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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 ち…ちくしょう。あたまがいたいけど頭痛が痛いなんて言ってやるもんか!…言ってる。めっちゃ言ってる。……言いたくなるんですよ。ズツウガイタイ。頭痛が痛いと臍を噛んで悔しがるの共通性についてはいまだ答えが出ておりませぬ。いやなんか考えれば考えるほど似て非なるものな気がひしひしと。正確には「臍を噛む」の意味が「悔しがる」であるから「臍を噛んで悔しがる」だとダブルに言ってないかというのと「頭痛が痛い」の痛いダブルだよねぇ、というところを似てるんじゃないかと思ったんですけれども、しかし「臍を噛んだ」「臍を噛むことになった」だとやっぱり意味が通じにくいから「臍を噛んで悔しがる」という言い回しが出来たのだとすれば―…あれ?もうワケが分かりません。理詰めになったって言ったってしょせんこの程度。へっ。

 某Nさまの日記読んでうっかり押し出されて脳内に居座ってくださって延々と考え続けていたこと。貴族について。

 ろめでまず「貴族」と言ったら語りでまーた捏造している「貴家」が出てくるわけだけど、基本的にうちの「貴家」は政治にはあまり積極的に関わらないところが多いわけだ。なんでかって?「年上は偉い」概念で全てを片付けているからです。ヴァンヤとテレリはどうだか知ったこっちゃないですが(おい)、ノルドに関しては間違いない。あれアマン限定で考えまして、中つ国ではまた事情も違うでしょうが、特権階級というには特権はなく(そもそも階級があるやらないやら)、単に敬われてたり、王から個人的に信頼されてるかもしれないが、な微妙なところ。やー、非常事態には「家」として頼らせてもらうよ宜しく!な気分だったことは間違いないですが。ろめだとアレだ、頼るよって言う前に「どんと来い!」とばかりに湖孤児の面倒見てた赤銅家とかさ。

 しかしそうすると、これは昨日語った例の語り(また分からない言い回しをしない!)……えー、間男な仲の友人殿に最後の最後で植えつけた「フェアノール/フィンウェが成立したとしてもコトは3回だけ」説に関わってきて(なんで?)……あのフェアノール追放事件の発端の時の会議にはいったいぜんたいダレを召集してたんだフィンウェさん、というところに頭が行くわけです。いや勿論ろめ的には「貴家」は呼んださ。呼んだだろうが…いくらワンマン振りを発揮しまくってるあのフィンウェさんだって、そのうち誰かに王権譲って楽隠居しよう計画はまだ諦めてないわけで(今のところはその「誰か」が息子なわけだ)、しかも会議ってところで、そりゃ貴家は「年上は偉い」概念なわけだから意見聞きたいだろうがそれだけで留まるか…?

 挙句の果てにうちのフィンウェさんのことだ、あの将来的には民主主義的王制(なんっじゃあそりゃ)(いや将来的には多分民主制)(だけどそこまでいくのにすっごい時間かかりそうだしそこまで面倒みたくないし)を実行しようと考えてる奴のこと、……むしろ積極的に「政治やりたい!」な奴は逃すわけないと思うんだがどうだろう(何を聞いてる)。最初の頃(主にミーリエルがまだ生きてた頃)はともかく、孫たちが成人する頃にはさすがに「まだ建国期ですー」などとはほざかないだろうから、ワンマンにぐいーーーーーーっと引っ張ってくよりかはだんだんとアレコレ分散させてって、自分ひとりの負担じゃなくする&次に引き継ごうと思うけど次は私と同じこと出来ないよねしなくていいけど、観念から、政治やりたいな人はどんどん引き込んでいってたと思う。

 そこで思うんだが、ろめのフィンウェさんは基本的には「政治なんかやってられるかこんちくしょー!」なひとなわけで、しかし能力的には気持ち悪いほど向いてるわけで(爆)、責任感はもはや強迫観念的に強いわけで王さまなんぞやってるわけですが、そんなひとが今さら世襲にこだわるか、というと…いや絶対こだわらないね。ノルドールとかその後の概念・くくりでなしに、奴個人の考えで言えば間違いなく「世襲?それハズしたら痛いよ?」みたいな感じでしょう。ってことは能力ある=即採用。これですね。

 ところで民主主義って、ものすっごく大雑把に言えば、「あんなバカ王(指導者)に政治なんか任せてられるかー!」っていう民衆の欲求の発露です…よね?普通は民衆側からアプローチされておこるものですよね?…ってことは極端に言えば、完全に善政な王(指導者)持ってたらおこりにくいもの…なんですよね?じゃあクウェンディって基本的には民主主義になりようが無いじゃん。最初の王さまが完全に善政だった場合って。まあ完全な善政というものはきっとあり得ないと思いますがそこはそれ、おいといて…だってシルマリル読んでる限り、メルコールの虚言発端でフェアノールがあれこれ言わない限り間違いなく平穏でしたよノルドール。というか、アレですよ。選挙やったらぶっちぎりでフィンウェさん当選だと思うよ。フィンウェの息子たち3人で総選挙やったはずなのに蓋を開ければフィンウェさんぶっちぎり1番でしたとか…(参戦してもいないのにぶっちぎり)。んで奴のが完全な善政だった場合、何事も無ければそのまんまですよね。何せ寿命がないわけで、永遠に、ずーーっと、フィンウェさんが王さま。これ確実。ということは民主主義がやってくるわけがない。ですからここは発想を変えまして「もうこんな面倒くさい大変な仕事(=政治)なんかやってられるか、こんちくしょー!」っていう王族の欲求の発露なんかどうでしょうか…。というのが私のフィンウェさん像の根幹にあることはもうハッキリ間違いないと思います。だって王位譲るとか考え付くのはその仕事に疲れ果てたからだと思います。っていうかやめたくてやめたくて仕方なかったんだと思います。思っちゃったんでこれが基本です(何微妙に開き直ってるのさ)。

 貴族から始まって大分フィンウェさん語りにまたなってますけど、この際なのでまだ語ります。それで、間男に(略したー!?)ヒトコトでフィンウェさんを語るなら「自分を偽善者だと思ってる偽悪者」と言って納得されたんですけれども、ええ、だって偽善者って何のために偽善を働いているのかが問題なんですよ。自分にメリットがあるからだろ?善ぶってると。フィンウェさんに何かメリットがありますか?ないだろ…?ないよ。せいぜい「好かれる」というのがメリットでしょうがちょっと待った、究極的には誰かひとりに好かれてればそれでそれなりに「しあわせ」って満足する奴だぞあのひと。とことんまでこぢんまりした幸せ追求するひとだぞ!?だけど善ぶってる(つまりこの場合は「良き指導者でいる」)と、間違いなく「こぢんまり」からはダッシュで遠ざかっていきますよ。というわけでメリットなし。なのになんでやってるかっていうと、そりゃ偽善じゃなくて本質善なんだよ。本人認めてないけど。そりゃ本心的にはやめたくてやめたくてしょーがないのに断れない性格だからやってるよーなもんでしょうが。ところが何故かそれをやってる理由に関しては考えずに「やめたいやめたいって思ってるのに「全然平気ですー」みたいな顔してやってる、なんて偽善なんだろう」って結論に達してる。どうしても自分を悪いと思いたいらしい。そこらへんもうちょっと考える余地があるな…何が原因だ。

 それでそろそろ戻ってきますと、貴族という「家」というよりは、「家」というくくりで捉えていそうな(派閥…?)「政治やりたい個人とその取り巻き」がいたと思うんですよね。あ、これノルド限定ね。テレリ、っつーかファルマリはまた別の形態だろうし、ヴァンヤに至ってはハッキリいって政治してないと思う。世襲しないで「家」という概念になるかわかんないんですけど、概ね考え方が代々(代々といっても世襲でない場合もあり)引き継がれていく派閥?……つまりシルマリルで「諸侯」と訳されてる(原文がわからん)方々っていうのはそういうもんじゃないかと思うわけです。そりゃフィンウェさんが任命したんだろうが(そんなこと言ってると脳内に面接官なフィンウェさんが…っ)(就活後遺症)(後遺症って…終わってないわい)。

 面接官どのが出ていらっしゃった辺りでもう考えるのやめときます。夢に出てきたら泣く。間違いなく泣く。
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