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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 はっちゃける。

 はじけるとか騒ぐとかキャラ壊れ気味とかブっ飛んでるとか色々含んだ言葉かと思われますが、はっちゃける。

 今日ちょっと「恋の架空」読み返してですね、以前も言った気がしますが、あれ宴じゃなくって個室にふたりっきりだったらどういう会話になるのか考えてみました。アナイレとマエズロス。

「フィンゴンがそっちに行ってるんですって?」
「うんまあちょくちょく」
「邪魔だったらとっとと蹴りだしてやって頂戴」
「もうやってるよ。…弟たちが、だけど」
「まあ。我が息子ながらすっごい諦めの悪さね」
「……アナイレ」
「何?」
「あのさ、…あの――今日の髪って、君が結ったの?」
「そうよ。…………つまり前の髪はあなたが結ったわけね」
「ん、…そう、紐がさ」
「彼の髪?」
「(むっつり)」
「ずるい?」
「ちょーズルい。ああもうほんっと羨ましい」
「そう?」
「僕を差し置いてあのひとにおねだりするなんて、なんて図々しいんだあの野郎」
「そうねぇ」
「怖いもの知らずだし、一種傲慢だしアレ。…バカだし」
「そうね」
「僕のことなんか全然考えてないし!」
「そうよねぇ」
「……アナイレ。そろそろ怒ってよ」
「やーよ、フィンゴンのためなんかにあなた怒るわけ?」
「悪口言われまくったら普通怒らない?」
「怒られたいのはあたくしにじゃないでしょ」
「………。フェアノールの息子で、さ。この年で、さ。いっそ年で分けてくれれば良いけど、僕って従兄弟の長男なんだよ。残念だけど」
「……。」
「ね」
「………ごめんなさいね」
「謝ってほしいわけじゃないけどさ。…ううん、ごめん。でも僕も――疲れるよ」
「悲しい、わね」
「……コドモは何にも知らないしね」
「もう少し待てばいいのよ」
「待つ――待てる、かな」
「あの子はすぐ追いつくわよ」
「そう?」
「そう」
「そう…、かな」
「だってあの子、あの紐、彼のだから欲しがったわけじゃないもの」
「………え」
「あの色、あなたの目の色よ。気づかなかったの?」
「――…それはちょっと、畏れ多いな」
「そんなものよ」

 …………こんな感じになりますよね。正直ね。うん。

 あれがコレになるのは「はっちゃける」でよろしいのですかね。

 とりあえず友人には充分面白いよギャグしてるよと認定されたのでめげずにがんばってきます。…でも日誌の清書が進まないの…。礼状書かなきゃなのに書けてないの…。
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