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ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



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 超モテ男フェルゼンな壮氏が好きでどうしようもない。しかしばらなのでアレルギー出さない程度にしか回数みない。

 『ベルサイユのばら フェルゼン編』を観てきましたよ。雪組です。大劇場です。初日です。御披露目でーす!

 と、浮かれていたわけではないんです。実のところ。その前に池田文庫行って(またかい)資料に浸って時間的にやっば!となって慌てて座席にダイブ!(爆)………いや、その前にプログラムとおとめは買いまして。チラシをあれこれもぎ取りまして。

 座席ついたら初舞台公演なので舞台の様子がばらっぽくなーい!(笑)。口上があるので当たり前ですね。梨花組長のアナウンスに珍しさを感じつつ開幕。

 しかしながら今日のお席、1階上手寄りだったんですが下手側に身長お高めの男性着席…ギャア…下手の舞台が半分欠けてますわな。いやああぁ今日は探したい子がいるのにいぃ!センターに立つ連中は良いんです。ちょこ~っと首をかすかに傾けて片目瞑れば見えますわな。しかし、しかし下手に立ってる人たちは…!

 そんな葛藤と共に開幕。

 幕間にはプチミュージアムに駆け込んで、展示品に中日衣装も混じってることにおののいてみたり仁の小道具がめっちゃ多いことにビビってみたり、ラスクをかじりながらプログラムを熟読して予習してみたり、なかなか優雅にスゴしました(笑)。

 じゃ、感想。

 あ、コレ確かに「フェルゼン編」だわ。「フェルゼンとマリー・アントワネット編」じゃないわ。だってアントワネットさまが3場面しか出てこない。

 というのが最初の衝撃。あとはまあ諸々ありますが、結局は日記タイトルに尽きるかな、と。右手に白薔薇、左手に紅薔薇。いや、フィナーレの立ち位置が下手が早霧氏で上手が愛加嬢だからさ…。俺モテモテなフェルゼンさま。そんなようなこと1幕終わりに堂々言ってますし。愛愛言ってますし。2幕では剣抜くとか抜かないとか揉めた挙げ句に抜くんかーい!しかもセリフは「見るがいい!」ってやだそれドコのつっくん!?(※月読)と客席で身悶える私。

 愛加嬢のアントワネットさまはまず出番が少なすぎるんですが、基本的には幼いままのマリーかな、と。まず可愛い。それで押せるのってもう強みだと思う。

 早霧氏。オスカル。予想通りっつーか、女子すぎず野郎すぎず、そして今回一番ハッハッハ!と思ったのはアンドレの台詞にオスカルのことを曰わく「氷のような顔を見せておいて、心はまるで火の玉だ」と…。何それぴったりすぎてこわい。ほら、早霧氏ってそれがウリじゃないですか。そのギャップのとこ。ねえ?

 未涼氏。アンドレ。もうこのひと本当に植田歌舞伎慣れてないな…!大奮闘中なのと何もかもすっ飛ばして名場面のみになってしまう今回のアンドレって役が相まって、何やら物凄く様子のおかしい死に方でしたが、アンドレとしてアリかナシかというとアリでないかと思います。いやアリだよ。たとえ橋の上でひとりハンパない包容力っつか親心っていうか最早どや顔でオスカルを見守っていてもだね、いや、それならそれで良いではないか。若干ただのまっつだけど。いいよオスカルも時々ただのちぎだし。フェルゼンも時々ただのソウカズホだから。ハッハッハ。

 そうそう、夢乃氏のジェローデルが熱血で男らしすぎでエスパーで妄想屋で愉快なひとだったんですが、これもやはりジェローデルとしてアリかナシかというとアリでないかと!

 彩凪氏は非常に頑張ってました。今回のベルナール、なかなか難しい感じが…。彩風氏はなんか音月氏がアランやってるみたいでした。ばら化粧が似てたかしら?早花嬢のロザリーは、早花嬢がどうこうというよりロザリーって役が今回ひど(むぐむぐ)……そういう意味ではしどころないけどソフィアの方が良い役かもね…しどころないって言えばランベスク公の鳳翔氏ですか。役替わり中に衛兵隊の方がイキイキできるんじゃないかしら。その時未涼氏はヒマヒマになるわけですが……いやちょっと待てその場合は奏乃氏の相変わらずのラスボス感がちょっと薄まるかしら…

 あと特筆すべきはプロローグでパペットとしてフェルゼンとアントワネットとオスカルが出てくるんですが、フェルゼン煌羽氏、アントワネット桃花嬢、オスカル真那氏なんですね。仮面つけてるけど全員わかる。でも流れる台詞は本役の声なの。なんか不思議なもの見ました。

 それから私は楽しい帆風氏ウォッチングに勤しんでたんですけどね。プロローグであっここにいるはず!とオペラ上げたら暗がりに未涼氏とか早霧氏とか夢乃氏とか普通に紛れててギャ!?って思ってみたりとか(その後ブジに見つけました。オレンジでした)、宮廷では色々あって探すの忘れてたとか。2幕頭はセンター奥という見つけやすい位置でガン見したためにいまいちどんなシーンか記憶にないとか。衛兵隊はわっかりやすく見つけたんですがバスティーユでは欠けてる下手なので放棄してさらに下級生ウォッチングに勤しんだとか。国境警備隊は台詞喋ってる時にがっつり見たのにその後の立ち回りで見失ったあたり、きっと欠けてる下手にいたんだと勝手に認識しているとか。オマージュもちゃんと見つけたけど、パレードは見逃して(爆)最終的に泡食って探した挙げ句まさかの上手花道でうわ近っ!ってなったり………楽しいウォッチングでしたとも。

 楽しくはありました。鞭振るモテ男壮氏ダイスキです。だけどまあ、ばらのフェルゼン編って、そういえば、最も盛り上がりに欠ける話だったわね…(そんなまとめかい!)

 初日の挨拶で何故か笑いを取ってしまいぴよっとしてるえりたんも好物でした。ちぎは何をツッコんでたのか、一緒になってとんちんかんしてたのか…まあ、好きだよってことです(なげやり)。
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