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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 ………言語学のレポート(締め切り明後日)が出ていたのを今日知りました。ぎゃふん!明日私授業発表だから!書いてる暇が…(汗)。でもそのレポートっつーのがなんか色々テーマはあるけど究極的には「言語に絡んだなンか」という大ざっぱなんだか書きやすいんだか逆に書きにくいんだがよく分からない課題になってる、ので、そんじゃあトールキン教授関連から何か書くべぇ…と思って半分やさぐれながらネット徘徊。ここでネットに行く辺りがもうやる気あるんだかないんだか(笑)。…そしたらさ、今さらかもしれないんですがビックリな事実にいきあたりまして。

 フィンゴンのゴンっていうかフィンデカーノのカーノの語源っていうかつまりkaneはシンダリンだとcaunでgonに変わるわけだけど(そんでアラゴルンのゴルンな部分でもあるんだけど(笑))そんでkanoは「指揮者」なわけじゃん。ところが、っていうか別に逆説ではないんだけど、なんとまぁ、「kan」の音に含まれる意味が「勇気」とか「豪胆」とか「敢然と立ち向かう」とかいうそうな。――フィンゴンって、二重に「勇敢さん」なんだ…(おい)。

 いや、そんなこといったらトゥアゴンだってkanoなわけだから勇敢さんではあるんだけどさ。トゥアゴンはともかく、フィンゴンの名前って何でフィンゴンなんだろうとかいう方角に頭が逸れました。大体この子の「フィン」が何から出たのか、教えてくれフィンゴルフィン。素直に本当に髪が綺麗だったから「髪」意味の「フィン」なのか、はたまた自分に、そして父にちなんだ「フィン」なのか。ちなみに父上にちなむと「髪」ではなく「お知恵さん」なニュアンスになりますよ?(笑)剛勇並びなきノロフィンウェ殿、長男に自分と同じ意味の名前つけたかったんですか?(違)(つーかフィンゴルフィンの名前に「勇敢」は入ってないから!それ添え名だから!)(でも面白いと思うんだ…。添え名まで含めて訳すと「剛勇並びなき賢明なる智慧ある方」と「ものすごく勇敢なる智慧ある方」って感じだろ…?)(つまり、フィンゴンはとにかく勇敢なんだな)(そこに落ち着くか)

 でも違うんだ。今日考えてたことはそれじゃないんだ。あんまりビックリしたからつい書いちまったよ。フィンゴンめ!好きだ!(いきなり告ってる(爆))

 ええ、おとといからず――――っと引き続いて年表と格闘してるわけですけどね…。なんかもう何で格闘してるのかわからなくなってきましたよ…。だって、当人たちがさっぱり気にしてないじゃん?「あー、まあ年月が経ったね」って感じじゃん?くそぅ、のんびり湖世代め!(……。)

 そしてやさぐれた私の脳はけっこうアレな疑問に取り付かれました。「つーか、何をもって成人とするのさ!?」

 …………そりゃ勿論、アレでしょうな。根源的には(そしておそらく湖では)子ども作れたら成人ですよね。だからその名残で成人=結婚が許される、んだと思うんですよ。そして成人年齢を決める、というかけじめとして儀式なり通過儀礼なりをするのは、アマン発の習慣だと思う。もっとざばっと言ってしまえば、ヴァラールやマイアールが教えた概念ではないかと。それまではそりゃー漠然と「おとな」か「こども」かで何となく区別(する意味もあまりないような)してたんじゃないかね、と。そりゃ成長速度的に、えーと、早くて10歳遅くて18歳?そのへんの年頃になるのに200年だか500年だかかかってたと思うんですが、それはそれとして、まぁ「おとな」になったわねーとかまだ「こども」ね、とかいう漠然と曖昧となぁなぁで…やってたはずだ。うん。湖世代は絶対そうだ。

 ということは使節だったエルダール長、あの3人が帰ってきて軽く決めてみたいくつかの事柄のひとつなのではなかろうか、成人年齢決定って。とりわけこれって、……きっとフィンウェさんが強固に主張したんだろうなぁ、と。…なんでかって?私の脳内でフィンウェさんは成人がとっても遅いからさ!(爆)………極端なことを言えば、使節に行った時にフィンウェさんはまだ「こども」でした、でもアリだと思うくらいですわ。年齢的にも頭脳的にも身体の他のことに関してもすっかり「おとな」なのにまだ「こども」…。あんまり気にする必要もない種族なんだけども、やっぱり湖世代でさ、これから子孫をどんどん増やすぞー!って頃のことだ、なかなかコンプレックスではないかと思う。…ついでに言えばエルウェあたりがめちゃめちゃ早くてからかってたかもしれんな。好きな子をいじめる小学生男子のノリで(爆)。

 「もうおとな!」と「まだこども!」の対立は多分ず~~っとあってそう簡単にはなくならないものだし、そういう意味ではけじめとしての成人概念ってのは良いものだとは思うわけで、それより何より勝手にコンプレックスがあることにしてしまったフィンウェさんが脳内で「成人年齢を決めるの!」って強固に主張してくださって消えないわけ。…で、まぁ500歳成人と帰ってきて決めたとするよ。率先して「けじめ」を守るフィンウェさんは、メルリンダレで「叱らねばならぬのは~」なーんて発言するわけね。おお、全部捏造だが繋がった!バンザイ!(笑)…うん、捏造でも後付けでも気が付いたらカンペキな伏線張ってたよ、でもこういうふうに繋がるのって気持ち良い。話書いたことある人は少なからず経験あると思うんだけど、結局世の作家というのはこういう瞬間の快感を求めて書いているんじゃないかと思ったり思わなかったり…。今度聞いてみようかな~。

 さてアマンにて、成人したらどうよ、って話ですけども。基本的に結婚したら独立しておうち持つわけ。現代日本も大体一緒かな…親と同居が悪いわけじゃありませんけど。だけどここはひとつ、成人=「おとな」=結婚できますよん、だった名残から、成人年齢になると独立しておうち持っていいよ、な方向で考えるべきでしょうな。そうすると結婚してなくてもおうち出られる。これって、すんごくノルド的だと思う。私、各氏族概念でも語ったけど、ノルドほど「身内に恵まれなかったらもうさっさと独立しちゃってください」な氏族はないと思う。というわけでノルドは(つーか大半の慣習はアマンのノルド発だよな…(笑))成人年齢になったら独立可。可なだけであってしないひともいる、と。……父上の再婚にショック受けて「独立する!」っていうフェアノールとかいるわけですよ(爆)。

 そう考えると、ノルド王家の方々は案外バラバラに館持って住んでてもおかしくないんだなぁと思った。トゥアゴンとかはごく普通に独立してると思うけどね!エレンウェとラブラブ生活たまにフィンロドが乱入…(それってどうなんだ)。

 えーと。で、そういう節目なわけだから、エルダール、自分の年齢なんか覚えてないっていっても、成人年齢まではちゃんと年齢わかってるんじゃないか、と思った。成人しちゃったら自分の年齢なんか記憶の彼方に飛んでいくんじゃないかと思いますが。あ、もちろん湖世代が自分の年を分かってるわけないですって。でもほら、成長過程で自分より年上だ年下だってのは覚えてるわけでね。だから年上年下概念だけはあるんです。まぁ自分より前に存在してたかどうかだもんな…。

 氏族によって違うでしょうがアマンはそれでいいとして。中つ国はどうなんだろうな…。やっぱりノルドが帰ってきてから成人とかアレコレをキッチリやるようになったのかなぁ…。湖を出発した時に一応成人年齢を決めていたとしたら、大体のことはしてたと思うんだけど。いくらエルウェでも。ていうかエルウェがいない間に誰かまとめてたひとがその辺はちゃんと仕切ってそうだ。んでエルウェがメリアンと手に手をとってうふうふと森から出てきたら色々あれこれ決まっててわあすごいなぁというか。

 テレリはなー、「これは良いものなんだよ!」って力説されたら「そうなのかー」って言って実践するイメージなんだよね。だからそういうふうに秩序とかしきたりとか決まってたら、まあやるか…って感じ。うん、洗脳するの簡単だったろうねノルド…(洗脳とは、また人聞きの悪い)。んで逆に超どんぶり勘定、最後があってれば良い、過程はあまり気にしないのがヴァンヤね。…ヴァンヤって、変(うぉ!?)。まあ結果論で生きてるからな(何!?)。やっぱり数字にこだわるのはノルドなんだよ。湖の第1世代が144人ですっていうのから各氏族の人数バランスを計算したのもノルドだし。数字にこだわる所で年齢にだってこだわるんだよ、うん!というわけで成人式をキッチリしてるのはノルドだ!…あれ、別にこれを力説したいわけじゃなかったんだが…(爆)。

 そこらへんまで大体自分の中で決着ついて最近もっぱら気になってるのはエルフの魔法、ってどんなんじゃね、というところ。…まぁこれは後日考えよう。

 それではレポートやら授業やらに「敢然と立ち向か」って参ります。……はぁ(溜息)(うぉいっ!?)。
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