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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 日本の船は海外に「マル・シップ」とか言われるくらい名前の最後が「丸」で終わるんですけれども、仕事でお船の名前を連絡してもらうと当たり前ですが○○丸のオンパレード…なんでやねんと思ってちょいと魔法の箱に聞いてみる。

 結論、由来、決定的なものはなし。

 要約すると「かなり昔からの風習で、一時期政府が推奨してたこともあって船の名前=○○丸が定着してるよ!」ってことです。

 なんでそんなこと思ったかって言うと、まあ、ナルニアが遠因です。

 今3作目公開されてますでしょ、映画の。で、邦題が「アスラン王と魔法の島」……どこからツッコめばいいのかわかりませんわ。まだアスラン呼び捨ての方が違和感なかったわ…いや、いいんです、邦題がまるで違うのはよくあること。ええよくあります。

 そうじゃなくて。これ、瀬田さん訳の邦題は「朝びらき丸、東の海へ」と言います。ナルニアファンの日本人ならこの3巻の略は絶対「朝びらき丸」です。ちなみに原題はThe Voyage of the Dawn Treaderといいます。で、問題はTreaderですよ。

 これ、treadです。いろいろ意味はありますが、たぶん原題は意味だけムリヤリ取ると、「暁を求める者たちの船旅」って感じになるのでしょう。しかしthe Dawn Treaderはお船の名前です。

 船の名前で私が思いだす、というか最近「おおお!?」と思ったのは紅はこべのパーシーの船…ええ、ミュージカルのスカーレット・ピンパーネルを見てて「デイドリーム号」と言われてて「ああ、そういえばっ!?」って思ったんですけど、あれ邦訳は「真昼の夢号」でした。まあパーシーらしい良い名前です。○○号となると途端に西洋っぽいお船の名前な気がしますね。タイタニック号とかね。

 んで、朝びらき丸。the Dawn Treaderが朝びらき丸。にやにやするしかない瀬田節訳。大好き。邦訳する、しかも少年少女向けに、というのならばお船の名前は当然○○丸となるでしょう。一発で分かるもんね船だって。treadにはいろんな意味がありまして、その中に(というか第一義的に)道を進み行く、というのがございまして。船が進み行く、東へ、夜明けへ、朝に向かって行くそのイメージからの朝びらき丸。

 ここで暁捜号とかじゃなくってよかったなあ…と思ったわけでした。だって可愛いじゃない、朝びらき丸。

 原作とだーいぶ違うそうなんだけど、私はいつ愛しのリープに会いにいけるかしら…。
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