忍者ブログ
ろめ日々の雑記=すなわちその日どんなネタを考えていたか、と化している妄想屋の日々の戯言



[1840]  [1839]  [1838]  [1837]  [1836]  [1835]  [1834]  [1833]  [1832]  [1831]  [1829
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 『アルジェの男/ダンス・ロマネスク』を観て来ましたよ。月組公演です。

 ううむ。戦争世代/現代っ子の脚本/演出だったわけですが、やっぱり演出家(兼、脚本家なわけですが)にも芸風があるんだよなあ。そういう意味では、トップ&演出家のニンに合わない公演だったのかなって思いました。まあニンばっかやってても成長しないんでいいんですけど…。

 「そこまでしても何をしてものし上がりたい野心を持つ」というのは現代の「満たされている筈なのに何故か満たされない」感覚ではどうにも説得力に欠けるのです。それが悪いってんじゃない。たまたま芸風がそうだっただけだ。いや、話はある意味で赤と黒なわけですから、あっちのジュリアンやってた安蘭氏が芸風に合った役であったようにですね、こっちのジュリアンやってる霧矢氏って、芸風野心家じゃないんだよなーって。霧矢氏はオウジサマだよ。芸風が。ワルイヒトならよっぽど「こいつ性格悪ーっ!」って作らないと。アントニウスのように。あれ一番ワルイ霧矢さんだったと思ってる。

 この話に政治関係をもっと絡めたら『霧のミラノ』になるよなあと思いつつ。そういう意味で非常に柴田っ!な作品でございました。あ、でも『アルジェの男』の方が娘役の役は充実してる、のか?花陽嬢がなんかすごい良かったです。明日海氏とからめて大好物な感じでした。ところで霧矢氏ジュリアンはいろんな方向から告られてると思うんですが。結局ジャック@龍氏は壮大なツンデレだったっつー解釈でいいんでしょうか(爆)。新曲が余計に…。

 ショーはまあ普通…でした…。芝居食いに感想求めるんじゃないよ!でも個人的に、よくわかんないダンス(モダンダンス系ストーリーダンス)がここまで踊り狂えるトップコンビって初めて見たような気がします。あの最後の跳躍なんか、写真で見るとふたりとも空飛んでますからね。すげーや人間って。

 そういえば、私が前の組の某オペラ座元支配人の結婚について考えていたネタはまあ何て言うかジュリアン・クレールみたいなようなことです。もちっとヒネてましたけど。つまりあいつは野心家だった、けど…という感じじゃないかなあっと。そのうちまとめよ。
この記事にコメントする
Name
Title
Color
Adress
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
忍者ブログ   [PR]
 
PR