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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 クラウディア・ヒーローは金と銀が混ざったような不思議な色の髪をしている。彼女の祖母――ラウ侯爵令嬢、ベアトリスもその色の髪だという。ベアトリスは侯爵令嬢として有名だったが、もうひとつ、カナンタの丘に住む変人、ストロベリフィールドの言によればこうだ。
「彼女は偉大な魔女だった」

 そしてヒーロー家は、そこら一帯の大地主である。侯爵令嬢とまでは言わないが、クラウディアは立派なお嬢様だ。同じくストロベリフィールドに言わせると、彼女のことはこうだ――
「魔法使いの弟子の彼女」

 師匠の言葉は訳がわからないのが特徴だ。ハロウィンが近づくにつれて、師匠はぶつぶつと何やら言うようになった。師匠の言葉は無視するに限る。真面目に考えて理解しようとすると、きっとたぶんおそらく、頭破裂する。
「フレドフレド。ハロウィンは東洋でいう“お盆”なんだぞー」

+++   +++
 魔法使いの弟子フレデリック・ダークナイトのハロウィン話。高校3年生受験生追い込み時期に私が某友人家に間男状態であがりこみ話していたことといえば、こんなことばかりでした。ああ、私の創作欲が真に開花したのはあの時だったよ。懐かしい。

 オリジナルの資料やらネタやらを、せめて分類くらいしようと思ったら、仕分けだけで3時間かかりました。死んだほうがいい。しかも完結してるのが少なすぎる。ほんとにもう…。大丈夫かそっちの道進めるのかおーい…(と過去の自分によびかける)。

 過去の自分に会えたら言うべきですね。「人間はね、退化するいきものなんだよ」と。

 ちなみにタイトルはその、間男状態であがりこませてもらった某友人がある日授業中にルーズリーフ一面に展開した絵のタイトルです。制服姿の女子が左手にナタ、右手に子豚を吊り下げて、今まさに……。ね。という絵でした。例によって例のごとく私が色を塗ったんですが、妙に説得力のある画面に仕上がって、…ええまあその絵を発掘してしまったのでついうっかり懐古主義(意味不明)。彼女にはほんとにもう感謝しても感謝しつくせないくらい様々なネタを頂きました。食人男と巫女の妹の恋話とか。龍の話とか。

 話が長けりゃ資料も多い。これ常識。
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