忍者ブログ
ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



[133]  [134]  [139]  [140]  [141]  [142]  [143]  [144]  [145]  [146]  [147
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 今日は話題が飛びまくりのバラバラ事件です。

 『蒼き狼 地果て海尽きるまで』を観てきましたよっと。んっと…普通、でした。普通に、まあ、面白い。つまんなくはないです。ただちょっと観客たる私が不真面目だっただけで…。ハマる気分だったらすっごい面白い、んだろ…うか(自信ない)。

 個人的にもうちょいはっきりして欲しかったっていうかそれビミョウじゃね?と思って延々考え続けてたのは、いや多分10ヶ月後なんでしょうけどね(パンフにはそう書いてあった)、妻がさらわれて取り返した時期が分かりにくい。半年手をこまねいて、その後同盟組んで助けにいって、戦勝祝いの宴の3日目に出産。……そりゃあ同盟組んで戦してるんですから、半年くらいかかったと思いますけど…。はっきり言ってるのって「半年」だけですから、3月そこらで助けられてれば疑うまでもなく自分のこどもだと思うんですけどねぇ…。

 しかしそこがまぁ「父親」の一番難しい壁なわけで。女性は自分のおなかの中に入ってるわけですから、自分の子だっていうのはハッキリしすぎるほどハッキリしてるわけです。まあ受胎告知とかいうもので身に覚えゼロなのにも関わらずおなかの中にこどもが…!というホラーな体験してる聖母さまだっているわけですが、それにしたって自分のおなかから出てくるわけですから自分のこどもなのはどうしたって疑う余地がないわけで。が、父親は、ハッキリと分かるってことはまずない。今ならあれやこれやと手段はありますが(そして現代には現代なりの悩みがあるわけで)、基本的には、妻(もしくは身に覚えのある女性)が「あなたの子よ」と言ってくるので自分の子なのかそーなのか、俺って父なのかー、という状態ですよね。んで、こどもが生まれて、「おとーさん」と呼ばれて「そうかぁ俺って父なんだーほんとに父なんだ~」と認識するわけですね。とゆーことはすべての男性は「こいつは本当に俺の子なんだろうか」という疑問は考えるにしろ考えないにしろ、抱えている。そしてそんな疑問を抱えている以上ふとしたケンカの折などに言ってしまって女性に「最っ低!」と叫ばれるわけですハイ。

 というわけで、でもないんですが、世の流れが基本的に父系なのを逆手について「侵略された国の女たちが「こどもは私たちのもの」という観念を持つ」というのが私の基本テーマの中にあります。…ええ、確かにある。あんまり戦乱時期の侵略された国の話書かないのでなかなか出てきませんけども。うん、母系は確実だよね。父系は不確実ですが、不確実であるがゆえに大アタリを見つけた時に後から引き込む、とかいう手が使える(爆)。……そんな感じでもどいつもこいつも「うちの子!」認定しててもいいと思います。ノルドール(結論そこか)。

 そんなことを思いながら観てたわけなんですけれども、うーん、一番の収穫が「2万7千人のひと」を見たってことでしょうか。そうか、草原にあそこまで人が集まった感じが「2万7千」か。また大会戦考えちゃったよ。1740人を思っちゃったよ。あー、具体的には1307人。2万7千があの人数だとすると、1307人はあんな感じで、……多いんだろうか、少ないんだろうか…。あとはこう、旗とか天幕とかね。モンゴルですから、遊牧民族ー!うぉー!とか思いながら…あと女性陣の髪型とか。で、最後に万里の長城でどうしてもこみあげる笑いが抑えきれず噴出したら母上さまに叱られました。ぐすん。だって、あそこ私登ったことあるって思ったらなんか可笑しくって…。あそこで戦闘すんのかー大変だなーとか思っちゃって…。

 それはともかく、この映画は、私主題歌目当てで参ったわけです。……あー、確かに、すんっごいフィンウェ→フェアノールを感じましたよK様!…で、ここで軽く暴走というか、歌が聴けるのはラストなわけですが、「Innocent Blue」から「蒼き狼」への曲のつなぎが、フルでなく途中繋ぎなので、どうしても一旦フィンウェさんに流れてしまった我が思考は「蒼き狼」が湖世代の、っつーか大いなる旅ソングにしか聞こえないという…。まあ、歌詞が出るわけではないので聞き取った限りでいうとなんだかね。とってもね…。

 ええ、湖世代を愛してますの。わたくし。

 ………でも第1紀アマン居残り組も好きです。

 …………いや勿論他の方々も好きですー…。

 ところで先日、私、「キアスは狩りのしるしから発展説」を某方向で披露させて頂いたのですが、……良く考えたらこれって私が登山するひとだから考えやすかったんだろうか、と思いました。だって山に行くとですね、まぁ基本的には「木に赤テープ(白とか黄色の時もある)」と「岩に赤ペンキ(黄色の時もある」と「倒木利用」で道が示されているわけです。あとケルンね。立て看板がある時はありますけど、全く読めない状況になってることも数あるわけで。標識がある時はありますけど、自然の手によりとんでもない方向を指してることも数あるわけで。踏み跡は概ねありますけど、点線道(地図に点線で記される、あんまりひとの行かない道…;)なんかは踏み跡不明瞭赤テープ微妙!がかなりあるわけで…。

 キアスっていうのは「紙にペンで書くのでなく、石や木に刻む」→「あ~なるほど、森とかで道しるべなのね」という考えがナチュラルに出てきた自分を省みるに、あの生まれる前から登山してた経験はここで出たかあっはっは…生かせればもっと良いんですけどね。

 でも正直「この先地面ゆるい、路肩注意」とか「落石注意」とか「水場あり」とか「倒木の恐れあり」とか「突然崖」とか書いてあって、分かったら、注意の仕様もありますが、なーんもない道に踏み込んで行くのは相当注意してもしきれずかなり気を遣い、疲労します。ええ。点線道での赤テープなしで不明瞭極まりない踏み跡たよりに、木と草を掻き分け掻き分け突き進んだ経験から申しますに、そんなこと毎回やってられっか!と思います。やっぱさ、中つ国で道を整備するにも、充実した狩りをするためにも、共通のしるし→後に言語(文字)はしごく真っ当な発展の仕方だと思うのですよ。それで言うとKさまに納得された「狩猟民族だから」な理由は私にも納得というか。

 正直言いますと、「狩りのしるし」発想にはろめのフィンゴンの奥方(※本人否定)が絡んできたり来なかったり…彼女の場合は「狩りの罠」の方なんですけど。狩人には違いない。

 ちなみに今日は遊牧民族をじろりんと観てきたわけですが、遊牧民族は狩猟民族と農耕民族の中間に位置するんですかねぇ…。そういやライオンは猫科肉食獣で唯一「狩猟民族でっす!」な暮らしを営んでるわけですが、人間と違って狩猟は女の仕事ですなぁ。ライオンのオスの仕事は自衛隊だよなぁ。……ん?アメリカ?(爆)ライオンのメス(日本・食わせてあげますいざと言う時守ってー)・ライオンのオス(アメリカ・食わせて貰ったりもしよう・困った時は力を貸してあげてもいいよ)………いやいやいや!もっとこうそれこそ父性とか言うもので群れを守ってくれるんだと思いますよ!(そういうにはどうも「ナワバリだから守る」感が…大事だから守るというより「俺のもんだから守る」だろ…いやライオンにそれを求めてどーする)

 でもライオンも母系だと思うな…。
この記事にコメントする
Name
Title
Color
Adress
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
忍者ブログ   [PR]
 
PR