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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 しゅ・ら・ばー!

 というわけでサボります。

 今日の百人一首。

 わびぬれば今はた同じ難波なるみをつくしても逢はむとぞ思ふ
 (死んだも同然のこの身なら、滅びてもいいのです。あなたに逢いたい!)

 作者・元良親王(もとよししんのう)。あの業平絡みであーだこーだあった陽成天皇の第一皇子です。そしてこの歌は源氏物語にも使われています。……親子揃って古典の名作に関わりあるよーで…(笑)。

 この歌を贈った相手は京極御息所、つまり藤原褒子。宇多天皇に物凄く寵愛されたお妃で、当然元良親王との関係は不倫です。この歌はその関係が露見してから贈ったもの。返歌の記録はございません。

 辛く、苦しく、悩んで、やりきれなくて、もう死んだような気持ちです。こうなったらたとえ身を滅ぼしたとしてもどうでもいい。あなたにただ、逢いたいと思うのです。……情熱的な愛の告白です。というか、「逢う」なんですよね…。思いを遂げたいそうです。…やる気まんまんです(爆)。そら、不倫相手は何も返せまい。さすが元良、遊び人なだけあります。
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