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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 全く年忘れてる場合ではないのですが、明日が最初の忘年会です(笑)。さ~、どんな騒ぎになることやら。まずは大掃除から…。

 冷蔵庫ある?と聞かれて「ないけど冬だから外に出しときゃひえひえだよ」と答えた私。間違ってないとは思うんですけど、やっぱ、ちょっぴり、大雑把すぎでしょうか…。

 今日の百人一首。

 大江山いく野の道の遠ければまだふみも見ず天の橋立
 (行かずに、見ずに、どうして頼れるでしょう?実力よ!)

 作者・小式部内侍(こしきぶのないし)。全く訳してない歌意になっちゃった(爆)。小式部は和泉式部の娘です。和泉式部が歌人として名を馳せておりましたから、小式部も非常に良い歌詠みだったにも関わらず、「あれは母親に作ってもらってるんだ」と陰口が絶えません。ぐちぐち。15歳の時、小式部は都での歌合せに出ることになりました。母上・和泉式部はその時ちょうど丹後の国(京都の北部)におりました。すると小式部のところに藤原定頼がやってきて「小式部さんも母上が遠くにいちゃ~歌作ってもらえなくて大変だね~。手紙出した?返事来た?」とか言ってくるので、カッチーンときた小式部、その場でさっと歌を詠みました。それが今日の歌です。

 丹後までは大江山や生野を越えてはるばる行かなきゃいけなくって、そんな遠いところだからそこにある天の橋立だって見てないし、もちろん母からの手紙だって見てないです。私が歌を詠むのは実力よ!

 「行く」と「幾」、「文」と「踏み」の掛詞。ついでに地名やら日本三景やら盛り込んで、「私歌上手いのよ!」もさりげにアピール。強烈かつ洗練された嫌味です(笑)。定頼は「ひえー」と恐れ入って逃げ出しましたとさ。ちゃんちゃん。
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