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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 『長い春の果てに/カノン』を観て来ましたよ。花組全国ツアー公演です。まさかの初日(笑)。

 その布陣でいいのか?本当に?と思った新専科時の作品の再演だったわけですが。

 全ツサイズでちょうど良かったのかなあ…と10年を経て思いました。男役の役が4番手、娘役の役が3番手まできっちりある。まあ厳密に言えばこの作品、ヒロインはそこの主役なんですがね!主役を「恋の上で」取り合う女たちと「仕事の上で」矢印向ける男たち。ってことはピラミッド頂点はアルノーさん…!(笑)(主役に呼ばれて行く男)

 まあそれはどうでも良い。私はじめて蘭々コンビ良いじゃん!って思いました(え?)。この作品、このコンビの任にあってるわ。っていうか…もしかして素に近い?(笑)

 10年前の記憶。私、トップコンビほとんど記憶にない(爆)。いや、紫吹氏はもう昔から見てたし映美嬢はご多分に漏れずトップになるって決まってから認識したのでして…。私はフローレンスちゃん(大空…嬢(笑))にひゃあと言い、ナタリーちゃん(汐風…嬢(笑))にキャアと言い、アルノーさん(霧矢氏)にときめいていました(笑)。そして大和氏は女装男子を相手どれるタイプなんだなぁとか。

 で、問題は、今回壮氏がやっとりますクロード先生ですよ。初演の湖月氏の時も思ったんですけど、クロード先生…。カネがすべては分かったんですが、で、お前はそのカネで何をしたかったのかと。貯金か?(爆)にしては今回壮氏が(さすが挫折専科)見せてたもはや「カネ教」とか言った方が良さそうな執着ぶりったら…大好物です。髭は大・失・敗★でしたけどね。でもおうち帰って確認してみたら、湖月氏もなかなか笑える髭面でした。まあそうなるくらいなりふり構わずカルテ書いてたってことで納得すればいいのかなっと。ていうかこの話のキーパーソンなんだけど、クロード先生、あんまりにも恋愛絡まなさ過ぎて、ひとり浮いてる立場にいます。出てくるたびにどシリアスシーンやって去っていくしさ。今回、初演時よりさらにコメディ感増してたので(でも蘭寿氏にしろ蘭乃嬢にしろ、こういうタイプのコメディ似合うな…)、ぼっちクロード先生。いや、シーンが劇的に変わったとかそういうことではないんですけど。やっぱ芸風かなあ。蘭々コンビのコメディシーンでふふふと笑いましたよ。まあちょっとステファン某ベンゴシっぽかったけど(笑)。

 そうそう、蘭寿氏の見たら私の中でステファンっていう役が納得いったんですよねー。初演の時「えー…ヤな男…」ってとっても思って終了しちゃったので…。モテるんだろうけど、どうなのよ?と。まあ紫吹氏の持ち味はエロい感じで、それがもう、とりあえず、エヴァを最初に泊めるのがもうありえないだろ、と思った理由で、それがゆえにステファンってどうなのよ、と思ったとかいう…。が。それが。蘭寿氏のまじめな持ち味でやると、ちょっと今つまずき中なぼんぼんが、マジメに「女の子ひとりでそんなっ」というので泊まってけと言うのがまず納得。他もいちいち納得。蘭乃嬢がちゃんと思春期少女って感じなのもまた納得。ステファンの「女として見てない」感もまたまた納得。納得も納得といえば、ナタリーとの関係でしょうか。初演はナタリーが未練あるだろ、って感じだったので、フったと言うかフラレたと言うか…ステファンそんないい女フってどうするよ、という。んでもって今回はっ!キリっとバサっと決着つけたナタリーが、バシっとフっててくれてこれまた納得。

 納得だらけの芝居でございましたのことよ。あ、あとお母様花野嬢。フフフ。フフフフ。

 ショーは…うんまあ、隣の席のひとがアレで、私は真剣に観ましたけど、隣のひとに寝られて殺意を覚えたのは久しぶりです。………そう、そーいう態度に出るわけ?とな。フフフ。いえ、怒ってませんとも。

 そうそう、午前の部で押し戸を引いちゃったのかしら?と思った扉は、午後の部では開かなかったとか。コメディで乗り切れるシーンでよかったね。うん。
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