つれあいに恋するのって素敵だと思う

　貴婦人が座り込んで
　考えている　林檎の木の下
　彼女の夫　とびきり若い騎士のこと

　あかがねの髪　空の瞳
　盾には五芒星　旗には有翼獅子
　示すは優ばかり　未だ勇はなく
　
　貴婦人は座り込んで
　見通している　林檎の木の下
　彼女の夫　母と乙女の守り手のこと
　
　黄金の舌　緑の帯
　力は昇る陽　心は奔る矢
　雄に勝れ　友を重んじる

　貴婦人は座り込んで
　溜息をひとつ　林檎の木の下
　白い花が降りかかる
　私は彼に恋しているのだ

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　円卓の騎士でしたら勿論、聖杯の騎士トリオ(天才と野生児と中間管理職・お前ら一緒に旅してるくせに会話噛み合わなさそうトリオ)も大好きですが、私はガウェインが一番大好きなわけで。ガゥはめちゃめちゃいい奴です。ていうか、ごく普通の人間です。そこがいいのさ。ちなみに私はランスロットが嫌いですが(爆)ガゥがめちゃめちゃ付き合い長くてすっごく大事にしてる親友(ちなみに付き合いは24年間・あの当時じゃ異常に長い…)であるからして(しかしランス側からは友情も愛情もカケラも感じられん(爆))……それを考えればまぁ好意的に見てやらんこともないかな、という感じ？(なぜ疑問調)。ダメだ、ランスはなんか生理的にむかつく(え)。うっかり書いたらとことんまでギャグキャラかへたれかどっちかにしてしまう。かっこよくなんて出来ない。やっぱりなー。ヘマしようが人間的すぎて聖杯から嫌われようが、かなりの直情型(ある意味で単細胞)だろうが私はガゥが好きだ。…しかしなぜここまで年が若くなってしまったのか。我ながら謎だ。ウチ設定では↑の詩の時点、つまりは今書いてる結婚話の直後～１年後で、ランスとは知り合いたてだ。勿論アプローチはガゥからだ。がんばれガゥ。君には美人で賢くて、君に惚れている妖精の奥さんがついている。いや妖精だからって何もしませんけどね、ラグネル。

　にしてもガゥは調べれば調べるほどキリスト教より前の信仰持ってるひとだなぁ。やれやれ。聖杯探求失敗するのは当たり前か。そんな君が好きさ。