいませんでしたぁあっ。
さて。
太陽が女、月が男である教授世界(そういや日本神話もそうだった※1)で、鈴木氏論に則れば「月の女」であるフィンウェさん。そんなあいつの紋章は、なぜか「翼ある太陽」。あのトンデモ人たらしの「引力」ということを考えると、太陽でなんら不思議はないのですが(もう超賛同!)。しかし、最も魅力的である存在を月に言寄せて表現する教授(なんかそこらでアラビアン・ナイトを思い出したり※2)。そーなのに、ナニユエに太陽なのか?
……そこで頭を掠める「月の女」。
あ、そうか、「太陽の男」だ!
ある意味ヒネりなし超どストレート直球。つまり、月であるひとが太陽の紋章なのは、「月(男)でありながら全体のヒロイン、原初の女」というパーソナリティーを端的に表した「太陽(女)の紋章を持つ男」という意味なんではないかと。十六翼(接点)最上位の紋章を教授が描いてくれたのはフィンウェさんだけですが、このWinged SunとそしてWinged Moonおそらく同時に描いてます。太陽の紋章の対の月の紋章を持つのはエルウェです。ていうか教授ったらシンゴルって書いてないよ速攻エルウェって書いたっぽいよ……(あれ?確かエルウェって書いてたよなシンゴルじゃないよな…)きっとエルウェとシンゴルって別人なんだな、やっぱり(笑)……メリアンったら略奪愛(爆)。
メタな話ですと、これ当然最初の恋人であり、フィンウェとエルウェは正しい対ですよってことですけど、メタでなく物語歴史的に考えると、紋章成立過程がなかなかのカオスになります(笑)。だって、あの時代のアマンに太陽も月もないし。そもそもエルウェがおらんがな。
最初に使節で行った時に2人で花っぽいのをキャッキャウフフと決めたのか(そしてハブられたのかイングウェ!?)、来ない来ないってエルウェを待ちわびてるフィンウェさんが「これエルウェの!」って決めたのか(それって愛だよなあ)、さらにそうなると紋章に名前をつけたのは後世だろうから、明らかに対の紋章に何かを感じ取ったりしたんだろうなあとか。いや、紋章自体が後世の創作の線もなくはないですが、それってドラマ的にどうよ?という感覚で、面白いのを採用したいところ(おい)。
ところでワタクシ紋章刺繍の時、るんたったとイングウェ・オルウェの紋章は捏造しましたが、イングウェの紋章は「星」にしたんですよねー。だって「太陽」と「月」と来たらあの世界では比するのは星しかあるまい?でもですね、その後で「昴」書いてた時に「あー星もテルペリオン由来だった」って気づいたんですよ。星で月で銀の木。教授世界での上位物。
太陽=女=人間、月=男=エルフ、が教授世界の基本構造。教授は、金髪エルフには現状を変える一撃を担わせたかったのかな?などと思いますね。輝かしすぎて迷惑なほどの新しい力。黒髪・銀髪エルフだけだと停滞するんですよ。
ミーリエルとフィンウェの関係に新しく加わるインディス。
レイシアンにおけるフィンロド。
ゴンドリンから生き残るイドリル。
天のシルマリルを持って逃れるエルウィング。
闇の森と蜘蛛から逃れる光の宴の主催者スランドゥイル。
フロドを助けにくるグロールフィンデル。
水鏡と指輪の試練のガラドリエル。
けっこうキーパーソンじゃね?金髪エルフ。そして金髪エルフはわりと魔法っぽい魔法を使ってるぞ疑惑……。いや、最強姫君ルシアンも使ってましたが。あの娘は半分マイアだしー。そういえば指輪の旅の始めに出会うエルフはギルドール。彼もまた金髪エルフのはず…です。や、ビミョウですが。フィンロド王家とか言われるとじゃあ金髪?って気になりますよねー。
ところで銀髪を明言されてるのがエルウェとミーリエルだけってどういうこっちゃ。ああ、いえ、ミーリエルはHoMEだけどね。初めての男と初めての女かそーかそーか。もう、どうすりゃいいんだあのヒロイン(笑)。
※1日本神話
日女と月之男、つまりは天照大御神と月読命です。最高神が女性であると同時に姉弟なのが珍しいっちゃ珍しい?ちなみにこの2人の弟が建速素戔嗚命、スサノオは嵐の神格だとか。太陽・月・嵐。それもまたかわったきょうだい。日本神話もメタ事情であれこれあるのでアレですが、日本書紀よりは古事記の方が民間伝承そのままぽくて面白いです。
ところでヤマトタケルにフェアノールを見てしまう私はどうしたら。だってあの子ファザコンなんだもん。
※2アラビアン・ナイト
千夜一夜物語。アルフ・ライラ・ワ・ライラ。私のお気に入りは有名なバートン版ではなく、マルドリュス版です。エロいけどエロくない、むしろ「おいおい……」な話だらけですが、定型表現比喩が面白いものであります。セックス描写も面白いです。
さて件の月ですが、アラビアあたりは砂漠だらけ=太陽はめでたくない、恵みよりも恐ろしいもの、という認識でして、太陽なんかに例えたら「この悪魔め!」レベルなんだとか(爆)。てなわけで女のみならず男も「十四夜の月のような」(これは陰暦だから。満月のことです)という形容が=美人。千一夜物語の中の最上美は女性的なものです。男性にもそれを思いっきり求めます。白い肌、細腰、大きなお尻(笑)。まろやかな体つきの官能美人。ふっくらな方がいいみたいですね。それが十四夜の月。恋人同時(男女)で双子のようにそっくり、とか出てきます。月(カマル)という単語を名前にもつ登場人物は、ほぼ例外なく美形です。美とは月である。これが千一夜物語。
…………ところで薄い本の置き場所はハッキリ言って無いんだけど、明日また増えちゃう予定なのね。んで整理がてら読み返してたんだけど、ホント、私、本に関してはあのひとに飢えっぱなしだなあって…。だってメインな本が1冊こっきりだぜ!?私シルマリルジャンルの本100冊以上持ってるのに!でもいいのもう1コマでも嬉しい。名前が出るだけで嬉しい。フェアノールが「父上」って言ってるだけでもうなんか結構嬉しい。終わってら。…ほんま、自給自足。ふ…(遠い目)。あーん!なぜだ!原作で実はこっそり物凄く贔屓されてるからか、そうなのか!だが酷く巧妙な贔屓であると思うのだがどうだろうか!!チクショウ腹立つー!(また奴に怒ってる…)
そして妄想と資料の境目が危うくなってることを実感…あああああしまった乗り手と獣!でもこの思いこみ相当初期からだなあ…私の脳味噌はそっちに染まってしまっている。うぐぐ。とりあえず彼方へ向かってすっいませんでしたぁあっ。
さて。
太陽が女、月が男である教授世界(そういや日本神話もそうだった※1)で、鈴木氏論に則れば「月の女」であるフィンウェさん。そんなあいつの紋章は、なぜか「翼ある太陽」。あのトンデモ人たらしの「引力」ということを考えると、太陽でなんら不思議はないのですが(もう超賛同!)。しかし、最も魅力的である存在を月に言寄せて表現する教授(なんかそこらでアラビアン・ナイトを思い出したり※2)。そーなのに、ナニユエに太陽なのか?
……そこで頭を掠める「月の女」。
あ、そうか、「太陽の男」だ!
ある意味ヒネりなし超どストレート直球。つまり、月であるひとが太陽の紋章なのは、「月(男)でありながら全体のヒロイン、原初の女」というパーソナリティーを端的に表した「太陽(女)の紋章を持つ男」という意味なんではないかと。十六翼(接点)最上位の紋章を教授が描いてくれたのはフィンウェさんだけですが、このWinged SunとそしてWinged Moonおそらく同時に描いてます。太陽の紋章の対の月の紋章を持つのはエルウェです。ていうか教授ったらシンゴルって書いてないよ速攻エルウェって書いたっぽいよ……(あれ?確かエルウェって書いてたよなシンゴルじゃないよな…)きっとエルウェとシンゴルって別人なんだな、やっぱり(笑)……メリアンったら略奪愛(爆)。
メタな話ですと、これ当然最初の恋人であり、フィンウェとエルウェは正しい対ですよってことですけど、メタでなく物語歴史的に考えると、紋章成立過程がなかなかのカオスになります(笑)。だって、あの時代のアマンに太陽も月もないし。そもそもエルウェがおらんがな。
最初に使節で行った時に2人で花っぽいのをキャッキャウフフと決めたのか(そしてハブられたのかイングウェ!?)、来ない来ないってエルウェを待ちわびてるフィンウェさんが「これエルウェの!」って決めたのか(それって愛だよなあ)、さらにそうなると紋章に名前をつけたのは後世だろうから、明らかに対の紋章に何かを感じ取ったりしたんだろうなあとか。いや、紋章自体が後世の創作の線もなくはないですが、それってドラマ的にどうよ?という感覚で、面白いのを採用したいところ(おい)。
ところでワタクシ紋章刺繍の時、るんたったとイングウェ・オルウェの紋章は捏造しましたが、イングウェの紋章は「星」にしたんですよねー。だって「太陽」と「月」と来たらあの世界では比するのは星しかあるまい?でもですね、その後で「昴」書いてた時に「あー星もテルペリオン由来だった」って気づいたんですよ。星で月で銀の木。教授世界での上位物。
太陽=女=人間、月=男=エルフ、が教授世界の基本構造。教授は、金髪エルフには現状を変える一撃を担わせたかったのかな?などと思いますね。輝かしすぎて迷惑なほどの新しい力。黒髪・銀髪エルフだけだと停滞するんですよ。
ミーリエルとフィンウェの関係に新しく加わるインディス。
レイシアンにおけるフィンロド。
ゴンドリンから生き残るイドリル。
天のシルマリルを持って逃れるエルウィング。
闇の森と蜘蛛から逃れる光の宴の主催者スランドゥイル。
フロドを助けにくるグロールフィンデル。
水鏡と指輪の試練のガラドリエル。
けっこうキーパーソンじゃね?金髪エルフ。そして金髪エルフはわりと魔法っぽい魔法を使ってるぞ疑惑……。いや、最強姫君ルシアンも使ってましたが。あの娘は半分マイアだしー。そういえば指輪の旅の始めに出会うエルフはギルドール。彼もまた金髪エルフのはず…です。や、ビミョウですが。フィンロド王家とか言われるとじゃあ金髪?って気になりますよねー。
ところで銀髪を明言されてるのがエルウェとミーリエルだけってどういうこっちゃ。ああ、いえ、ミーリエルはHoMEだけどね。初めての男と初めての女かそーかそーか。もう、どうすりゃいいんだあのヒロイン(笑)。
※1日本神話
日女と月之男、つまりは天照大御神と月読命です。最高神が女性であると同時に姉弟なのが珍しいっちゃ珍しい?ちなみにこの2人の弟が建速素戔嗚命、スサノオは嵐の神格だとか。太陽・月・嵐。それもまたかわったきょうだい。日本神話もメタ事情であれこれあるのでアレですが、日本書紀よりは古事記の方が民間伝承そのままぽくて面白いです。
ところでヤマトタケルにフェアノールを見てしまう私はどうしたら。だってあの子ファザコンなんだもん。
※2アラビアン・ナイト
千夜一夜物語。アルフ・ライラ・ワ・ライラ。私のお気に入りは有名なバートン版ではなく、マルドリュス版です。エロいけどエロくない、むしろ「おいおい……」な話だらけですが、定型表現比喩が面白いものであります。セックス描写も面白いです。
さて件の月ですが、アラビアあたりは砂漠だらけ=太陽はめでたくない、恵みよりも恐ろしいもの、という認識でして、太陽なんかに例えたら「この悪魔め!」レベルなんだとか(爆)。てなわけで女のみならず男も「十四夜の月のような」(これは陰暦だから。満月のことです)という形容が=美人。千一夜物語の中の最上美は女性的なものです。男性にもそれを思いっきり求めます。白い肌、細腰、大きなお尻(笑)。まろやかな体つきの官能美人。ふっくらな方がいいみたいですね。それが十四夜の月。恋人同時(男女)で双子のようにそっくり、とか出てきます。月(カマル)という単語を名前にもつ登場人物は、ほぼ例外なく美形です。美とは月である。これが千一夜物語。
…………ところで薄い本の置き場所はハッキリ言って無いんだけど、明日また増えちゃう予定なのね。んで整理がてら読み返してたんだけど、ホント、私、本に関してはあのひとに飢えっぱなしだなあって…。だってメインな本が1冊こっきりだぜ!?私シルマリルジャンルの本100冊以上持ってるのに!でもいいのもう1コマでも嬉しい。名前が出るだけで嬉しい。フェアノールが「父上」って言ってるだけでもうなんか結構嬉しい。終わってら。…ほんま、自給自足。ふ…(遠い目)。あーん!なぜだ!原作で実はこっそり物凄く贔屓されてるからか、そうなのか!だが酷く巧妙な贔屓であると思うのだがどうだろうか!!チクショウ腹立つー!(また奴に怒ってる…)